ここから本文です
七輪日記
七輪生活だったサーファーオヤジがなぜかバンコク暮らしを経てプーケット暮らしを始めました

書庫ささやか主張

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

いまさら…

 …どうでもいいことだが…。
 
 日本は本当に沈没してしまうのではないのかなぁ…、なんて考えてしまう。
 
 連続で首相の椅子をほっぽリ投げる総裁を輩出した自民に変わって60年ぶりに本格的な政権交代を果たした民主だったが、蓋を開ければ、結局、誰も何もできずに終わりそうだ。
 
 事業仕分けも、予算再編も、特殊法人廃止をはじめとした行政改革も…。まったく無意味な「高速の無料化」はなんだかそろそろ終わりそうなので良かったが、それにしてもよくここまで何もせずに終われるものだ、と感心してしまう。
 
 そんな民主党の「無策」の中にあって、最も「有罪」と言えるのは「公務員改革をやらなかったこと」だろう。給与の2割削減をはじめとした公務員改革は民主の掲げたマニフェストの大きな柱だったはずだ。それがまったくの手付かずに終わる。
 
 公務員改革は今更ながらに必要度を増している。阿呆な高級官僚たちの懐を肥やすためだけに作られる法律や規制、そして特殊法人。そこに湯水のごとく税金が注ぎ込まれる。その挙句にできあがったのは「原発の安全神話」であり、「電気供給の安定神話」であり、「日本自体の安全神話」だった。でもそんなものは一瞬の地震ですべて吹き飛んでしまった。
 
 だが、今もってそのおかしさを誰も追及しない。政治家はもちろん、監視役であるはずのマスコミがそれを追及しない。しないどころか、やってることは「政治家たたき」ばかりだ。「マスコミ改革」を恐れた大マスコミ様たちは「官僚の使いっ走り」しかできない状態なのだ。
 
 そしてこれまでも電気の安全、安定供給の名の元に、「原発の安全神話」を結果として啓発してきた。電力会社の独占営業への「疑問」などこれまで取り上げたマスコミはなかったはずだ。原発を間接的に、いやある意味では直接的に推進してきたと言っていい。
 
 そんな体質だから、本来は政治家と官僚組織、そして司法への「見張り役」であるべき立場であるはずなのに、結局のところ政治家の、それも「首相」の首の挿げ替えだけに生きがいを持ってきた。自民政権末期の首相も、そして民主の鳩山もそんな視聴率と購読部数第一のマスコミに殺された感は否めない。
 
 さらに「小沢たたき」に続き、今では「菅おろし」である。そんな暇があるなら「公務員改革」の重要性を訴えるべきではないのか。日本が今、腐っているその原因は、公務員、特にキャリアと言われる高級官僚たちにあると思っている。
 
 横の連携は取らず、政治家を補佐せず、「省益あって国益なし」の傲慢なありかたこそが日本沈没の原因なのだ。自分たちが「特権階級」であるかのごとく規制や規則をつくり、国民をコントロールしようとする。それは旧社会保険庁、厚生省の「年金詐欺」がいい例だ。挙句に特殊法人廃止のような無駄削減や予算組み換えはなしで
消費税までアップさせるつもりだ。こりゃぁもう「国家的詐欺」「嘘八百日本」だ。
 
 それなのにマスコミは政治家の尻ばかり追いかけ、コケにして楽しんでいるだけ。政治家の阿呆は今に始まったことじゃない。本質は別にある。マスコミがその「腐敗の本質」である官僚組織のことをほったらかしているというのは読者への背信行為と言っていいだろう。そりゃぁもうマスコミは「官製新聞」か「官製テレビ」と言ってもいい。そんな「官報」を有料で読まされるのだ。
 
 未だ公開されない「官房機密費」の一部が、どんな大マスコミに流れ、どんな大論説者の胃袋におさまっていったか、なんて大新聞は報じない。たとえウィキリークスが流しても、大新聞は後を追わないのだ。
 
 「菅おろし」は終局に近づいたようだが、誰が一番得をするのだろう。まぁ、ここまで言っておいてなんだが、そんなことも含めて、最近はどうでもよくなってきた。そんな「夢の持てない日本」に映ってしまう、と言うのは言いすぎか?
 …と勝手に心配している。余計なお世話は百も承知だ。
 
