沖縄のあまのじゃくの感想。

地元沖縄を敢えて褒めない自分でも変わっていると思う(・∀・)

オノコロさん〜フランス革命

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記事をかいたが、
質問を投げかけたところ、
真正保守さんと、
エドマンド・バーク保守主義者 さんが、
詳細に解説してくださった。

それを転載して紹介させていただきたい。
適宜、文体を整えると、補足を加えておく。
補足部分にはをつけるか、色をつけてある。


マイケル・サンデル著 'これからの「正義」の話をしよう
マイケル サンデル, Michael J. Sandel著

イメージ 1


うまやど殿

「マイケル・サンデル」は、確かに是非を交えながら議論を進めるのですが、
吟味するのが「ロック」「カント」「ベンサム」「ミル」であって、
赤裸々ではないもののその思想偏在は明白です。
また、ベストセラー「これから正義の話をしよう」の帯推薦文を書いているのが、
宮台真司というのも何をか言わんやでしょう。
この推薦文を抜粋しておきます。

彼(※サンデル)によれば米国思想は「ジェファソニズム=共同体的自己決定主義=共和主義」と「ハミルトニズム=自己決定主義=自由主義」を振幅する。
誤解されやすいが、米国リバタリアニズムは自由主義ではなく共和主義の伝統に属する。
分かりにくい理由は、共同体の空洞化ゆえに、共同体的自己決定を選ぶか否かが、自己決定に委ねざるを得なくなっているからだ。
正義は自由主義の文脈で理解されがちだが、共和主義の文脈で理解し直さねばならない。
(※後述されるように、この解説は無茶苦茶なので意味がわからなくても問題ない)


真正保守主義者 殿

私は、放送法に反する報道をしながら、平気で放送法に基づいて国民から強制集金するNHKなる似非公共放送ついては、天気予報しか見ませんし、マイケル・サンデル氏の著作も全く読んでいませんので、サンデル氏の哲学を全く知りませんが、貴殿のコメントを読んで私が予測できることを述べます。

「カント」の法哲学論を除いて、「ロック」のタブラ・ラサ(白紙)思想「ベンサム」の個別主義的功利主義(命令法主義)「ミル」の分配的正義論・放縦の似非自由論等々は、完璧なall極左スターズであり、そもそもこれらの「個別主義的功利主義(命令法主義)」哲学の内部のみで“真正の正義”などが語れるわけがありません。

真正の正義”を語るのであれば、最低限、これらの極左思想と対峙するD・ヒュームA・ファーガソンA・スミスB・マンデヴィルP・ヴィノグラドフF・C・サヴィニーF・ミーゼスA・ショーペンハウアーなどの「一般主義的功利主義(“正しい行動のルールの体系=法”を遵守する自由主義、つまり“ルール功利主義”)」の哲学も同時に語らねば、正義など「語る」の「か」程度の雑談に過ぎません。

左翼思想保守哲学の両方の概観を正しく理解できる者にとって、サンデル氏の講義からは「虚偽の正義」しか導かれません。

それは、“真正の正義”は後者の「一般主義的功利主義」にしか存在せず、「命令主義」である前者の「個別主義的功利主義」には存在しえないからです。

もし、このことに真剣に異を唱える哲学者がいるとすれば、「哲学原理(哲学が哲学たる理由・根本)が解らない」のであるから、哲学者を廃業された方がよいと言っても過言ではありません。


 次に宮台真司(→彼は沖縄県知事選において必至で伊波氏を当選させるよう活動していました)が書いたという推薦文は出鱈目にも程があります。
 
 米国は、「ジェファソニズムなるもの」であろうと「ハミルトニズムなるもの」であろうと建国以来これまで、共和主義(→正しくは共和制)です。それ以外ではあり得なかったという事実を歪曲しています。(※いずれも君主主義・君主制でないということ、君主のいない国だから当たり前)

 つまりジェファーソンは米国憲法制定時(=フランス革命時)には、駐仏米国大使として仏国にいましたので、フランス革命の影響を受けた左翼(=いわゆる米国リベラル派)であり、「ジェファソニズムなるもの」とは「米国Liberalism(左翼的自由主義)のことに過ぎません。(※米国民主党。今ならヒラリー、オバマ。昔ならフランクリン・ルーズベルト)

