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兄弟の前に現れた女性、そして召集令状が来た馬の所有者、親同士が決めた結婚式を前に…兄の徴兵検査が不合格になったのは本人の背が低かったことが話の進展でわかった。しかし、許嫁が…
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楠 勝平
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1964年創刊第2号から連載した「仙丸」は全7話で未完となったが、66年10月号から読み切りの掲載を始め、66年に3話、67年に8話を執筆した。ガロ12月号・第40巻に掲載された「赤水」(前編)は27頁で、それまでの10話中、67年6月号の「参加」とだけ時代劇(江戸時代以前)ではない。前作の「茎」と比較しても、全体に動きのある画面が多く、よりテンポのある作品になっているのが特徴だ。この作品は単行本(4冊のみ)には一切掲載されていない。66年12月号の「おせん」、67年9、10月号の「茎(前後編)」と並んで、楠勝平の代表作ではないか。
冒頭の馬に乗った青年と後を追う少年との関係はなにかと、と問いかける作者…
場面は展開し、その少年と兄の登場、兄は検査(数え年20才で受ける徴兵検査)でいわゆる「甲種合格」しなかったのだ。「乙」「丙」と三ランクあり、不合格の場合、画兵隊なれなかったのだ。今から70年少し前の日本…
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染物師になろうと思うが心揺れる主人公、その時、池端ででった老女の一言、「池の水は魚の涙」…
そして、大好きな男とも別れ、夢を追う決意する。
全編を紹介できないのが、残念だ。およそ50年前の作品だが、まったく古さを感じさせない作品だ。
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1967年9月号(通巻37号) 「茎」前編 26頁 すべての単行本に収録
「女だてら?」に染物屋の職人になりたい女性の葛藤を見事に描く珠玉の作品、ぜひ多くの人に読んで貰いたいものだ
同じ志(こころざし)の女性も結局職より結婚の方を選択するが、弟の調理人奉公の話を絡めながら話は展開、そこに「やなせな」な若者が現われ、恋に落ちるが…
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1967年5月号(通巻33号) 「冷たい涙」 12頁
親しかった友人とその妹の死、近所の子どもの死に涙することない主人公の武士、しかし自宅に帰り号泣するが、はてその真意は?
1967年6月号(通巻34号) 「参加」 25頁
子どもに死を巡っての夫婦の関係を描く作品、長男が手術後無事退院するも交通事故死、それまで父親は禁煙し、母親は退院後毎週の「宮まいり」をして、「願掛け」していたのだが。
宮参りを怠ったこと自分を責める母親、それを無関係だという父親、その手には火のついたタバコが…
「参加」という題名の難しさを痛切に感じる!!
1967年7月号(通巻35号) 「どろ棒とこん棒」 13頁
泥棒を打ち据えられないやさしい丁稚(でっち)が店を首にされるという一見簡単な話だが…
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