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七輪日記
七輪生活だったサーファーオヤジがなぜかバンコク暮らしを経てプーケット暮らしを始めました

書庫昔日記(ラオス)

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イメージ 1 …は、そしてやはりビール天国でもあった。そしてまた危ないラオスウイスキー「CHAMPA」の地でもあった。
 
 ラオスビールのเบียลาว(タイ語表記はเบียร์ลาว、BeerLao)は前回のビザランでも体験済みだったからその美味しさは既に知っていたのだが、なんと普通のビアラオに加えてプレミアムなGoldと黒ビールのBlackがあることが判明したのだ。こいつらがまた旨い。
 
イメージ 2 特に黒ビールはなんとも言えない深い味わいがあってしっかりした味であると同時にすっきり感があって飲みやすい。ひいき目過ぎるのだろうが、個人的にはギネスビールなんか屁の河童の旨さだ。
 
 値段はGoldが640mlで10000キップ(100Kip≒1円、約100円)、Blackは330mlの小瓶で6000キップ(約60円)だった。その辺もタイのビアリオ(เบียร์ลีโอ)が630mlで45バーツ(約126円)することからしても量も値段も、そして何よりも味にも「お得感」がある。
 
 お陰でタイビールの大ファンだった僕は、そのすぐに影響を受けやすい性格もあって、速攻でビアラオ支持派イメージ 3に豹変してしまった。なので当然ながら「BeerLao」Tシャツも買ってしまった。これが意外にかっこいい。
 
 次にコンビニで見つけたのがラオスウイスキーの「CHAMPA」。実際はブレンドされた40度のスピリッツ。これがなんともお安い1本(700ml)24000キップ(約240円)というお値段。素晴らしい。そう、素晴らしいのだが、その蓋を開けて漂ってきた香りはかなり危険な香りだった。独特の甘ったるさがあって、無理矢理香り付けをした感じがありあり。それでもこれまた地元のソーダラオで割って飲めば十分にいけるお酒なのだ。
 
 こんなにお酒があるのだから当然、おつまみも欲しくなる。そこで買ったのが串焼きだった。街の屋台でガンガン焼いていたのは鶏のハツ、ボン尻、豚の腸、牛串…。そしてもち米のカオニャオを串につけて甘辛ソースに漬けて焼いた五平餅のような串だった。合計で10本ほど買って13000キップ(約130円)。これまた安い。五平餅のようなカオニャオ串は特においしかった。が、牛肉はイメージ 4めちゃくちゃ固かった。
 
 飲んだ後には麺類も欲しくなる。街でワインを飲んだ後に食べたのがフォーだった。どうやら麺類がありそうだ、と踏んだ店に入ってタイ語で「クイッティアオはありますか?」と尋ねたところ、店員の女性は「はぁ?」という顔。発音が悪いのか、と何度か聞き返していたら店の奥から別の女性がやってきて「あります、あります」と答えてくれた。
 
 その後、女性は最初の店員に「フォーのことよ」と言っていたから、もしかしたらラオスではクイッティアオとは呼ばないのかもしれない。フォーと言えばベトナム料理だからラオスはやはりベトナム文化圏ということなのかもしれない。
 
イメージ 5 それでも牛肉入りフォーが出て来るとそれはまさにクイッティアオ。そして美味しかった。飲み過ぎの疲れた体に染み渡っていくからたまらない。
 
 こんなダラダラと飲み、ダラダラと食べるダメダメな日々を送ってしまったビエンチャンビザランツアー。だが、今回はかなり収穫の多い2泊3日になった、と勝手に思っているからしょうがない。ラオス…美味しいわぁ〜。 
イメージ 1 …の繁華街まで歩いて出た。バスターミナルに市場がある。まぁ、タイの田舎町と変わらないし、言葉もタイ語でなんとか通じるから別の国に来た、という感覚もない。ただ、文字だけはタイ文字より丸っこくなり、多少綴りも変わるから読みづらくなるし、下手すりゃ理解不能になる。
 
