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七輪日記
七輪生活だったサーファーオヤジがなぜかバンコク暮らしを経てプーケット暮らしを始めました

書庫昔日記(韓国)

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一息ソウル(下)…

 ジーウンと地下鉄で分かれた後、鐘路地区に戻り、その足で3街の交差点近くにある屋台に寄った。ソウルに来る度に訪れるその屋台ではおばちゃんが一人で切り盛りしている。その晩もおばちゃんは元気だった。今回は約2カ月ぶりと間が短かったイメージ 1ので屋台を覆っているビニールシートをくぐると、おばちゃんはすぐに分かってくれてニコニコと招き入れてくれた。
 
 既にお腹いっぱいだったので今回はビール1本だけを頼んで、付け出しもコチュジャンにつけて食べる生のキュウリとニンジンだけにしてもらった。客は僕以外にほぼ出来上がったOL3人組だけで暇だったため、おばちゃんはテレビのドラマ見入っていた。なんともほのぼのとした時間。ビールを飲み干しておばちゃんに別れを告げた。お互い言葉は通じないからタイに1年留学することは伝えられなかったが、「しばらく来れないけど元気でね」という僕の日本語におばちゃんはめいっぱいの笑顔と一生懸命の握手で返してくれた。
 
 翌日は午前中に東大門に食事に出かけた。これまたいつもの魚定食が目的だった。その前に靴を山積みにしたおっちゃんのお店を通りかかった。いま履いている靴はもう5年もののボロボロ靴で、かかとの部分は内側のイメージ 2プラスチックがむき出しになっていたからいい加減買い換えたかった。そこで手ごろなスニーカーを見つけて値段を聞くと13000ウォン(約1300円)というから買うことにした。ダメモトでおっちゃんに「負からない?」と聞くと、快く1000ウォンも負けてくれた。ありがたい。さらに僕のおんぼろ靴を見て、「捨てておこうか」と言ってくれる。ありがたい。助かった。
 
 そこからは新品の靴で颯爽と定食屋を目指した。その日は日曜日で周辺の問屋街が休みだったのでもうお昼近かったが客は少なかった。焼きサバがめちゃくちゃうまそうだった。外で焼いているおばちゃんに促されて店内の席に着くと4皿のキムチとご飯、味噌汁が並び、そこにでっかいサバが登場した。七輪時代を思い出しながらいただく。うまいわぁ〜。目の前のオヤジ2人組はこんな時間から韓国焼酎の眞露を酌み交わしている。そちらもうまそうだ。いやいや、僕はイメージ 3今から長距離移動なのでぐっと我慢をして席に置いてある温かいトウモロコシ茶を飲んだ。なんのなんのこれもかなりうまいのだ。
 
 さて、これでしばらくは韓国にも来ることができなくなる。おいしくて、楽しくて、やさしい韓国にしばしのお別れ。それではまた。次回までアンニョンヒケーセヨ〜。

一息ソウル(上)…

イメージ 1 本格的なタイ渡航を前に、今回も性懲りもなくというか、中毒というか、またもや2泊3日のソウル滞在となった。ただ今回の滞在はちょっとだけスペシャルで、2月にバリで知り合ったジーウン(智恩)との夕食プランがセットされていた。
 
 鐘路5街のホテルに着くと、そこはラブホテルを改造したような妖艶な雰囲気のある部屋だった。まぁ、安いのだし、それ以外に問題はなく、むしろ1階フロント横には無料イメージ 2のネットもあって居心地は良かった。次からはここを定宿にしてもよさそうだ。
イメージ 3
 
 ジーウンとはホテル近くの地下鉄駅出口で待ち合わせで、行ってみると彼女は、バリでの頼りなさはどこへやら、颯爽と歩くソウルのお嬢さんになっていた。さすがホームである。その晩は豚の血を腸詰にしたスンデの専門店に。ビールにマッコリに焼酎を2人でガバガバ飲みながら結局、7時半から11時過ぎまで4時間以上もあれやらこれやらおしゃべりを楽しんだ。しかし、飲みすぎだ。フラフラになってベッドに倒れこんだ。
 
イメージ 4 翌日は2人で映画に行った。韓国語がわからない僕のために彼女が予約してくれたのはアメリカ映画の「タイタン」。神を冒涜した人間を、悪の神が滅ぼそうとしたところ、神と人間の間に生まれた男が助ける、というなんとも脳天気なアメリカらしい映画。だから英語についていけなくても全体は把握できた。
 
 それにしてもどこの映画館も立派なものだ。実は日本ではこの5年ほど映画館に行っていない。最近ではバンコクのパラゴンと今回のソウルだけだが、その施設の素晴らしいこと。きれいなビルの中に画面でチェックインするシステムがあって、ふかふかのじゅうたんにでっかい椅子。一人分の空間も余裕があった。それでお値段9000ウォン(約900円)だから日本人感覚ではお値打ちだろう。                             
 
 その日の食事はその映画館があったヨンジイメージ 5ュンプ(永登浦)地区のチムタック専門店。こちらは鶏肉と野菜、コンニャクのような麺を醤油ベースのソースで甘辛く煮込んだ料理で、かなりご飯が進んだ。もちろんビールも。だが、昨日飲みすぎていたため、その晩はほどほどに。
 
