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猫や杓子はおろか腐るほどいる死にぞこないも見たがるような景観は二の次って事で、

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春爛漫から新緑までの短歌

桜の開花時期から新緑の頃までの短歌集です。
今年は桜が散るの とても早かったような気がしますが、、?
年明けから自宅と職場の往復ばかりなので
そう感じたのかもしれません。
それでも歌だけはストレス発散の為、ほぼ毎日詠んでました。
そのうちの数首をコピーしておきます
『単なる暇つぶしの呟きでしょ!』
そう言われればそれまでの歌ですが 時(季節。心)の移ろいを
感じ取っていただければ、、^^



通学路 歩道の隙間に 根をはりて 子ども見守る ダンデライオン

雪どけの 川のたもとで 芹をつむ 君の面影 近くて遠く

かたくりと 川面ゆらゆら 子守唄 ふたりうたたね あの頃の春

風の止み 散り花にほふ 月影に ひとりしずかの 舞を見るかな

翳り増す 窓に雀ら チュンチュンと 夢のお宿へ 誘う夕暮れ

遠き日の 恋の事など 思いつつ 桜降る夜に 明日へと帰る

花飛ばす 西風の先 弓月に 問わず語りの 夜更けの窓辺

見上げれば 乙女も獅子も 凍えけり 桜の後の 北風の夜

零時過ぎ いつものコーヒー レジに置く お疲れ様の 笑顔に温み

かごのとり しがつのゆうひに つぶやいた
                うしろのしょうめん たすけてください

主無き 荒れた田圃で ボロ衣 独りの案山子を 見上げるスミレ

夜毎に ふくらみ増して ハナミズキ オレンジ色の 街灯の下

ゆるゆるの 風に吹かれて タンポポの 綿毛旅立つ 峠の小道

散り花と 人の見まがう 蝶の羽を 肩で弔う 六地蔵かな

夜風切り 燕が運ぶ 夏便り 音を辿れば 乙女も薄着

花筏 岸辺に集い 風を待つ 春の終りを 人に告げつつ

ブナの尾根 雪崩の音の 木霊して 熊棚の上 青空眩し

朝ごとに 羽音を増して 燕たち 眠れぬ人の 心をかすめ

生まれたて 緑のカエデは 河童の子 沢で戯れ 山藤散らす

朝の陽を 透かすカエデは 天狗さん 緑の団扇で 薫風作る

水引かば 山影青空 田に降りて 揺れる早苗を 優しく抱き(いだき)

樹のたもと えみしの乙女 花を編む 風の戯れ 木陰の幻

悶々の 芯の煩悩 消す如き 夜明けの雨に 濡れて白藤

雨屑を 頬に伝わす 阿羅漢に 誰ぞ供えしや 可蜜列一輪



なお、その他の歌は
『みんなの短歌投稿サイト うたよみん』
にてご覧ください。





 

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