沖縄の行事

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 10月半ばから11月半ばにかけて、神社には全国のご遺族方が慰霊参拝に訪れ、その後各県の慰霊塔の前で慰霊祭や追悼式が行なわれています。
 先日、なぜこの時期に集中するのか旅行会社の方に尋ねると、農閑期に入るため、この時期が一番巡拝に出やすいからとのことでした。
 巡拝といえば、ここ沖縄でも農閑期である旧暦の8月から9月にかけて、ご先祖様にゆかりのある地を廻って、祖先へ感謝する季節行事が行なわれています。それは、首里から本島南東部にかけて巡拝する「アガリウマーイ」(東方御廻り)と本島北部の今帰仁方面を巡る「今帰仁ヌブイ」(今帰仁上り)という二系統に分けられます。
 昔は、親族代表が徒歩で巡る重労働でしたが、今は貸し切りバスや自家用車で親族がそろってお参りする「巡拝ツアー」の様相が見受けられます。
 今回は長くなってしまいましたので、次回「アガリウマーイ」の話を書きたいと思います。

沖縄のお彼岸

9月23日の秋分の日を中心に、9月20日の彼岸入りから9月26日の彼岸明けの日まで、彼岸会が全国各地で行なわれています。
 このお彼岸行事は祖先を供養するための仏教行事で、本土では仏壇におはぎを供え、家族でお墓参りをする行事とされています。しかし、沖縄では墓参りはせず、お仏壇に生花、お茶、酒のほか、御三味(ウサンミ)と呼ばれる三枚肉、揚げ豆腐、昆布、かまぼこ、魚てんぷらなどをお供えしていまのす。
 本来、彼岸や年忌祭などの仏教行事には、豚肉などを供えないものなのですが、沖縄では「豚肉」は特に重要な供物とされ、なくてはならない物とされています。
 その習慣は中国の道教信仰からきたものと考えており、そこに沖縄らしい「チャンプルー」文化が垣間見られます。

[トーカチ]

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 9月18日は旧暦の八月八日にあたり、沖縄で「トーカチ」と呼ばれ、数え八十八歳をお迎えした方々を祝う米寿祭の日です。
 「トーカチ」とは、ざるなどに山盛りに盛られたお米を平らにならすために用いる「斗掻(とかき)」からそのように呼ばれるようになったそうです。
 なぜ、「お米」かといいますと、八十八歳という字を合わせると「米」の字になることから「米寿」となったとされています。
 その日は本人が上席に座り、来客者から祝辞を受け杯を酌み交わし、その返礼として供えられている斗掻をお頒ちする、お祝いの儀式が一日中行なわれます。
 しかし、昔はお祝いだけではなく、その前日に本人を仏壇の前に西枕にして寝かせ、家族で泣くしぐさを行う「模擬葬式」も行なわれていました。
 長寿を祝う前日に縁起でもない、と思われますが、一旦本人は亡くなったと神々に奉告し、再生し更なる長寿を願うという意味が含まれているそうです。
 今は行なわれなくなりましたが、沖縄では神と人との距離が近く、いつも神々は人々を見守り導いていらっしゃるのだという思いが伝わってきます。

沖縄のお盆2

前回、沖縄のお盆はウンケー(お迎え)→中日→ウークイ(お送り)と進んでいくと言うところまで、ご説明いたしましたので、今回はそれぞれの日の大まかな流れについてです。

ウンケー(お迎え)夕方
・玄関先に水を入れた洗面器を置く
・門の両側に松灯り(線香)を焚いて、祖霊をお迎えする
・ウンケージューシー、酢の物を備える(お箸はソーローメーシを使用)

中日
・朝:御粥、汁物、漬け物を供える
・昼:ソーメン
・夜:ご飯、味噌汁、煮物、漬け物
(本家、親戚などを廻り焼香する)

3日目もしくは4日目
・朝昼晩のお供えは中日と基本的には同じ
・昼後にぜんざい
ウークイ(お送り)晩遅く
・タカシー(持ち15個、御三昧の一対)を供え、家族親戚で焼香する
・ウチカビを焼く
・ミンヌクー(水の子)、一切れずつのお供え物、生花、お茶、泡盛などを、焼いたウチカビと共に外に出し、松明(線香)を焚いて祖霊を送る。

以上が一般的な沖縄のお盆期間の流れとなります。

沖縄のお盆

沖縄のお盆は本土の月おくれ盆(8月13日〜16日)とはずれて、旧暦の7月13日〜15日(地域によっては16日)がお盆の期間となります。

さて、このお盆とはもともとどういった起源があるのでしょうか。
一つは、仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」からきた言葉で、サンスクリット語の、ウラバンナ=地獄や餓鬼道に落ちて、苦しんでいる。という言葉を音訳したもので、そこからお盆は子孫が、先祖や無くなった人たちが苦しむことなく成仏できるようにと供養する行事となりました。

もう一つは、日本に古くからある信仰で、冬の寒い時期(正月)と、夏の暑い時期(盆)に、たまだな(霊棚、精霊棚ともいう)を設置し、先祖の霊を迎えて供養する「たま祭り」のときに使った容器を「ボニ」と呼んでいたことから、それがなまって「お盆」となった。

とあります。

こうしたお盆ですが、沖縄での受容は、「世祖恵荘大王実録」1462年「李朝実録」にて、盆の中日に寺院で歴代国王の名を書いた位牌をテーブルにおいて、僧侶が読経していた。とあります。

では沖縄のお盆ではどのような形で行われるのか、それは、ウンケー(お迎え)→中日→ウークイ(お送り)となりますが、それぞれの日の説明と行われる行事は後日改めて書かせていただきます。

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