平井俊顕 (ひらい・としあきToshiaki Hirai)ブログ

資本主義・経済学・ケインズ・ケンブリッジ学派・社会哲学・マクロ経済学・経済学方法論

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Robertson

「資本主義のサーヴェイ」(1923年)

A Survey of Capitalism
The Control of Industry (1923)、ch.7


第7章「資本主義のサーヴェイ」では、ロバートソンの資本主義システムにたいする批判的評価が展開されている。

1. 資本主義観

ロバートソンによると、資本主義システムは3つの特徴を有する。それぞれをみていくことにしよう。

[I] 第1の特性 ― 市場システム
 
資本主義システムの第1の特性として、それは「非-調整」(un-coordination)であるという点があげられている。

今日の市場システムへの参加者は原子的で、個人的な性格のものばかりではない、大海のなかで意識的な力を有する組織が存在しており、それらはますます大規模化してきている、 という認識がロバートソンにあっては顕著である。
その点を強調したうえで、彼は、それでもなおそれらは大海に浮かぶ小島にすぎず、依然として現在の経済は「目に見えぬ諸力」によって動かされている、と論じている。

ロバートソンは、資本主義システムのもつ長所として、以下の諸点をあげている。
 
 (i) 世界の多数の経済活動がこのもとで民主化される。

  (ii) 個人の判断・イニシアティブ・勇気に大きな希望が供与される。

  (iii) 生活および所得の双方を思うままに使う自由がある。

  (iv) 消費者の欲望が、規則的かつ豊富にかなえられる。

 他方、資本主義システムのもつ欠点としては、以下の点 ― 最重要視されているのは (iii) ― があげられている。

 (i) お金で表現されない欲望は満たされない。金持ちの贅沢は貧乏人の切望よりも生産資源を強く惹き付ける。
 (ii) マーケティングのもつ無駄。
 
(iii) 自発的協同機構の部分的崩壊 (不況) の定期的な発生。

こうした資本主義システムにたいし、われわれ改革者は何をなせばよいのだろうか。これに関連して、ロバートソンは次の2点を指摘している。

(i) 希望的側面:資本主義システムには、さらなる多様化および実験 (産業的権力の一部の人々への集中を緩和し、平均化する努力) の余地が、多く残されている。

(ii) 警告的側面:この困難なゴール [産業のコントロール] を追求するさいに、価格と利潤、信頼と期待というデリケートなメカニズム (すべてを指導する単一の知性のルーティン命令・操作命令にたいし、現在われわれがもつ唯一の代替物 ― それは不完全なにわか作りのものであるが) の達成を無視したり、その運行を損なうことがないようにする責務が 改革者にはある。

産業のコントロールの改善とは、人間の絶えざる努力のなかからもたらされる必要があり、事実、 現実の社会で試行されている様々な実験にロバートソンが注目するのも、この視点に基づいている 。

[II] 第2の特性 ― 資本主義の黄金律

ロバートソンがあげる資本主義の第2の特性は、「リスクのあるところにコントロールは存する」― リスクを負う者がコントロールの権利を有している ― という原則であり、「資本主義の黄金律」と名付けられている。
 「資本主義の黄金律」をめぐるロバートソンの結論は、コントロールのどのような委譲計画も、リスクの委譲を同時に準備しないかぎり、確実なものにはならない、というものであった。そして、資本主義は、ある重要な点で自らの黄金律を破壊している ― (i) 株式会社という所有と経営の分離現象、(ii) 資本主義の最悪の疾患である不況の、その最も醜悪なリスクを背負う人々の、産業のコントロールへのいかなる参加も排除することによる、さらなる強化 ― との認識が続く。

[III] 第3の特性 ― 差別化の先鋭化

資本主義システムの第3の特性として指摘されているのは、命令を下す人と下された命令を遂行する人への社会的分化という現象であり、「差別化の先鋭化」と称されている。ロバートソンが現代産業システムにみられる労働者の疎外感に重大な関心を寄せていることは、明瞭である。