 25日告示(4月10日投開票)の東京都知事選に5人が立候補した。東日本大地震と原発惨禍発生の直後とあって危機管理の在り方や日本全体の復興への牽引力となる政策が争点となっているようだ。各候補とも実績や経験を踏まえた主張を行っている。
 
 現職の石原氏は3期12年で「辞める」と言って引退とともに神奈川県の松沢知事を後継にする方針を一転、4選に挑むことになった。このあたり、なんともいやらしい感じがムンムンとしている。個人的にはほとんど興味のない人だが、「立ち上がれ日本」の発起人ということからも「極右」的な思想はありありと分かる。まぁ、それはそれとして、いずれにせよある意味「頑固」で「強攻策」ばかりの人でなきゃ、人口1000万人の首都の知事を12年も務められないのかもしれない、とも思う。
 
 この現職に新人4人が挑む形。共産党はもう論外として、あとはワタミ会長とドクター中松、そのまんま東の3人だ。
 
 ワタミ会長は1代で外食チェーンを全国規模にした人だから経済観念や経営手法はあるのだろうが、個人的にはワタミ自体が「いま一つ」な感じもあり、さらに本人の住民税納め忘れもあって、なんとなく…、というところ。
 
 ドクターはいつも出ている人だが、ビョンビョン飛ぶ靴の発明以外ほとんど知らないし、その靴にしても履いている人を見たことがないから、本人が何を言っても説得力を感じない。
 
 説得力を感じないといえば、最高に説得力のないのがもう一人のそのまんま東という人。宮崎県知事時代は前の知事の汚職やそれまでの閉塞した県政の影響という暗黒状態の中で誕生したから注目度はあった。しかし、蓋を開ければ実は何もしなかった人だ。
 
 ほとんどが自分の知り合いのテレビ関係者を使った宣伝のみ。結局は自分の人気取りというだけの話。さらに知事在職中から自民党に「首相にしろ」と言って衆院選出馬をほのめかしていたお方だ。知事としての実績は皆無だったと言っていい。
 
 口蹄疫の時も早い殺処分をしなければ蔓延してからでは立て直しも難しくなる、というのに、種牛の温存に拘るなどして感染範囲が拡大した経緯もある。その上、「農家の味方」という顔をしながら、結局はその惨禍が収まらないうちに1期で辞めた人である。こちらも「極右」的な思想を持っている人だが、石原氏ほどの「筋」はないのだろう。
 
 本人は東京で「鳥インフルや口蹄疫の危機に直面した。経験を生かして都民と危機を乗り越えたい」と言っているらしいが、危機に直面したのは確かとしても「それをどうにかした」という経験はないはずだ。だいたい鳥インフルや口蹄疫は震災対策とはまったく関係ないではないか。
 
 僕は東京都民ではないからただの門外漢でしかない。だから別に都知事選が生活に影響することはない。それでも都民の人たちには立候補者たちの甘言にぜひとも騙されないようにして欲しい。まぁ、僕が言うまでもなく賢明な選択をされるでしょうが…。
 
 僕がバリからバンコクに帰って来たころに、一体誰が都知事になっているのか。う〜む。
 …が噴出している。
 
 地震と津波、そして原発事故の被災者の苦労をよそに、官僚と政治家(屋)と電力会社のお偉いさんたちの無責任が噴出している。
 
 津波で危機的状況に陥った福島原発。11日の地震発生以降いまも炉心溶融が落ち着かないままだが、東京電力の清水とかいう社長はほとんど表には出てこず、やっと出てきた13日の会見でも「心よりお詫び申し上げます」という無味乾燥の言葉を並べただけ。福島県民への謝罪の言葉もやっと18日になって常務が会見で言っただけで、その会見に社長は姿すら見せない始末だった。
 
 東京電力は「痛恨の極み」と表現したが、国民や県民こそが「痛恨の極み」なのだ。大体、事故後数日で政府に対して「全面撤退」を申し入れるような無責任な企業が「痛恨の極み」なんていう高尚な言葉を使う資格なんてない。
 
