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盂蘭盆は、仏教説話のウランバーナに因んで親や先祖へ供養することが習俗化したものですから、仏教行事としていまや定着しております。しかしこの信仰習俗を創り出し、維持してきたのは日本人古来の祖霊信仰の精神風土であります。
日本では古くから御先祖の「みたま」をお祀りする祖霊祭祀があります。故人の「みたま」をお祀りしたり、年祭を執り行うのは、お祀りすることによって故人・先祖のみたまが神となり、さらに昇華すると考えられているからです。
祖霊に限らず、人が死ねば「帰神」という言葉がありますように、人々の「みたま」は「かみ」として祀られてきました。仏教伝来以前から日本独自の習俗としてありました。
これはここ沖縄の祖霊信仰と全く同じです。沖縄の宗教行事がそうであるように大八州国(日本)の宗教も直接間接に祖先崇拝にほとんど関係があります。日本の信仰は「敬神崇祖」を旨とする「神ながらの道」(神道)として古来立派に存在しています。亡くなった方を「かみ・ホトケ」と崇め、大切にすることは古くから現代に到るまで日本の文化や歴史を一貫する特徴であります。それは神道の精神なのであります。
8月15日を中心に日本全土ほとんどの各家庭で仏教宗旨に則って盂蘭盆の行事が成されますが、神道の家庭でも、祖霊舎を清めて季節のものをお供えしてご先祖さまをお祀りします。
国に殉じた「みたま」たちを今や護国の大神として奉斎する沖縄県護国神社も、毎年終戦記念日みたま祭として厳粛に神事を執り行っています。
どうぞ県民皆様はじめ、御来島の皆様方も一人でも多くの方々がご参列して下さいますことをお待ち申しております。
http://blogs.yahoo.co.jp/okinawa_gokoku/15273118.html
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