2. 改革の方向を求めて

ロバートソンは、資本主義システムの欠陥の是正策として、少数の手に産業的権力が集中することによりもたらされる問題を、消費者や労働者の側が権力を獲得していく方法に求めている。
第8章では、 消費者との関連で消費者協同組合が検討されている。
続いて第9章では、 集産主義 (コレクティヴィズム) と共産主義が検討されている。ここでいう集産主義は、 国家によるビジネスの所有・経営を指しており、価格と市場という手段は保持されている。また共産主義は、 国家によるビジネスの経営ではあるが、利得計算の無視されたシステムである。ロバートソンは、集産主義的組織が有益な役割を果たしうる産業の領域を指摘し、その長所・短所をめぐり、詳細な検討を行っている。共産主義については、ロバートソンはその部分的適用の可能性について、長所・短所を指摘しつつ検討を加えている。
ここでロバートソンは、価格と生産費のシステムを無視するかたちの全面的な共産主義にたいしては否定的な結論を下している。
「改革者」ロバートソンの結論、それは、市場システムを維持しつつも、民間企業の是正のみならず、様々なかたちでの集産主義や協同組合等の充実を通じ、「差別の先鋭化」ならびに「リスクとコントロールの現状」の是正を目指すことを唱えるものである 。

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"Oh really?"

"Could be"


      オブライエン 「古典派経済学との関連でのマーシャルの仕事」

    O’Brien, Marshall’s Work in Relaton to Classical Economics



1. マーシャルは自らの理論を古典派経済学の継承とみなす顕著な傾向が見られるのだが、古典派研究の大家オブライエンは、

 第II節「マーシャルの主張」において、オブライエンは、マーシャルが古典派との連続性・継承性をどのように論じているのかをみたうえで、さらに具体的にこのことのもつ問題性を次の2つの節で論じている。

(i) 実際の古典派とマーシャルの経済学の関係を客観的にとらえ、その中にはマーシャルが事実、古典派から大きな影響を受けている箇所が少なからず存在する (これは第III節「マーシャルの古典派的継承」で扱われている) という側面。

この節では「価値と分配」、「経済成長」、「政府」、「貿易理論と政策」、「貨幣」
が取り上げられている。
  
ここでのオブライエンのスタンスは、「古典派経済学者は、・・・それゆえ否定できない」というパラグラフに集約されている。

(ii) 他方、オブライエンは、マーシャルによる古典派継承についての主張が恣意的に造られている箇所が少なからず存在することも指摘しつつ(つまり批判的に述べている)、さらに、

(ii) (同時代の経済学者からも大きな影響を受けたりしながら、かつ) マーシャルが独自に行った重要な新たな理論的展開が存在すること(つまりマーシャル経済学を偉大なものとして是認している)を指摘している。

 これはマーシャルの「ミクロ経済学に関する業績」をみるときに顕著となる。

しかしながら、マーシャルのミクロ経済学の仕事をみるとき、彼の先行者からの離散の程度および彼自身の業績の程度は、むしろ一層明白になる。


これは第IV節「非-古典派的題材」の主題である。

具体的に、オブライエンは、市場、需要、消費者余剰、供給と企業、分配、マ
クロ経済学という領域でこのことを論じている。
このうち、マクロ経済学の項については、議論は非―古典派的要素が取り出
されるような感じで(つまり全面的に異なるという感じではなく)述べられている。

2. 以上の点を、経済学の広い分野を対象にして論じており、きわめて有益なそして客観的な展望を提供している論考である。


 

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ピグーのケインズにたいする肯定的評価

ロバートソンやホートリーとは異なり、Pigou (1931) は『貨幣論』を高く評価している。例えば、彼は次のように評している。「[ケインズは]、彼の新しい方程式について、・・・それが、多くの種類の産業的混乱にあって、より確かな目で追いかけられる因果連鎖を可能にしている、と主張している。私は、これが価値のある主張だと思う」(544)。

Pigou (1950, 65) も参照。ピグーは、『一般理論』の意義は、実物的要因を貨幣的要因と整合的に関係づける理論的枠組みを提示した点にある、と考えている。彼は、とりわけ、pp. 246-247 (Chapter 18)に特別の注意を払っている。そこで、ケインズは、3つの基本的心理要因(消費性向、流動性選好、長期期待の状態)、貨幣賃金、および貨幣量が国民所得および雇用の水準を決定するという彼の考えを要約している。