 その2日間のジーウンとの「デート」。本当にお世話になった。おいしい食事に韓国での映画体験におしゃべり。外国で知り合いと食事ができるのは面白くて楽しいものだ。
 
 タイに行ってしまうとしばらく韓国には来ることができないが、再会を約束して地下鉄ホームでお別れした。
 
 本当にカンサハムニダである。
 (上)を書いたのはいつのことだったか?と思うくらいに不定期な連載になってしまった「味なソウル」。書いている本人がこの状態だから、多分、読んでくれている人がいても前回の内容はもう忘れられていることだろう。まぁ、そんな細かいことは抜きにようやく(下)を書いてみることにした。
 
イメージ 1 前回の旅行でソウルにいたのは1月29−31日まで。その2晩とも普通の食堂で食事をした後は屋台に行った。場所は鐘路3街。このあたりはかなり地元色が強く、屋台も普通のサラリーマンが使っている。そんな屋台がどっさりと出ているのだが、その中で今回は昨年6月に行った屋台を目指すことにした。
 
 それで以前あった辺りに行いったのだが、まったく屋台が出ていない。「きょうは休みかな」とあきらめつつ別の屋台を探そうと路地に入ったところ、そこにあった数件の屋台の中に見覚えのあるおばちゃんが。前回撮っていたおばちゃんの写真を持っていたのでそれをおばちゃんに見せて本人と確認できた。
 
 おばちゃんも僕のことなど忘れていたようだが、写真を見せると思い出してくれたようでニコニコと屋台の中に招き入れてくれた。極寒のソウルの夜である。イメージ 2外は氷点下になっているのだが、透明ビニールシートで囲まれた屋台の中は結構温かい。ストーブに当たりながら眞露を飲み、付き出しのおでんとキムチ、注文したエビの塩焼きをいただいた。
 
 いやぁ、ホッカリする。こういうのがなんだか「アジアっていいなぁ」と思わせてくれる。とそこにおばちゃんが目玉焼きを出してくれた。前回もそうだったが「サービス」というのだ。さらにおばちゃんに惚れ込んでしまう。
 
 来月2日には日本を出発してタイ留学へ向かうのだが、今回も途中でソウルに2泊する予定だ。2晩ともこのおばちゃんの屋台に行っちゃうだろうなぁ〜。新たな「味なソウル」が楽しみだ。
イメージ 1 イメージ 2 イメージ 3 イメージ 4

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 ・・・だった。1カ月以上も前の2010年1月29日から31日までの2泊3日、韓国のソウルに滞在した。タイへ向かう途中のちょっとした寄り道だが、しかし、食事の方はその「ちょっとの寄り道」どころではなく堪能させてもらった。

 まずはチジミと水餃子。この時のチジミは確か別の名前だったはずだが、ハングルの発音なのでよく覚えていない。後で調べてみたところ「プチムゲ」ではなかっただろうか。しかし、さらに調べるとチジミはプチムゲの方言で、プチムゲの方が標準語らしいので、結局は同じものということのようだ。

 具はネギとイカ(だったか?もう記憶の彼方だなぁ〜)。味はなるほどチジミそのまま。キムチと一緒に食べるとビールにピッタリ。2人前で6000ウォンほどだったか。

 水餃子は中華出身。ソウル市内ではいろんな場所に水餃子の店が出ているので、韓国の人にはずいぶん水餃子ファンがいるのだろう。それだけに競争は激しく味にうるさい人も多いのだろうから、店側も売り物にするにはかなりの技術と自身が必要かもしれない。

 で、この店は、仁寺洞のずいぶんと奥まったところにひっそりとあった割には、どんどんと客が入ってくる店だった。それもいわゆる観光客ではなく地元のサラリーマンや家族連ればかり。そんな環境もこちらとしては嬉しく、味わいも倍増したのか、とにかく水餃子は旨かった。熱々のスープから皿に取り出して、それを三杯酢でいただくのだ。

 ふっくらホクホクして、中身はジューシー。たまらない。1人前が2つだが、その1個がほとんど肉まんサイズなので、2つで十分だろう。この2品とビールだけで満足感あふれる満腹感を味わえたのはかなり経済的だった。もう一度行きたい店になった。

 別の日のもう一品はタッカルビ。これも仁寺洞の店。「タッ」は鶏肉のことで、そのカルビ肉(肋骨周辺の肉)をコチュジャンベースの甘辛タレで炒めた料理。その他にポテトなどの野菜類も入っていて、ピリ辛感がまたビールや甘い系の韓国焼酎「眞露」にも合う。止められない止まらない、である。

 寒いソウルで汗をダラダラ流しながら食べたのがスンドゥブチゲだった。熱々の石鍋の中で柔らかい豆腐がグツグツと煮立っていた。温度の熱さもさることながら味の辛さから来る熱さで、頭のてっぺんから汗が滴り落ちてくる。辛いのでご飯も進む。そしてオンドルの温かい床が追い討ちをかけるのだ。心地いいような、激辛地獄のような妙なバランスがまたたまらない一品だった。

