沖縄牧会問題研究会のブログ

このページでは、研究会の公の広報、告知の他、担当者さきはらのコメント等を掲載します。

さきはら雑感

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先日、ある方から口頭でご指摘、ご質問を受けましたので、サキハラの方で確認した内容を、以下報告とさせていただきます。
 
1.2011年5月20日に行われた研究会の「総会」は、「会員のみ」にてクローズで行われました。
会員以外の方が「総会」に参加することはありませんでした。
 
2.その後に行われた「報告会」については「どなたでもオープン」としましたので、ブログ上でも報告があるように、
会員以外にも数名の方が参加をされました。その方々が「研究会会員になった」ということではありません。
 
3.研究会「会員」への入会は、特に基準を設けているわけではありませんが、相談室への声も含めて、
できる限り多くの皆様の声を反映させていきたいと願っています。
現会員ももちろん含めて、沖縄に在する教会についてご意見やご指摘のある方は、どうぞ声をお寄せください。
 
4.今後は、「教会教職でない皆様の声」も、より分かりやすく反映されるような機会をつくりたいと考えています。
 
5.現会員は2011/8/18時点で、石原、サキハラ、重元の3名のみです。
 
以上です。
このブログを読みに来てくださっているみなさん。
それぞれの立場や価値観で、このブログを読まれていることでしょう。
そして評価も、きっとまちまちなことでしょう。
その「自由さ」は、素晴らしいことだとサキハラは思います。
 
しかし一方で、無秩序に誰しもが「言いたいこと」を「言えばよい」ということであってはいけません。
「読む人の心を傷つけたり、不安を与えたり」する表現や言い回しは、極力避ける努力が必要です。
 
今般のブログ上でのコメントのやり取りについて、
やはりその「マイナスの面」が、サキハラとしてはとても気になります。
今後コメントを書いてくださる方は、どうぞ「それを読む方々」の、
「特に教会とのかかわりにおいて痛みを覚えておられる方」のことを思いつつ、
コメントの文面には努力をしてくださるようお願いします。
 
サキハラとしては、ネット上では、議論は深まらないことが多いと感じています。
しかし一方でネットでの発信は、多くの方にいっぺんに自分の考えや思いを伝えることもできます。
その「良い面」と「悪い面」を認識しつつ、
決して楽なことではありませんが、お互いがお互いに配慮し、
たとえ意見の相違があっても良きコミュニケーションがはかられていくことを切に願います。
そのような思いで、ブログを設置、管理しています。
 
皆様のご協力をよろしくお願いします。
 
 
 
 

講壇交換

今日は受難日ですね。
教会によっては、きっと様々な祈り会やプログラムがなされていることでしょう。
 
過ぎた受難週の日曜日、
希望教会と石川福音教会との間では、講壇交換が行われました。
それぞれの教会の出席者には、
普段聞く牧師のメッセージとは違った、いろいろな発見があったようです。
 
プロテスタント教会では、教団教派内での講壇交換や、
特別メッセンジャーによる特別メッセージはあったとしても、
このように神学的教派の枠を越えて、地域の教会同士礼拝メッセージを交換することは、
あまりないように思います。
一方で希望教会では、小さな教会で小回りがきくこともあって、
これまで、カトリック、聖公会、セブンスデーアドベンチスト等の教会に
教会員みんなでお邪魔させていただき、
一緒に礼拝をささげさせていただいたりもしてきました。
そしてこの6月には、与勝バプテスト教会の礼拝にも、
合流させていただく予定にもしています...。
 
使徒信条で告白するとおり、
キリスト教会はすべて、キリストのからだである「公同の教会」として一つなのだ。
という信仰を、本来私たちは持っています。
教理や価値観の違いは、「個性」でしかありません。
「福音」という世界教会共通の土台の上に、
すべてのキリスト者は立っているのです。
そしてだからこそ、個性によって、お互いの違いがどんなに見えてもなお、
より「福音の確かさ」が分かるはずだとも、サキハラは考えるのです...。
 
沖縄牧会問題研究会では、今年の年間計画に、
広く賛同する教会を募集して、宗教改革記念日当たりに、講壇交換を行いたいと考えています。
ぜひ興味がある教会はご参加いただきたいと願っています。
 