 道路標識の「止まれ」はタイでは「หยุด」だがラオスでは「ยุด」、書類コピーもタイメージ 2イの「อัดเอกสาร」がラオ語では「อัดเอกะสาม」となるようだ。しかもタイ文字にようやく慣れた僕にラオ文字は優しくない。特に「กとด、ท」「อとว、ฮ」「เとา」「มとน」「ปとบ」のそれぞれの見分けがしにくい。まぁ、それでこそ「よその国」である。それをこそ楽しまなければならない。
 
 だが、その紛らわしいラオスにあってはっきり、そして大きくとタイと違うことがある。それは「パンがとても美味しい」ということだ。そう「とても美味しい」のだ。一方のタイは「とても不味い」、いや「酷く不味い」のだ。
 
 タイでは食パンなどほとんど食えたものではない。しっとり感もパリパリ感もなく、風味もない。ただイースト菌イメージ 3で小麦粉の塊を醗酵させて焼いて売っているだけ。味なんてどうでもいいと思っているのか、それとも本当のパンを知らないのか…。それほど馬鹿にできるくらい不味い。それでも毎朝、我慢して食っている僕だから、その不味さが本物であることを知っているし、そう主張する権利を持っている、と勝手に思っている。
 
 それに比べて、たった百メートルほど(もっとあるのか?)のメコン川に隔てられただけのラオスのパンは絶品なのだ。まさに「天」と「地」、「えくぼ」と「あばた」、「仮面ライダー」と「死に神博士」、「おっかさん」と「落下傘」ほども掛け離れている。
 
 その背景にあるのはラオスの植民地としての歴史なのだろう。1893年から60年間、フランスの植民地だったことでラオスのパンは美味しくなったのだろうと思う。隣のベトナムを旅行した時もやはりパンはラオス同様に美味しかった。やはり旧宗主国フランスの影響は色濃いのだ。
 
 街中のあちこちで売られているフランスパン。それにソムタムや豚肉などをはさんでくれて1本(40センチもある)が20バーツ(約56円)。このソムタムはタイ東北部とほぼ同じ味なのだが、このしっとり感とピリ辛味が絶妙イメージ 4にフランスパンに合うのだ。
 
 こうなるとワインが欲しくなる。タイではデパートや大型スーパー、もしくはかなりの専門店でなければ売っていないワインだが、ビエンチャンでは市場にもあったし、日本同様コンビニにも売っていた。そしてタイよりもお手ごろ値段(に感じた)なのだ。
 
 そこで言い値で400バーツのフランス赤ワインを日本人4人の出資(1人100バーツ)で買ってみた。なぜかその一人がコルクオープナーを持っていたということで、途中のバスターミナルの待合席で開けて飲むことに。ラッパ飲みの回し飲みである。もちろんフランスパンのソムタム豚肉サンドを食いながら。
 
 おぉ〜、まるいでフランス貴族のピクニックではないか〜。いや、実際は周囲のラオス人から「変な日本人がいるぞ」と思われつつ、結局1本空けてしまったのだけど。いや、それにしてもワインの味も美味しかった。タイでは400バーツレベルのワインはただ甘ったるい感じで、個人的にはイラついてしまうのだが、ラオスの400バーツは適度な渋みのある辛口でかなり僕好みだった。
 
 もっとも日本では1本480円のスペインワインしか飲んでいなかった僕だから、味が云々と言える立場ではないのだが、少なくともタイのワインより格段においしいことは確かだ、と断言できる。
イメージ 5 
 さて、そんなほろ酔い気分でビエンチャンをさらに歩く日本人集団。歩き疲れて入ったのは小綺麗な喫茶店だった。ふらりと立ち寄っただけだったのだが、入ってみるとなんとも清潔感溢れる店内。なんだか日本人好みな感じだなぁ、と思ったら、店内にある絵本は日本の絵本。どうやら日本人が経営に関わっているのだろう。
 
 でも店員はラオス人。そして僕が頼んだのはラオスコーヒー。さて味は…。一口飲んで驚いた。旨すぎる。旨すイメージ 6ぎるぞ!なんだこのコーヒーは!適度なコクと風味。苦味と甘みが絡まっているのに後には清涼感が残る。癒される。こんなコーヒー、タイではありえない。ってか日本でも飲んだことない。
 
 タイのコーヒーはコーヒーではない。あれは「ゴービー」(僕の造語)だ。大体は甘すぎる「コーヒー牛乳」でしかなく、ブラックでも味はガザガザしていて後味が悪く、香りもへったくれもあったもんじゃない。「黒いお湯」である。
 