 最後に前回も食べた東大門市場の中の焼き魚定食。おばちゃんたちが店先でモウモウと煙を上げながら魚を焼いていて「いらっしゃい、いらっしゃい」と呼びかけてくる。二日酔いの頭を抱えながらもうお昼が近い頃に食べるこの焼き魚定食は、その味噌汁が体に染み渡る快感も手伝って旨い。思わず「ト・ジュセヨ」とご飯をおかわりしてしまった。

 ソウルに行くとこんな風にして食べ過ぎてしまうのです。

イメージ 1 イメージ 2

イメージ 2

 ふらふらとソウルの明洞から鐘路経由で東大門市場まで歩いていた。きょうは日曜日。しかも、バンコクからの飛行機は午前6時にインチョン空港に着いて今は午前8時半。人通りはない。まさに都市の日曜日の朝という感じの中その大通りをふらふら歩く。

 寝不足なのだけど、でもなんか楽しい。ちょっとナチュラルハイかなぁ。途中でただ単にコーヒーが飲みたくなって鐘路のマクドナルドに寄った。コーヒーは普通。3階のトイレを借りる。やっぱ物足りない。

 そこからまた歩く。別にあてはない。ただ16時発の飛行機まで10時間の待ち合わせを空港では過ごしたくなかったからソウル市内まで出てきただけのこと。ついに東大門市場まで来た。周囲の店という店はお休みだ。そう日曜日だから。でも逆にホッとする。日曜日は休まなくっちゃ。

 その寂しい小道を歩いていると、向こうからいい匂いがしてきた。魚だ。何度もここに来たことがある。名付けて「焼き魚通り」。東大門市場の一角に、そこだけ異常に焼き魚の定食をやっている食堂が集まっているのだ。

 「あてがない」というのは前言撤回である。実はここを目指してきたのだ。10年ほど前にここを通った時は、なんとなく通り過ぎてしまった。でもそれからまた数年後にここに来るまで、どうしてもここで食べたいという思いが募っていた。だって、焼き魚おいしそうなんです。

 で、数年前にようやく思いを果たして、このエリアの中の1軒で焼き魚定食を食べた。かなり旨かった。でもそれで思いが達せられたのか、といえば、逆だった。その後も、「またあそこで食べたい」という思いがどんどん強くなっていたわけで。

 欲求不満が募る。別に何の変哲もないただの焼き魚定食。自分の選んだ焼き魚にご飯、味噌汁、キムチ4品が付いているだけ。それが5000ウォン(魚の種類で違います)。しかし、そのシンプルさがたまらない。いくらでもご飯がいけちゃうのです。もちろんご飯とキムチと味噌汁はおかわり無制限。オモニがどんどんついでくれます。

 既に午前10時近く。こっちの空腹感に焼き魚の匂いが追い討ちをかけ、最後に焼いているオモニが「どうぞ、食べていかないね」(韓国語なので、多分、こう言ったのだろう、という推測)と止めを刺した。

 当然のように僕の足は立ち止まり、オモニに「これ、いくら?」と聞いてしまう。「サンマ、それなら5000ウォン」。でも、値段の問題ではない。ただ韓国語はそれしか知らないから聞いてしまっただけのこと。値段を完全に聞いてしまう前に、体は半分店の中に入っていた。

 テーブルが3つしかない小さな食堂。入ると別のオモニがご飯と味噌汁を入れた金属の器を出してくれ、さらにダイコンやシソの葉、モヤシなどの自家製キムチを並べてくれた。それからしばらくしてやってきたのが注文したサンマ。だが、これが1匹ではなく、まるまる2匹。一瞬、「開き?」かとも見えたが、実は完全な2匹の焼きサンマが横たわっていた。

 さぁ、食べる。わさび醤油にサンマの身をつけて、ご飯に乗っけて食べる。もう文句のつけようがない。もし文句があっても、まぁ、韓国語知らないので言えないんだけど、ぐうの音もでないくらい旨い。バクバク、ガツガツ・・・。無言でがっつく。ふわぁ〜〜〜、旨い。

 キムチの皿が空くとオモニがさっさと継ぎ足してくれる。ご飯も大盛りでおかわりがくる。隣で食ってるオッサンは味噌汁とご飯をおかわりして、ついにネコマンマをしてしまった。そしてがっついている。テレビでは朝のワイドショーをやっている。全部韓国語なのに、なんだか分かってしまうような気になってくる。やっぱ、寝不足か?

 腹が満たされる。いや、それを過ぎるくらいの満たされようだ。最後に再利用したペットボトルに入っている店のトウモロコシ茶をグビグビ。ぷは〜〜、うまい!満足さは完璧になった。「めっちゃめちゃ旨かったです」とオモニに礼を述べて店を出た。さっきまで何年間も続いていた欲求不満がすっかり消えている。すっげぇ〜〜なぁ、オモニ。いつもの僕の仏頂面が笑顔になったような気がした。

 でも、今、書きながら既にもう食べたくて仕方なくなってますけど・・・。

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