野球少年のひとりごと

本や野球や映画や音楽、そして絵画のことをつぶやき続けます。なお、画像は父「洋画家・仲村一男」に因んだものばかりです。

(再録)片岡義男、レイモンド・カーヴァー。

(再録・2011.1.2既出) 年の瀬、シベリウスを聴きながら片岡義男の「本を読む人」(太田出版・2136円+税)を読む。アメリカ小説に関してのエッセイ集で、片岡義男エッセイ・コレクション(全5冊)の中の1冊である。そこでリチャード・ブローティガンやニール・サイモン、ジェイ・マキナニー(『ブライト・ライツ、ビッグ・シティ』に大変感銘を受けて、それが片岡の小説家になろうと考える切っ掛けとなった)と並んで、レイモンド・カーヴァーのことが書かれている。少し印象に残った部分を引用すると、(前略)「この短い文章のなかには、ほんのりと、しかし確実に、なにか不吉な、不安定な感じがあるでしょう。/中流のというか、ごく普通の生活の断片だからでしょう。居間に電気掃除機をかけるなんて、普通、中流の象徴みたいなことですから。中流的生活の特徴は、まず第一に、退屈すべて表示すべて表示

その他の最新記事

すべて表示

記事がありません。



.


みんなの更新記事