 この「全面撤退申し入れ」について東電関係者は否定しているらしいが、菅カラ首相が後日、東電に乗り込んだ時に「撤退なんてあり得ない。撤退したら100%東電はつぶれるということだ」と言った言葉から、「撤退申し入れ」はあったと見るのが自然なことだと思う。まぁ、そのくらいの企業体質なのだろう。
 
 こういった体質は東電1社だけのことではないと思う。半官半民ともいうべき電気事業者の業界体質と考えてもいいはずだ。他の電力会社は「だんまり」を決め込んでいるが、内情はほぼ似たリ寄ったりのはず。なんせ「お上」の言うことさえ聞いていればいいだけの競争のない一部上場の一流企業なのだから。
 
 ある電力会社(あえて「ある」としておく)は原発立地に絡む現地調査員の態度があまりに横柄だった。最後には「バカ野郎」の言葉すら吐いていた。そしてそこの幹部も物言いは慇懃無礼そのものだった。みんな良い所の大学を出たお坊ちゃんのはずだが、その体質は組織の中の上下の関係なく蝕んでいるといってもいいと個人的には確信している。
 
 さて、そんなゴタゴタの中でなんだかよく訳の分からない組織が我が物顔に歩き回る。原子力安全保安院とかいう組織だ。原子力の安全、保安を一元的に所管してきた国の機関。つまり官僚とその腰巾着学者の組織だ。でもこの重大事故に至ってもただただ責任問題については東電の後ろに隠れているだけ。
 
 自分たちの責任論などは出てこないし、まるで他人事のように「この事故はレベル5です」なんて抜かして「無関係でござい」を決め込んでいる印象だ。そもそもおめぇらがさんざん税金をつぎ込んで設計その他の安全基準を審査し、内部検査までしてきたんじゃないんかい!何とか言わんかい!と言いたくなるがどこのマスコミも突っ込まない。
 
 さらにそのゴタゴタを利用しようとしたのだろうが、こんな時に菅カラ首相はいきなり自民総裁に大連立のお誘いである。そしてオマケに断られているお間抜けぶり。ドサクサ紛れもいい加減にして欲しい。元々小沢排除以外(それも政策ではないが…)の政策など持ち合わせていない人だから、こんな時には逃げを打つしか方策はないのだろうが、それにしてもお里が知れる。
 
 それに自民と一緒になったって犬の糞に猫の糞を足すだけのこと。どちらも糞には違いないのだ。足しても糞だ。
 
 この混乱振りに、信念のない芸人崩れの元知事は東京都知事選に尻込みしてしまったようだ。石原氏が予定外の再出馬とあってはどうにもならないのだろうが、さらに放射能までやってきては…、というのだろう。こちらも電気事業者同様にすっかりだんまりを決め込んでいる。
 
 大体、県知事時代にまったく何もせず、ましてや口蹄疫の惨禍もまだぬぐい切れていない内にさっさと有権者を捨ててさっさと辞めてしまった「無責任」な人だから、こんな惨事にはサッパリ対応できないのは確かだ。自分ひとりの危機管理が精一杯で、有権者の危機管理にまでは考えは及ぶまい。
 
 まぁ、築地市場移転問題他の東京都の問題について細々と予算などの数字をあちこちのマスコミで言っているようだが、それはタダの自己顕示欲の鬱憤晴らしでしかないのだろう。「僕はこんなに知ってますよ〜」と言ってるだけのこと。でも、このご時勢、「うどん屋の釜」のような政治屋は必要ない。おっと、うどん屋の釜は必要だ。
 
 一方、その県の串間市の市長は「原発の立地に関する住民投票」の実施をあっさり「凍結」してしまった。来月の統一地方選と同日実施の予定だったが、「現状では市民に理解を得られない」というのが理由とか?
 
