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猫や杓子はおろか腐るほどいる死にぞこないも見たがるような景観は二の次って事で、

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新緑から盛夏までの歌

随分とご無沙汰してしまっているYahoo!ブログ・・
久しぶりのアップです。
今回は新緑の季節から盛夏までに詠んだ歌の紹介。
雨が多いこの季節は’
『花』が美しい季節なのでそれを題材にした歌を多く詠みました。
相変わらずの自己満足粗歌ですので適当に読み流してください^^;


うすべにの 火の穂の如き 谷空木 分け入る山路 人のみちのく

雲影が 湿り伝へば 花の精 急ぎ風縫う 紫陽花の色

春蝉の 響きに埋もれ やますみれ 背伸びの恋を 憂いむらさき

相恋の しぶき超ゆれば 紅く燃ゆ 石楠花写す 淵に我いる

稚児車 揺らして遊ぶ にんぐるの 声はそよ風 カムイミンタル

葉桜を 闇夜に揺らす 南風 気圧の谷間 想いの谷間

剥げ落ちた 夢の鱗を 拾うごと カタバミ見つつ 歩く真夏日

麦の香の ほのかに漂う 七ヶ宿 不忘の嶺の 雪形も痩せ

白霧の 深山に濡れ咲く 雪笹に 歩みを止めて 心を留めて

峠路に 涙の如き つぼすみれ 心置き去り 返る目に写つ

水無月や 小富士の兎も 消え行けば 
               夏待ちわびて 背伸びの山百合

風に降る 桜の果実 噛みしめば 心も酸かき 春の後かな

君の影 辿り求めて 陸奥の 草に迷えば 灯る虎の尾

庭先に カミツレ咲けど 朽ちかけの 萱葺き宿は 人影も絶え

分け入れば 胸を濡らすや 千島笹 高嶺の恋は 夢と諭しつ

七夕の 飾りの先の 女郎花 濡れて笑み咲き 乙女宥める

百日紅 見上げる空が 眩しくて 影の隠し場 探す梅雨晴れ

おもむろに 花を手首に 置いてみた 独り遊びの 狐の剃刀

雨静み 蛍灯れば 露草の 落ちる雫に 小波たつ恋

萱草の 八重を濡らしつ 文月雨 癒し慰む 音色奏でて

月明かり 濡れてほのかに 弟切草 眠れぬままに 分け入る山路

山百合の においに迷う 忍ぶ路や 頬打つ驟雨に 恋はなお蒸し

イチエフの 建屋も霞む 毛嵐や 瓦礫の合間 都草揺れ

歌にした花または植物
タニウツギ アジサイ ヤマスミレ アズマシャクナゲ チングルマ ソメイヨシノ
カタバミ ムギ ヒロハユキザサ ミヤマツボスミレ カスミザクラ  オカトラノオ 
カミツレ チシマザサ オミナエシ サルスベリ キツネノカミソリ ツユクサ 
ヤブカンゾウ オトギリソウ ミヤコグサ   以上21種



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