 それに引き換えラオスコーヒーの味のどれほど繊細なことか。そこで初めて知ったのだが、ラオスのコーヒーの旨さはかなり有名なのだそうだ。だから当然、街の各所にお土産用のコーヒー豆が売られている。そしてラオスには「DaoCoffee(ダオコーヒー)」という一大企業もあるという。(僕はそのDaoCoffeeのインスタントを買って帰った)
 
 サーフィン好きの僕は、これまで山国ラオスにまったく無関心だった。だからここビエンチャンにビザランで来るイメージ 7ことになっても何の下調べもしなかったのだが、このコーヒーの味には恐れ入った。ベトナムのコーヒーも旨いからこれもフランスの影響なのだろうが、いや、ラオスのコーヒーはベトナムの比ではない。
 
 これまでの人生の中で最高に旨いコーヒーと言っていい。これだけ旨ければ、「コーヒーを飲むためだけにラオスにまた来よう」という気にさえさせられる。いや、させられた。ビザランなんかコーヒーの「ついで」になってしまう。
 
 や、やばい。タイファンだった僕がラオスファンになってしまいそうだ…。
イメージ 1 …に再び行ってきた。今年2011年は僕にとって「ビザランの年」となっていて、前回の5月からまだたった2カ月しか経っていないのにまったくご苦労なことである。
 
 それもこれも「大震災支援」としてタイ政府が4月に閣議決定した「日本人へのノンビザ90日滞在」が、結局は実施されないという「思わせぶり政策」が原因だった。5月の観光ビザ期限前の7月15日にマレーシアに出国し、18日に空路帰国したのにパスポートに押されたスタンプには30日先の「8月16日」の文字。ガックリした。
 
イメージ 2 7月30日からはプーケット行きが決まっている。プーケットからマレーシアのペナンへ空路で行き帰りすれば再び「30日」がもらえるのだが、なんとも航空券代が高い。距離は近いのに往復で6000バーツ近い。それにプーケット滞在中はあまりあちこちに動きたくない。だからプーケットへ行く前にビザ問題はさっさとクリアしたかったので、無理矢理のビエンチャン行きとなったのだ。
 
 さて海のない山国ラオス。前回は予備知識なしで行ったので、見るべきもの、食べたいものがサッパリ分からなかった。それに海がないんじゃサーフィンができる場所は皆無な訳で興味はまったくない。じゃぁ今回、予備知識があったかと言えば「ラオスビールが旨い」ということを知っていた意外は前回同様に「丸腰」だった。
 イメージ 3
 マレーシアから帰国した翌々日の7月20日午後8時半に15人乗りのミニバス2台でプラカノンを出発。参加者は日本人7人とフィリピン人2人、国籍不明の白人10人ほどだったか。翌朝5時に国境に到着し、ラオスに入国。前回同様に午前中にタイ大使館領事部に申請をしたらあとは何もすることがなくなった。
 
 となれば寝不足の体ながらビールが飲みたくなる。日本人はだいたいどこでもかたまる習性があるから自然にホテルのロビーに集まってきて、まだ午前11時だというのに早速酒盛りが始まった。2カ月ぶりのラオスビールは格別に旨い。そして日本人酒盛りの話は弾む。
 
 それぞれいろんな事情でタイに来ている。滞在期間は長い人で僕と同じ1年半ほどだったが、みなさん仕事をしている。だから観光ビザだけでなく不手際で切れたBビザ申請の人もいた。ほかにお兄さんの仕事の手伝いにイメージ 4来たがその話がダメになり、今は水泳のインストラクターをしている人、ダイビングのインストラクターの女性、さらに日本での農業をやめてタイで農業をやるために来た人も。
 
 そんな感じで中にはビザランに慣れた人もいるから心強い。で、そのまま変な日本人集団となって酔った体を引きずりつつ市内観光に出た。前回は疲労と風邪でホテルからはほとんど出なかったが今回はまだ陽が高いうちからの出発。市場などいろんなところを見て回る。すると「な〜んにもない」と思っていたビエンチャンが意外にいろんな表情を見せてくれて面白かった。
 
 
 
 
 

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