ピグー効果(実質残高効果)は、ケインズのマクロ経済学に対峙する新古典派のマクロ経済学を支える強力な道具として用いられた。

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Pigou, The Exchange Value of Legal-Tender Money, QJE, November 1917

ピグー「法定通貨の交換価値」


1. ケンブリッジ型残高数量説の代表的な論文。

2. まず最初に需要側を、続いて供給側を、そして需給均衡の順で論じられている。

3. 需要側の式として、ピグーは、人々の貨幣に対する需要動機の視点から定式化している。

・銀行の存在しない場合の式が次のもの。

P = kR/M

ただし、Pは小麦タームでの貨幣の価値(物価の逆数である)。Mは貨幣の数量、kは人々が貨幣の形態で保有しておきたいと考える総資源の割合。
Rは小麦タームでの総資源量。

ピグーはこれをフィッシャーの「交換方程式」と比較している。基本的に同じだという点を強調しているが、そのうえで残高数量説的アプローチの優位性にも言及している。

私の定式化と[フィッシャーの定式化]に具体化されているもののあいだに相克はない。相違は、私の定式化が、人々が法定通貨にたいする請求権のかたちで蓄えることを選んでいる彼らの資源の割合に焦点を置いているのにたいし、フィッシャーは「流通速度」に焦点を置いている点である。
この事実は、私の定式化に利点を与える。というのはそれは、一見して偶発的で、恣意的で、多かれ少なかれ漠然としている何かとの関係ではなく、ただちに意図 ― 需要の究極的原因 ―との関係をもたらすからである。

貨幣需要の動機として、ピグーは明確に、取引動機と予備的動機を指摘している点は注目すべきである。

最も明白な点は、日常の生活において法定通貨請求権をもつことから得られる便益である。

 法定通貨にたいする請求権の保有は、つねに何らかの量の商品との交換が可能である。

・銀行の存在する場合の式が次のもの

P = (kR/M)・(c + h (1-c))
あるいは
M = (kR/P)・ (c + h (1-c))

ただし、cは人々が現金で保有しておきたいと希望する割合、hは預金量にたいし銀行が残しておきたい考える現金の割合 (つまり部分準備率)。

(参考)
『貨幣改革論』における基本方程式は
               n = p (k + rk΄)

ただし、nは、流通している現金、p は消費単位の価格、k は公衆が現金の形態で保有しておきたいと考えるのに相当する消費単位、k΄は公衆の銀行預金に相当する消費単位、 r は、公衆の負債のうち銀行が現金で保有している額k΄の割合を示す。

4. ピグーは以上の式を提示した後、各要素 (R, c, h, k) の大きさに影響をおよぼす要因の検討を行う。

これらの検討を行った後、ピグーは、各要素の変化は現実の世界では、他の要因の変化をもたらすことに注目すべきことを提示する。

   しかしながら、現実の世界にあっては、法定通貨にたいする需要に影響を及ぼす原因が入りこんでくるとき、それは、需要公式において識別されている種々の因果的焦点のうちの1つだけを通じて作用するということはあり得ないと言う点に注意が必要である。

(例えば) 全般的な産業発展は、Rを増大させるだけではない。それは(1-c)を増大させ、さらにkを増大させる。

5. ピグーは需給の均衡を論じた後、マーシャル流に、時間の長さという問題に読者の注意を喚起する。

われわれの公式では、需要と価格の関係、および供給と需要の関係は、単純で確定的であり、需要もしくは供給の所与の変化は貨幣の価値にたいし単純で確定的な結果をもたらすということが含意されてきた。(だが)事実はそうではない。これらの関係は、原因の衝撃とそれに続く効果とのあいだに流れると想定する時間間隔に応じて異なってくる。

さらに需給が独立していない可能性についての言及が認められる。

貨幣についての需要曲線、供給曲線は、われわれの公式においてそれらが示されているような、相互に独立したものではない。

6. こうしてピグーの論法は、一方で自ら貨幣数量方程式による物価決定式を提示する。他方で、第1に、現実の世界では各要素は他の要素に影響をおよぼすこと、第2に、需給方程式において時間という要素の重要性、ならびに需給は独立していない可能性に注意を喚起する、というかたちをとっている。
現在では、ピグーの前者の側面のみが理解され、後者の側面は忘れ去られていると思われる。

