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…が、中学以来の僕の落書きの代表だった。旧日本陸軍の九七式中戦車。タイ語ならรถถังขนาดกลางแบ๙๗とでも書くのだろうか。その落書き癖がいまだに残っているというのはまさに「三つ子の魂百まで」ということなのだろう。
とは言え、なぜかこの九七式中戦車には惹かれていたし、いまだに惹かれる。それは武器であることというよりそのシンメトリーではないいびつな形が大きな要因だ。まず砲塔が中央ではなく車両の左側にずれた形で付いている。全体の大きさに比べて車高が高くずんぐりむっくりな感じ。
そして戦車としては決して大きくはないその車体に47ミリの主砲のほか2丁の機関銃が戦車前面と砲塔後面に装備されているというちょっと「無理矢理」なところも僕の心をくすぐるところだった。細かい日本人の技量を感じさせる。
さらに迷彩模様の施された車両のそれは、全体をジャングルの色で覆った上で黄色の線で全体を4分割している。上部から見るとゆがんだ黄色い「十」の字に見えるのだが、こうなった理由が「敵機からの攻撃の際、敵に戦車の前後がわかりにくくするため」というのだからなんとも可愛らしく感じてしまった。
大戦前半では中国戦線やマレー進行などで活躍したらしいが、大戦末期はほとんど「走る棺桶」と化していた。米軍が後半で投入したM4シャーマン中戦車の攻撃でいとも簡単に装甲がぶち抜かれてしまったからだという。戦争の悲惨さを感じる。
まぁ、いくら個人的には「可愛らしく」感じても戦車は戦車。兵器は兵器である。ないに越したことはない。しかし、人間がい続ける限り、こんな武器はなくならないのだろうなぁ。世界は相変わらず戦いに満ちている。
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