 逆に米国憲法を制定したハミルトンら建国の父らは、みなブラックストーンの『英国法釈義』を座右の書とした旧ウィッグ主義者つまり、「真正保守主義者(Conservatives)=真正自由主義者」でありましたから「ハミルトニズムなるもの」とは「米国の伝統的保守(自由)主義(Conservatism)」のことに過ぎません。(※米国共和党。レーガン)

 米国が、ハミルトンらの建国時の“伝統的な真正の保守主義”を取った時代は、第三代ジェファーソン大統領以後、皆無といっても過言ではなく、時代ごとに「振幅」などしていません。(※第三代にジェファーソンが大統領になって以降、徐々に左翼色が強くなっていったという事)

 以後ずっとレーガン大統領まで存在しなかったと言ってもよいでしょう。

 ゆえに、「ハミルトニズム」を米国の「伝統的な真正の保守主義」と訳すなら、「振幅」なる表現は全くの虚偽・虚構と言えます。



 また、ハイエクの言う、全体主義対峙する概念としての“個人主義”の意味からすれば、リバタリアニズム「個人主義的な自由」なる表現は表現上、ハイエク「個人的自由」に似ています。
 
 しかしながら、ハイエク“個人的自由”“法”“法の支配”を絶対遵守し、“法”への批判は、“伝統的ルールに基づく内在的批判による改善しかしてはならない”とするのが絶対的前提です。この意味において、リバタリアニズム「個人主義的な自由」は、“真正の自由”とは全く無縁の概念です。

 「リバタリアニズム」「個人主義的な自由」とは単なる「利己主義」の意味に過ぎません。


 最後に、「分かりにくい理由は、共同体の空洞化ゆえに、共同体的自己決定を選ぶか否かが、自己決定に委ねざるを得なくなっているからだ」について。

 「共同体的自己決定」とは、「一般主義的功利主義」“伝統的な法の支配を遵守した決定”の書き換えに過ぎません。「共同体の空洞化」とは「法の支配を無視した無制限の主権者の権力による命令主義の横行によって“法”が破壊されている」ことの書き換えにすぎません。

 また、「自己決定に委ねざるを得なくなっているからだ」とは「法の支配を無視した無制限の権力者による命令主義的決定が当然視されているからだ」という意味になります。


 要するに、“法の支配”、“立憲主義”、“一般主義的功利主義”“真正保守(自由)主義”を取るのか、「命令法主義」、「個別主義的功利主義」「法の支配を無視した人定法主義」「社会主義・共産主義」を取るのか?

 そして、その答えは、「(似非)正義は、カモフラージュした極左思想である後者に存在するのである」、と導くのが、サンデル氏の講義の本質ではないでしょうか。

 私も、機会があれば氏の著書を読んでみますが、上記に述べたバーク保守主義者としての私の眼から見た分析については大きくは的を外していないと思いますが。


 最後に、率直に申しますが、
 
 NHKは、本当に金銭を支払ってまで見る公共放送局と言えるのでしょうか?

 また、宮台真司とは、本当に学者(大学教授)なのでしょうか?

 少なくとも上記の推薦文は、「哲学を知らない」、「政治を知らない」、「米国を知らない」、「世界史を知らない」「ド素人」の解説でしょう。

 このレベルが、日本国の首都大学東京の大学教授のレベルですか?・・・ ・・・ ・・・。

 日本国の大学も重傷ですね。情けない・・・。

 以上長くなりましたが終了です。
 真正保守主義者殿、大変申し訳ありませんでした。



バーク保守主義者殿

正直なところ、貴殿による論駁を期待してコメント欄に記載したのですが(特に宮台の推薦文は)、反応して頂き有難う御座います。
貴殿の解説で全く異論は御座いません。

「極左思想」というのは、既に「弾切れ」ですから、こういった焼き直しやミックス、或いは再燃が今後も続いていくのでしょう。
仮面の付け方が狡猾になっているふしが在り(今回は自由主義)、また「迂回路」を使ってくるケース(今回は正義論)も増えている為、その点は留意しなければなりません。