7. ピグーは貨幣当局が貨幣価値に影響を与える要因を操作することを通じて、物価を決定することができる、と論じている。


中央銀行は、割引率 ― これは、法定通貨の所与のベースのもとに積み上げられた銀行残高の割合を間接的に変える ― のコントロールを通じて物価を操作することができる。政府は、法定通貨の供給自身をコントロールすることで物価を操作することができる。

8. 貨幣価値、およびその変化が依存する要素は非常に多く、複雑であるので、
 それらを秩序をもって結束させる何らかのテクニカルな工夫が決定的に重要である。

ピグーは彼の方程式を提示し、そして貨幣価値を決定する各要素を明らかにした。だが、彼の分析は複雑である。上記6の視点が存在するからである。
彼は単純な決定論者ではない。明解な決定を求めつつも、現実世界のもつ複雑性、錯綜性を忘れることはない。この点はケインズの思考法とも通底するところがあり、大変興味をひかれる。

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アメリカ政界の惨状とそれを打破せんとする勢力による共闘体制の台頭


FBI がトランプによる対ロシアへの協力工作(つまり、国益を損ねる行為)が意識的、もしくは無意識的にかは別にして

その調査を本格的に行うことになったことが、NYTの記事で報道された。これは専門家によると、

FBIは相当の確証をもったからこそ、この段階に踏み込んだとのことである。FBIには2つの捜査部門が

あり、1つは犯罪、もう1つはcounterintelligence (敵のスパイ活動に対抗するための対敵情報活動)

である。今回の場合、主たるものは後者であるが、前者も含まれている。

***

 トランプはこれにたいし、いつものように、いつもの言葉を用いるだけで、それだけである。ただ、

トランプの本性で、必ず、自分の非は1点だに述べることなく、すべての責任を相手になすりつけるだけ

である。そしてまた存在しない国家緊急事態宣言を出して、壁(いまはスチールに代わっており、もともと

いいかげんなのである)を構築するための資金50億ドルを、政府の救援対策資金を流用するような話を

出してきている(この資金は、プエルトリコやテキサスなどでのハリケーン被害用の資金なのである)。

この男のいいかげんぶりは、先日のホワイトハウスでの民主党トップとの話し合いで、最後に「自分の責任で

ほこりをもって政府封鎖を行う」と述べていたのだが、それがすぐに、すべてを民主党が目覚めていないから

というツイートになっている。なにせ、選挙キャンペーン中に、「壁はメキシコに払わせさせる。小切手1枚に

20億ドル、いや30億ドルの数字を書いて渡せばそれで解決」といったことを公言していたにもかからわず、

最近は「そんなことを言った覚えはない」となっている。最悪の人間がアメリカ大統領になっている。


***

下院の情報委員会の委員長アダム・シフは「トランプの犯罪性、ロシアとの問題の

活動についてその罪を徹底的に追及していく」と明確に宣言している。

またナンシー・ペロシと民主党上院の民主党リーダーも、明確にトランプとの対決姿勢を、トランプとは

異なり、合理的な論拠から示している。

 これだけ腐ったトランプ政権(政権とはいえ、ほとんど機能していない。トランプが勝手に政策を

決定しているだけである。閣僚は自分の意見をもっていない。副大統領はほとんどオウム返しにトランプの

言うことを述べるだけである。どこまで共和党は堕落の道を進むのか、は、今後の政局を占ううえで

重要なポイントである。


***



Trump vents fury over Russia stories and again threatens national emergency
• Report: FBI looked at whether president worked for Russia
• Trump remains at White House as shutdown grinds on
David Smith Washington bureau chief
@smithinamerica
Sun 13 Jan 2019 03.03 GMTFirst published on Sat 12 Jan 2019 19.07 GMT