 あれぇ?あなた、今回の投票では「中立の立場」と言っていたのではないですか?それが「理解を得られない」とはどういう意味か?それは元々の「立地推進者」としてのコメントとしか受け取れませんが…。まったく投票に対する姿勢がめちゃくちゃな人だ。
 
 原発ありきでしか街づくりを語れない首長たちはあたかもゼネコンや東芝、日立の営業マンみたいだが、そんな政治屋は首長だけではない。地方議員だって単に首長派と反首長派に分かれて勢力争いをしているだけでほとんど何の仕事もしていない。
 
 派閥の領袖が「原発推進」と言えばそっちにたなびき、「反対」と言えばそろって反対するくらいのことだ。ましてや地域の活性化や住民本位の議会なんて「鼻毛の先」(鼻毛の先に失礼だな…)ほども考えていないから議員提出議案なんて皆無だし、質問にほとんど立たない議員も多い。
 
 それでも政務調査費なんて大そうな名前のお手当てを月に何万円ももらって飲み食いしているのだから、これはもうただの「ごくつぶし」でしかない。地域づくりのアイデアも行動も情熱もないこんな首長と議員ばかりだからそのうちに地方財政は逼迫する。すると莫大な交付金が入る「原発」が欲しくなることになる。
 
 官僚たち、そして業界のお偉いさんたち。そんな「無責任」が噴出したのが今回の地震、津波、原発事故。ついでにそんな人たちを選んで信用してきた自分たちの不甲斐なさにこそ一番の反省点はあるのかもしれない。
 
 「原発反対」と言いながら1階から2階までエレベーターに乗るヤツ、「推進」と言いながら原発が出来たらここには住みたくない、とのたまうヤツ。そんな変な人たちに加えて、自分たちも簡単にエスカレーターやエレベーターに乗り、24時間営業のコンビニがないと困ると言い放ち、エアコンの中でずっと携帯をいじくりまわしている。
 
 そんなエネルギー使い放題で頭も体も使わない生活こそが、こんな無責任で政治信念のない政治屋や保身ばかりに走る官僚や電気事業者のお偉いさんたちを生み、コントロールできなくても「想定外」という免罪符を掲げるだけで上層部は恩赦になってしまいそうな危ない「原発」を作り上げてきたということだろう。
 
 誰も責任は取らないのか?清水社長はどこに天下りするのか?東電の役員に官僚の天下りは何人いるのか?安全保安院は何もしないのか?そして一体何者なのか?菅カラは解散して終わりか?芸人崩れは衆院選でお茶を濁すのか?串間市長は今回「凍結」した投票をいつか「解凍」するのか?
 
 そして僕たち国民は…学んだか?
 …の圧力容器に昔、直接触ったことがある。
 
 ある原発の何号機目かが建設中のこと。もちろん燃料は入っていなかったからその容器はまだただの金属のイメージ 1塊だった。だがその存在感は圧倒的だった。
 
 濃縮ウランの燃料が入り、核分裂が始まれば「二度と誰も触れることはできなくなる」であろうその容器は、まだヒタッとして少し冷たかったが、ものすごいエネルギーと薄気味悪さを感じた。
 
 そのエネルギーがコントロールできるのならばそれは人間にとって有用なものなのだろうが、制御でず暴走してしまうといきなり「脅威」に変身してしまう。
 
 その「暴走」が止まらない。
 
 福島第1原発。1号機が炉心溶融(メルトダウン)を起こしたと思ったら3号機も続いた。1号機、3号機とも水素爆発と見られる爆発で建屋は吹き飛んだ。海水の注入を続けるがいまだに改善の見通しは立たない。
 
 そんな悪循環の中でさらに追い討ちを掛けるように2号機までが炉心溶融を起こした。東電は、職員が監視のためその場を離れた間に海水注入のポンプの燃料が切れて止まったことで起こった、と説明しているという。
 
 一体どんな監視体制なのか。あきれてものも言えない。一時は燃料棒がすべて露出した状態になっていたらしいから、この原発事故は、実は誰も監視も、管理も、対策もしていないのではないのだろうか、と思ってしまう。
 
 人は昔から火や水のエネルギーを使ってきた。でもそれでは足りなくなったことで人は原子力を作り出した。火や水のエネルギーでも制御を誤れば人にとって「脅威」となる。火災や洪水はいまだに克服できないし、火山や津波といった自然のエネルギーはコントロールのしようがない。
 