「極左の衣装直し」に過ぎないこのサンデルの著書は、ベストセラーとなっており、既に影響が無視出来ません。
特に知識層に読まれている事は明らかですから、非常に危惧しております。
また「真正保守哲学の書」が、事実上「焚書状態」である我が国において、こういった「一大プロモーション」を打たれると、「正統思想の受けるダメージ」は非常に大きいでしょう。



ブログ主(オノコロ)による追加解説

マイケル・サンデルによる主張は、もうちょっと巧妙になっているのでは?
典型的双頭戦略で、
「リバタリアニズム」がはじめから極左JSミルの自由がベースになっている。
ここからすれば、対立する
「コミュニタリズム」は正統保守主義・正統自由主義にならなければならない。
しかし、「コミュニタリズム」の中身は「ハミルトニズム」の逆になっている。
つまり極左。
結局、「リバタリアニズム」も「コミュニタリズム」も、
極左同士の競い合いになっていて、
読者がどっちになびいても、極左に落ち込むようにしくまれている。

そもそも、

リバタリアニズム=レッセ・フェールの粗暴自由主義
↑↓
コミュニタリズム=ジェファーソニズム=社会主義・人民民主主義

という組み合わせが、

リバタリアニズム=レッセ・フェールの粗暴自由主義
↑↓
ハミルトニズム=真正保守・真正自由主義(法の支配の下のデモクラシー・商道徳)

という対立としても、おかしい組み合わせ、

コミュニタリズム=ジェファーソニズム=社会主義・人民民主主義
↑↓
ハミルトニズム=真正保守・真正自由主義(法の支配の下のデモクラシー・商道徳

という対立としても、おかしい組み合わせで、

コミュニタリズムか、リバタリアニズムか、とつきつけて、
どっちにころんでも、極左になるようにしくまれている。




日本は日本らしく!

我々は我々らしく!



転載元転載元: オノコロ こころ定めて

閉じる コメント(9)

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良く読んでないと解んないですが、サンダルは掃き捨てるものと覚えて置けば忘れないですね。
巧妙なのはいつもの手段ですね。

2011/1/8(土) 午後 0:54 [ ガトー ]

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この前、東大で講義した奴をTvで流した奴かな。
戦争責任の話をし始めたから偽物だと思って10分も見なかったです。NHKでやってたのかな。なんか気になると思ってたら今思い出しました。

2011/1/8(土) 午後 1:04 [ ガトー ]

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リバタリアニズムがオバタリアンに見えて仕方が無い・・
もう目がチカチカして最後まで読みきりませんでした。
すみません・・言いたい事はなんとなく判りました。

2011/1/8(土) 午後 4:55 bal bal

ガトーさん、転載ありがとう

>戦争責任の話をし始めたから偽物だと思って

そうそう、あれで気付いた人も多かったと思います。

2011/1/8(土) 午後 8:14 うまやど

リバタリアニズム = オバタリアニズム = エゴエゴ

は当たってますね!balbalさん。

コミュニタリズム = 共同体主義。
共同体を大切にするって、いいじゃん。
って思うと
共同体=社会

コミュニタリアニズム=社会主義

なんだ社会主義かって・・・。
(>_<)困ります

2011/1/8(土) 午後 8:17 うまやど

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ガトーさん
こんばんは あのNHKが再放送するくらいですから必ず良い者ではないと思います^^

講義自体は面白く展開しますが・・胡散臭いです。

2011/1/8(土) 午後 9:40 あまのじゃく

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balbalさん
同じですよ^^ 自分もそうみえました^^

哲学とかは難しいから解説本で一応読んでいます^^

2011/1/8(土) 午後 9:42 あまのじゃく

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あまのじゃくさま、オノコロさま 失礼しました^^
私の頭はもうすっかりさびついて 勉強モードにはついていけません
そのうえ、ドライアイなのか目を開けているのがつらいというか
同じ行を何度も読んじゃったり・・ヤバイですww
このままでは、痴呆症まっしぐらです・・
オバタリアニズムに毒されないように頑張りますッ!!

2011/1/9(日) 午前 0:11 bal bal

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balbalさん
自分もですよ^^

若い頃から何度も読み返しオマケに記憶が断片的です^^

2011/1/9(日) 午前 1:28 あまのじゃく


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