Donald Trump has strongly denied the stunning claim that he was secretly working on behalf of Russia and again threatened to declare a national emergency to fund a border wall.
In 20-minute live phone interview with Fox News on Saturday night, he described as an “insult” the New York Times story that alleged the FBI launched an investigation into whether the he was acting as a Russian asset, against his own country’s interests.
Trump said the story, which claimed the investigation opened after Trump fired the FBI director James Comey in May 2017, was “the most insulting article ever written”.
“If you read the article you’ll see that they found absolutely nothing,” he said during the Fox News interview.
“I think [the story] was a great insult and the New York Times is a disaster of a paper. It’s a very horrible thing they said.”
Donald Trump interview with Fox News.
Citing anonymous sources, the Times said the investigation was part counterintelligence, to determine whether Trump was knowingly or unknowingly working for Moscow and posed a threat to national security. It was also part criminal, to ascertain whether Trump’s dismissal of Comey constituted obstruction of justice.
The FBI effort was soon absorbed into the special counsel Robert Mueller’s investigation of Russian interference in the 2016 election and alleged collusion between Trump’s campaign and Moscow, the Times reported, adding that it was unclear if the counterintelligence aspect is still being pursued.
The president again called Comey a “liar” and claimed the entire Russia investigation was a “terrible hoax”.

FBI reportedly opened inquiry into whether Trump was working for Russia

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“Everybody knows it. It’s really a shame because it takes time; it takes effort. Everybody knows there’s no collusion,” he said.
Trump repeated baseless claims that the FBI mishandled an investigation into his election rival, Hillary Clinton. The president insisted that he had been far tougher on Russia than any other president, repeating claims he tweeted earlier on Saturday.
“I have been FAR tougher on Russia than Obama, Bush or Clinton,” he tweeted. “Maybe tougher than any other President. At the same time, & as I have often said, getting along with Russia is a good thing, not a bad thing. I fully expect that someday we will have good relations with Russia again!”

Trump’s warm relationship with the Russian president, Vladimir Putin, has long set alarm bells ringing. The day after firing Comey, he hosted Russia’s foreign minister, Sergey Lavrov, in the Oval Office – and disclosed intelligence from an Israeli counterterrorism operation. At a summit in Helsinki last summer, Trump appeared to side with Putin over his own intelligence agencies on the question of election interference.
On Saturday, the Washington Post reported that Trump took the notes from of a 2017 meeting with Putin in Hamburg from his own interpreter. Citing current and former US officials, the paper also said Trump instructed the linguist not to discuss what had transpired with other administration officials.
Asked why he would not release the conversations, Trump said: “I would. I don’t care ... I’m not keeping anything under wraps. I couldn’t care less.”
In December the president startled his own national security officials by suddenly announcing the withdrawal of troops from Syria, widely seen as handing a strategic victory to Russia and prompting the defense secretary James Mattis to quit. He also bizarrely endorsed the Soviet occupation of Afghanistan in the 1980s.
The House intelligence committee chairman, Adam Schiff, said in a statement he did not “comment on the specifics of the New York Times report” but said “counterintelligence concerns about those associated with the Trump campaign, including the president himself, have been at the heart of our investigation since the beginning”.
His committee, he said, “has a responsibility to the American people to ensure that the president is working in our national interest and is not motivated by any other factor”.

Donald Trump with vice-president Mike Pence on Capitol Hill earlier this week. Photograph: Evan Vucci/AP
Holed up at the White House, Trump turned to the other subject dominating US politics: the partial government shutdown which, going into its 23rd day, is now the longest in history, eclipsing the record set under Bill Clinton.
He called on the Democrats to do a deal and again threatened to declare a national emergency if they don’t “come to their senses”.
“I have the absolute right to call a national emergency,” he said. “Other presidents have called national emergencies for lesser importance than this. I’d rather see the Democrats come back from their vacation and act. It would take me 15 minutes to get a deal done and everyone could go back to work.”
America shuts down: how the federal government closure is impacting millions

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Trump is demanding $5.7bn towards his long-promised wall on the US-Mexico border, claiming it will solve a humanitarian and national security crisis. Democrats, who control the House of Representatives, have passed measures to reopen the government without funding the wall, which they regard as an expensive, impractical and immoral response to a manufactured crisis. The result is a political stalemate that leaves a quarter of the government unfunded.
About 800,000 workers missed pay cheques on Friday. The House and Senate voted to give federal workers back pay whenever the federal government reopens, then left Washington for the weekend.
With polls showing Trump getting most of the blame, the president is toying with the idea of declaring a national emergency, bypassing Congress and funding the wall from existing federal revenue. Republicans are divided on the move and it would be certain to face legal challenges.










 

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