 だが、これらの「脅威」は「一時的」なもの。いくら悲惨な結果が出ても、そこから復興するためのベースは残る。しかし、この原発事故はそこに「ベース」さえ残してくれない。逆に長期間に渡る健康や環境への影響を残し、表面的にも現れてくる可能性もある。
 
 同時に心理的にもボディーブローのような見えない悪影響も懸念される。様々な風評被害だって出てくるかもしれない。ヒタッとしたあの原子炉の薄気味悪さの奥にこんな「脅威」「恐怖」が秘められていることを当時はまだ具体的には分からなかった。
 
 人は「神」ではない。そして個人的には「神」など存在しないと考えている。もし「神」がいれば、大地震と津波によって無差別に数万の人間の日常を奪い取ることはしなかったはずだ。ましてやこの愚かな人間に「原子力」を持たせることもなかったはずだ。
 
 今、溶けてしまうほどの高温になっている原子炉が冷たいただの金属の塊に戻ってくれることを願って止まない。ただそれでもヒタッとした感触を再び直接感じることは絶対に出来ないのだけど…。
 …をどうにか断ち切りたいところ。でも、状況はなかなか好転しないようだ。
 
 福島第1原発1号機の炉心溶融(メルトダウン=การละลายเตาปฏิกรณ์ปรมาณู)によって周辺住民ら190人以上が被曝したという。すぐに健康被害が出ている人はいないが、今後はしっかりと経過観察をしていかなければならないのだろう。
 
 と思ったら、今度は3号機の冷却装置が止まってしまった。「緊急事態」はとうとう6機目となった。そしてこちらも内部の圧力を下げるために放射能を含む空気を放出した。ここも炉心溶融の可能性が出てきた。
 
 さらにこの放出の前に第1原発の放射線量が上昇して制限値を超えた。1号機には海水を注入して冷却しているはずだが、なぜ放射線量が再上昇したかはまだ不明らしい。
 
 一方、北120キロにある女川原発の観測機が放射線量の上昇を記録した。「ここもか!」と思ったが、女川原発はタービン建屋の火災(消火済み)以外に原子炉には問題がないらしく、観測機は福島第1原発で放出された放射線をキャッチした可能性があるという。
 
 それだけ目に見えない放射線はそうやって広がって行くということなのだろう。ただ女川原発も沸騰水型だろうから冷却水はタービンに直接触れる方式のはず。タービン建屋から放射能漏れを起こした可能性もあり、しっかりしたチェックも必要だろう。
 
 とにかくこの悪循環をどこかで断ち切って欲しいものだ。
 
 それにしても原子力発電所の事故というのはこんなにも厄介なものとは。外から見ていてそう思うのだから現場や周辺住民の人たちは尚更のことだろう。でもこれが「現実」だということをしっかりと「記憶」して「記録」しておかなければならないのだろう。
 
 昔、電力会社の社員から「チェルノブイリは特別な事故。日本の原発では起こり得ない」と聞いたことがあった。でもそれは対岸の火事ではなかったということ。「想定外」も起こり得るのだ。
 
 そして先ほど、今回の東北地方巨大地震のマグニチュードが9.0に上方修正された。こんなこと気象庁でも想定していなかった地震。でも600キロもの断層が一度に動くという「想定外」の地震は現実に起きた。今後、原発立地について国も電気事業者も「あり得ない事故」「そんな事故は想定できない」「そんな地震は考えられない」などという文句はもう使えないだろう。
 
 そんな原発の立地をめぐっては来月、宮崎県串間市で立地の賛否を問う住民投票が実施される。また今後は核廃棄物の最終処分場選定などで強い岩盤を持つ自治体で受け入れ賛否の問題が出てくるはずだ。
 
 これまでは「安全」や「地域振興」を唄い「交付金によるバラ色の将来像」を示してきた人がいた。でも今、この福島原発の事故と周辺住民の避難、そして将来に渡る「不安」を目の当たりにして、もう「想定外」では逃げられないはずだ。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

おこりん坊将軍
おこりん坊将軍
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン

みんなの更新記事