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…最終回の3回目は「B級グルメ」に照準を合わせてみた。
と言っても、B級と僕が言うのは失礼かもしれない。なんせ僕は「何でもおいしい」と言うลิ้นจระเข้(リン・ジュラケー)としてタイの友人からも「グルメじゃない」と言われている男である。ลิ้นจระเข้と言うのは直訳は「ワニの舌」という意味で、味に関係なくなんでも食ってしまう「味音痴」の意味になる。
そう「味音痴」で結構だ。味音痴ながらに旨いのだから「食の範囲」が広がっていい。しかもそのベクトルは安い方に向かうから、「味音痴」でなければ口にできないものに出会う機会も多いのだ。そこには“タイや屋”が「星」をペタペタつけた下作な高級レストランなんかでは決して味わえない「本物の味」がある、と勝手に思っている。
そういう意味では「B級」なんかじゃ決してない。超A級である。
ピリ辛と炒め物の甘辛さが混ざると、そこら辺の料理人には創り出せない味に変わり、そのまま胃袋に落ちて行く。そこにビンタンビールを流し込めば、それはもうパラダイス!
次に浜辺にあるのはBAKSOAYAM(バクソーアヤム=鶏バクソー)という汁そば。これはタイのก๋วยเตี๋ยว(クィッティヤオ)と同じ白い半透明の米麺。タイ同様に魚のつみれ(ลูกชิ้น=ルークチン)や揚げ豆腐などをトッピン
だが地元人エリアに行くとつみれだけの簡易なBAKSOもあって、こちらは小さめのどんぶりで1杯5000
地元民街を歩いているとよくいい匂いが煙とともに漂ってくる。SATEAYAM(サテアヤム=鶏の串焼き)だ。立ち寄った店では炭火で焼いていたのだが、チロチロとではなく横から扇風機の風を当てながら豪快に焼いていた。味は甘辛
この店の主人は人懐っこい小太りの男で、名前を社会党の元党首よろしく「ドイサン」と言った。ライスを3000ルピアのところを外国人価格の5000ルピアで僕に売りやがったので、「チッ!」と思ったのだが、どことなく高校の同級生に似ているその表情や体型、仕草、性格が憎めなかった。SATEAYAMは10本10000ルピア(約100円)。
食堂などでたまに見かけるのがTEMPE(テンペ)。これは
ちょっと異色なものとしては、毎朝おばさんがビーチに売り
しかし、マッちゃんがどうしても「飲んでみろ」というので、彼のお裾分けで2口ほど飲んでみた。味が…、うぅ?ない?いや、分からない…。妙な味だ。苦いわけでも辛いわけでもない。甘くもないし…。という感じで、よくわからない味だった。それより腹を壊しそうなのが心配で、味どころではなかったのかもしれないが…。
なんとか腹は壊さなかったが、かといってマッちゃんたちが言うように「元気」にもならなかった。マッちゃんはさらに「この液体と一緒にこっちの粉末も飲むと夜に元気になる」とニヤニヤしながら筋肉質の男性の絵の袋と女性がのけぞっている絵の袋を見せてくれた。女性の絵の方には「COBRA X」の文字!そりゃぁ元気になりそうだが、結局、最後まで飲む機会に「恵まれなか
最後に、バリで一番おいしくなかった食事を紹介しよう。それはホテルの朝食。焼いたパン2枚と卵、そして3切れのフルーツサラダ。コーヒー、紅茶、ジュースは飲み放題だが、ジュースはおいしくなかったし、なんと言っても量が少ない。朝食込みの安ホテルだけあって、こんなものかもしれないが、卵を焼くか茹でるかの違い以外はバリエーションのない状態が23日間続くと、さすがにげんなりした。
次はもっと安宿に泊って食堂で朝食を食べるか、アパートを借りて自分で作ったほうがよさそうだ。ホテルの朝食は完全無欠のC級グルメ?だった。まぁ、でも食べられるのは幸せなことだから、贅沢を言ってはいけないですねぇ〜。
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