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さて、COM1967年3月号に掲載された第1部第3話の扉は
そして単行本では第3話の4〜5頁がカットされている。
それでは単行本ではどうなっているか。まず第2話の最終部分が、そのまま掲載されている。講談社全集MT201の65P
そして講談社全集の66Pだが、COM原作の第3話6Pにつながっているのだ。
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火の鳥
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今回原作との比定に使用しているのは「COM名作コミックス」虫プロ商事発行だが、1971年2月28日250円雑誌サイズだが、表紙はCOM創刊号の表紙1が再使用されている。
扉はCOM1967年6月号の火の鳥第1部第6話の扉が再使用されているが、まだタイトルのロゴのデザインが確定していない。
しかし、このバージョンより前に発行されているのだ。現物は所持していないので、COM本誌の広告を見ると
1968年10月号、ちょうど第2部未来編の連載中だが、
カラーで見ると違いがよく分かる。COM1968年第11号
先ほどの表紙とデザインが異なるので、一目でわかる。これが単行本第1号と思われる。 |
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講談社 手塚治虫全集MT201 1978年7月25日 第1刷 400円
34〜35P
36〜37P
火の鳥の単行本の底本は朝日ソノラマ版(雑誌サイズ・普及版・豪華版)、講談社版(手塚治虫全集)、角川版(豪華装丁版・文庫)の3種類がある。おいおい様々な単行本について触れてみる |
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COM創刊号(1967年1月号)
34P
COM創刊号(1967年1月号) 2P扉
3P 単行本では前号までのあらすじなので、このナレーションはカットされている
4P
このナレーションを読んでもわかるが、手塚治虫は素晴らしいストリーテラーだった。 |
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さて、本題に入るが、火の鳥 第1部 黎明編は1967年創刊1月号から11月号まで総計11回に渡って連載された。まだ、絵柄は少年漫画の流を十分汲んでいるものだ。第2話が31頁、第10話が38頁、残り9話が32頁であり、総頁357頁だ。扉はすべて1頁なので、本文は346頁になる。
まず第1話の扉は
この時にはまだ火の鳥のロゴ(題字)が確定していない。しかし、シンプルで作品のテーマを表している扉で最高の出来だと思うが…
第1話の最後の頁が編集の都合で、その後の単行本化ではカットされている。P34で、ナギの姉と漂流者のグズリとの結婚式の夜、沖合の侵略者の軍船を発見する場面だ。これが無いので迫力に欠けるが、もう原稿もないのかも知れないが…やはり単行本には復活して欲しいが、第2話の最初の場面が見開きなので、どうしても1頁空白ができてしまうので止むを得ないかな!
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