規制できない理由

普段教会にはいろいろな集会案内が届きます。
その中には、全然関係のない団体から届くことも「まれ」ではありません。
出不精な私が牧師をつとめる小さな希望教会でさえそうなのですから、
他の教会はなおさらでしょう。
ですので、案内は届いても、必ずしも協力をしなかったり、
あるいは教会員への告知さえしないケースも多々あります...。
 
前回も触れましたが、同時多発的に宣教が為されているプロテスタント教会は、
団体の設立も、集会の開催も、基準のようなものはありませんから、
誰の「許可」も必要なく、集会やイベントを行うことができます。
直接所属している団体が主催するものでしたら、
もちろん会員の一人として「注文」をつけることはできますが、
そうでないほとんどの集会の場合は「協力しない」「参加しない」という、
消極的な方法でしか、その集会に対する「個人や教会」の「意思」は、表せません...。
つまりは大々的に告知されたイベントであっても、著名な牧師が役員に名を連ねていても、
だからといって、地域のすべての教会や牧師が、そのイベントや集会を、
認めているわけではないということを、ぜひ覚えていただきたいと思います。
 
このような、ある意味「自由」がある以上、
公共の電波を利用した「宣教活動」も、「クリスチャン情報紙・誌」に掲載される広告も、
それぞれの「主催団体」の自主的なルールのみが適用されますので、
そこに名前があるからといって、手放しで信頼することはできないのです。
また一方で、相互の教会が、お互いを「100%大丈夫な教会です」と紹介できるほど、
プロテスタント諸教会の運営は、近い関係にはないとも、サキハラは考えます...。
 
やはり一人ひとりが「誰かの意見を鵜呑み」にするのではなく、
自ら「判断」をできるよう「目を肥やすこと」が、
大事なことだと思うのです...。
 
 
 
2011年2月6日付のクリスチャン新聞論説で、編集長の根田氏が「ウィキリークスの教訓」という表題で、教会の情報公開と説明責任の必要性について述べておらます。
私たちプロテスタント教会は、一つの組織として統一されたものではありません。「信仰によって」=「プロテスタント教会」を表明するだけで、教会は設立できます。通常、教団、教派の自主的な信仰信条や教会規則が、教会や牧師の番人となるわけですが、個教会主義が拡大している現代、ましてや単立教会が乱立する中では、そのことに相当の期待をすることはできません。場合によっては、たとえ問題を起こしたとしても、それが隠蔽できたり、あるいは表面化しても、それを過去へと簡単に追いやったりもできるのです...。
 
相談室へ、「牧師に問題を感じるけれど、立てられ器だからがまんするしか...」というような声があります。「召し」についての、プロテスタント諸教会の認識は様々ですが、極端な話をすると、牧師・教職者は実際上、誰でもなることができます。どんな大学を出ても、どんなに人間的に未成熟、あるいはゆがんだ人物であっても、教員免許さえあれば教員になれるように、よほどでない限り、誰でも神学校には入学できるわけですし、ましてや最近では、通信で学べるものや、あるいは私塾や師弟関係の中で、牧師職につく方もおられるのですから、個人的な「召命感」を客観的に立証するすべがない以上、「召しがあった」という言葉をそのまま鵜呑みにすることには疑問符がつきます(牧師になるプロセスの優劣を言っているのではなく、誰でも、どのような形でも、「牧師」を名乗ることができるという意味でです。)。また何よりも、牧師はプロテスタント教会の基本的な神学からいうならば、特別な存在ではありません。牧師は決して「神の代理人」ではなく、万人祭司の中の「ある者」が、他の職業と同様、「牧師職」に当たっているに過ぎません。牧師や教会への過度の信頼や盲信は危険です。そしてだからこそ、皆が協力して教会を築き上げなければならないのであり、そのためにも、情報をできるだけ公開し、正しい判断ができるようにしなければならないと、サキハラは考えます...。
 
余談になりますが、同様の理由で、メディア等でよく見かける教会名や、見た目に華やかな教会が、必ずしもプロテスタント教会の中心(あるいは認められている教会)ではないのだということも、知っていただきたいと思います。
これらを踏まえて、プロテスタント教会に所属されている方(広い意味で無教会の方々も)は、自らがプロテスタント教会の「主体」であることを、ぜひ受け止めていただき、教会の今後をよりよいものとするために、知恵と力を用いていただきたいと願います。また私たちもその一助となるために、神学研究と、また牧師の側から見える事象を、努めて公開させていただきたいと願っています。
 

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