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「ベトナムの人は、アメリカがベトナムの国土を破壊し、多くの命を奪ったことに憎しみを感じっているますね。」とガイドに質問すると、「いや、ベトナム人の多くは、一番好きな国はアメリカで、次にフランス、3番目は日本です。嫌いなのは、中国、そしてベトナム政府です。」と答えた。これは、日本人を喜ばすためのガイドの日本人向きの心にも思わない回答ではないかと思った。しかし、数人のガイドもほぼ同じ様な回答であった。
ベトナムはバイクがとても多く、自動車は少なかった。その原因は自動車を購入するには購入金額の3、4倍の税金がかかるからとの話であった。多くのバイクは、ベトナムで生産されている日本製が多く、日本製が人気で圧倒的にシェアをしめ、中国製などは安いがすぐに壊れるとのことだ。ガイドのバイクも23年間乗っているが壊れていないと言う。日本製のバイクは3,4十万円して、ベトナム人にはとても高価なものである。多くの若者が日本製のバイクを乗っていることに誇りを感じ自分のステータス(社会的地位)を見せびらかしているように感じた。これは、日本の素晴らしさをベトナム人が路上で宣伝しているように思われた。
ハノイには、最近、イオンモールができ、そこをバスから見ることができた。ガイドは、日本の100円ショップもあるが、税金がかかりベトナムでは200円以上すると話した。
品物は高いが商品がいいので流行っているとのことだ。
日本が戦後、アメリカにあこがれたように、ベトナムも先進資本主義国にあこがれを持っていることを感じた。
ベトナム戦争後アメリカとはベトナム戦争終了から20年後に国交を回復したが、
「アメリカは敗戦したのではなく勝てなかった」という理由で賠償金など払っていない。破壊、殺戮に損害賠償を支払うのが当然と思うが、ベトナムも要求していないように思う。
ベトナム戦争でベトナム人が学んだことは、「アメリカは豊かで見習う国である」と思われる。「賠償を請求して嫌われたくない。アメリカと経済交流をしたい。」という思いが強いのだろう。
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