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彼岸頃から桜の開花まで日記代わりに詠んだ歌です。
日々移ろい行く季節や人の世、我が心を綴ったつもりですが まだまだ修行が足りないべか、、、^^; 風の無き 彼岸の宵の 雪華が 肩に灯りて 残夢弔う 春となり 座敷ワラシが 待ちわびる 六年過ぎた 子らを知らずに おぼろ夜に 飛ばぬ箒を 背負う魔女 月のいたずら ケヤキの影絵 シベリアへ 還る水鳥 迷う声 北斗光らぬ 闇夜の川辺 木星を 見上げる頬が 雨に濡れ 風の途惑う 菜種梅雨かな 褪せた本 幾春ぶりに 読み入れば 君が挟んだ スミレの一つ 窓につく 一夜限りの 冬の音を 露になるまで 見送る夜酔い 雨だれに 紛れて落ちる 椿音に 耳を傾く 路傍の素猫 目覚めれば 夢の続きと 目をこする 春の天使が オナラする朝 水雪が やめば薄暮の 夕霧に 抱かれし紅梅 香り微かに 若人の 命をさらう 雪津波 無念刺さりて 根明け見るかな 春風に 散り行く蝋梅 頬に受け えくぼ作るや 苔の野仏 雪どけの 水も温めば コロコロと 河鹿恋歌 こころふるさと 如意輪を 悩み回して 頬杖の あなたの笑みに レンゲがはしゃぐ 儚な春 ふる道行けば 堅香子が むらさきちりばむ 人に知れずに 半月の 明かり頼りに 掻き毟る クローバー畑の 修羅の夢見る 老う中で 仏陀の像を 描写する ヘッセの感性 見つからぬ夜 咽返る 樹海彷徨う 乙女の詩 優しき夜更け 遮断機の前 まだ咲かぬ 桜待ちわび 鶺鴒が 南風微かな ブランコの上 春うらら 独り歩きの 影法師 身の丈ほどの 距離が悲しく 雨上がり 花の十粒も ほころべば 見あげる君も 少しほころぶ なお、その他の歌は 『みんなの短歌投稿サイト うたよみん』 でご覧ください。 |
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たくさん詠まれましたね!
それぞれに情景が浮かぶようです(^.^)
桜については、散歩おじさん地方も「まだ咲かぬ・・・」の時期が長いように思えたのですが、咲き始めたら「一気に・・・」っていう感じでしたよ!
待っていた方があたふたするような桜の季節です(^笑^)
2017/4/10(月) 午後 11:45
> 散歩おじさんさん おはようございます。
殆どは通勤と帰り道で詠みました^^
桜、本当ですね、咲くまでは長く感じますが
咲いてしまうとあっけないです。
2017/4/11(火) 午前 7:46
ご無沙汰しました。いい歌ですね。
静岡の桜はもう葉桜です。でも今年の開花はずいぶん遅くなりました。2週間ほど遅れたようです。
短歌 私の好きな歌5首選んでみました。
セシウムの 数値を示す 灯りのみ 雪にチラチラ 睦月飯舘
如月や 小雪に煙る 風の先 旅の支度の 白鳥の声
六つ弥生 心の紐を 解かぬまま 還る還らず 迷う人有り
春となり 座敷ワラシが 待ちわびる 六年過ぎた 子らを知らずに
春風に 散り行く蝋梅 頬に受け えくぼ作るや 苔の野仏
2017/4/28(金) 午後 4:17
> 郭さん こちらこそご無沙汰してしまい申し訳ありません。
粗末な歌なのに5首も選んでいただきありがとうございます。
『セシウムの』は雪降る飯舘村をそのまま詠んだもの。
『如月や』は風と小雪の中の郡山市郊外で。
『六つ弥生』と『春となり』は原発避難解除で揺れる人の心を。
「春風に』は谷内六郎の水彩画をイメージして読みました♪
2017/5/1(月) 午後 7:51