スッキリしない天気です。
でも空気はちょっと「もわ〜ん」としていてなんとなく春なんだなぁ、と、感じます。
土曜日なので静かな、静かな会津川口駅です。
昨日まで所用で出かけておりました。
ここにいると滅多に観光客の姿を見掛けないので今が春休みだということを忘れていたのですが、飛行機も列車も若い、一見して学生さんや小さな子供を連れた家族連れで賑わっていました。
それを見て「ああ、そうか、今、春休みなんだ」と、再認識したわけです。
貧乏な私は高速バス、青春18きっぷ、LCCを駆使して移動しました。
で、最近、なにかと話題のLCC。以前乗った時にはガラガラだったのですが、今回は満席。 満席とはいえ、小さな機材ですから180人です。 なのに、なんともモタモタ、ダラダラしていて結局はフライトは遅延。
見てみるとその原因はお客があまりに不慣れなことと係員の誘導が全くできていないことにあるようです。
先述のとおり、若い学生さんがその乗客のほとんどでしたから今までは旅行をしなかったかもしくはしたとしてもせいぜい安い高速バスだったのかもしれません。
飛行機に乗り慣れていないからか係員がアナウンスをしてもお互いチラチラ見ているばかりでちっとも身体が動かない。小さな頃から「自己主張せず、周囲の空気を読む」ことに細心の注意を払い、集団行動は苦手という今時の若者の特性がよくあらわれていました。
ならばLCCの係員もチャッチャッとテキパキ指示を出し、身体を動かさないといけないと思うんですがマニュアル通りのアナウンスを繰り返すばかり。それも状況を見ながらアナウンスしていないからただ、無駄にアナウンスだけが流れている感じなんです。 たぶん、まだ、乗務員さんたちもそのような接客がイメージわかないんじゃないでしょうか?以前、バンコクからプノンペンまでLCCに乗った時にはもう、飛行機に乗り込む前から、そして乗ったその瞬間から乗務員がテキパキ指示を出し、身体を動かし、アナウンスを入れ...だったのであまりに見事で舌を巻くほどでした。 なので飛行機がプノンペンに着陸し、「ご搭乗、ありがとうございました」のアナウンスをしたあとには機内は拍手に包まれました。
マニュアルがすべて、それでよし、とする日本と臨機応変をよし、とする外国。
でも、これ、同じ系列のLCC会社なんですよ...
日本の事なかれ主義、右へならえ、上の言うこと聞いていれば安泰...というのが実感として感じ取れました。
若い人もこのLCCの登場で旅行がしやすくなったはずです。また、家族連れ然り。
でも、どうか、ただ漫然と乗るのではなくマナーをも学ぶ場であって欲しいと思うのです。
そして青春18きっぷ。もちろん、これでは普通列車しか乗れません。
で、同じJRとはいえ、会社が変わるとアナウンス一つとってもだいぶ言い回しが違うことに気付きました。
そしてしくみも。JRのA社はかなり上から目線のアナウンス。「この列車にはトイレの設備はありません」(これを出発後に流す。)とか「整理券をなくすと始発からの運賃をお支払いいただきます。」「運転中は運転士に話しかけないでください。」などなど...なかば脅しをかけている感じ。
でもB社は同じようにワンマン運転の列車でも車内で運賃の収受は一切せずに「運賃は駅係員にお渡し下さい。駅係員がいないときには駅の運賃箱にお入れ下さい。」とアナウンスするのです。
自分のご都合を一生懸命押しつけるA社と、お客様は善人であるという前提のもと、「お願い」をするB社。
普段から「おもてなし」ということばをよく使います。
LCCであれ、普通列車であれ、「おもてなし」をよくしなさい、なんて言われているはずなんですけどね。
なにか物をあげたりすることが「おもてなし」じゃないはずです。
さて、翻って私たち、そして奥会津。
どうしたら「なにもない」私たちのところを満足して喜んでもらえるようになるのか?
そんなことをツラツラと考えたのでした。