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5月14日(沖縄では15日)に発売された週刊少年ジャンプに連載している「こち亀」
2012年第24号に掲載された話は“BCL”について。
タイトルもずばり「おれたち電波ハンターの巻」
松下電器産業 ナショナルクーガー2200(RF-2200) SONY スカイセンサー5900(ICF-5900)
『70年代から80年代は海外のラジオを聞くBCLが若者の間でブームになってな』
『弟も海外のラジオ局を受信しべりカードを集めていた』
『何? ベリカードって?』
『「受信確認証」だよ。受信報告書を放送局に出すと送ってくる』
『国によっていろんなベリカードがあるんだよ。魔物に取り憑かれた様に収集してたな』
ラジオライフの別冊であるBCLライフなどを読んでいると、昔BCLが一大ブームになったということが書かれていましたが、ちょうどそのことも触れられています。
『いやーっ これが欲しかった!』
『金次郎も同じのを持っていたろ!』
『ぼくのはスカイセンサー5800なんだよ!』
『すぐあとに この5900が発売されたんだ!』
『当時は戦後の新鋭メーカーSONYの「スカイセンサー」と松下電器の「クーガー」の2強対決だよ』
『両社ともラジオメーカーの威厳をかけた戦いだから』
クーガー2200 1976年34,800円 中波用ジャイロアンテナ
スカイセンサー5900 1975年27,800円 ダブルダイヤル 高級機用スプレッドダイヤル搭載
『今ではデジタル信号の受信機を使っているけど』
『えつ???? 今でもBCLやってるわけ??』
『もちろん!!』
『今は電子ベリカードなんだよ! 進化した!』
『未だに続けているとは… しつこいやつだ…』
『ところで何でこのスカイセンサーを?』
『直してくれよ! 明日までに!』
今回の話は、両津勘吉の上司である大原部長が学生時代に友人からもらったスカイセンサー5900を、
最近BCLに興味を持った孫の大介に譲るため、両津にラジオの修理を依頼したのです。
しかし、勘吉はそのラジオ修理を弟の金次郎に任せます。それは、金次郎は学生時代から“無線一筋”だから。
上の写真の受信機「YAESU FRG-7700」と「AOR AR5001D」をBCLの受信機をして使っている点から、相当コアなリスナーであることが分かります。
2009年第51号の「闇に流れる声」の巻では、両津が独自に「FM両津」という放送局を作る際に、第一級陸上無線技術士の資格を持っていた金次郎は技術面のサポート役となったのです。
それぐらい深く長くこの趣味を続けている金次郎の技術は確かなものなのです。
詳しくは単行本が発売されたら読んでみてください。
写真には小さくて読みにくいと思うのですが、一番上の左側の写真(クーガー2200)に一文があります?H3> 『一時代を築いた名品は、幾重もの時を経ても愛されます…』
デジタル全盛の現代、ラジオでさえもデジタル表示で混信除去機能など受信する上で良好な環境にあります。
しかし、それだからこそ“アナログ”な感じを楽しめる古いラジオをあえて使うのも味があっていいと思いました。
受信している内容は昔と今とでは違うにせよ、このラジオで当時、自分と同じくらいの年齢の子供たちがダイヤルを回しながら世界中からの電波を受信していたと思うとロマンを感じます。
自分も一台欲しくなってしまいました(^^)
買う前に、すべての日本語放送局へ受信報告書を出すのが先でしょうか!?
ではまた!
==追記==
作者の秋本治さんは本号の巻末にこうコメントしていました。
『今はPCで、ケータイの時代ですが、昔はラジオが若者の情報ツールでした。』
最近、ラジオやテレビでも「続きはWebで!」というのが増えた感じがします。ラジオはラジオ。テレビはテレビ。
それぞれが独立したメディアであるので、出来れば視聴者に伝えたい内容はそのメディアで伝えるべきなのではと私は思っています。情報化社会なのでそれは無理な話なのでしょうが……
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