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あんまし歳のことは書きたくないんですよね。 ババァだってのがバれるのが嫌とかではなく、「この人はこの歳だから、こーゆー人なんだ」って決めつけられるのが嫌でして。無根拠に、人や物事を「自分の分かり易いカテゴリ」に落とし込みたい人達が居るでしょう。知るかバーカなんですが、そーゆー方々のお節介な思い込みって、うっとしいじゃないですか。 え? そういうことを言う自体がババァの証拠だ?うるさいねぇ、おたんこなす♪ で、タイトル。 「池波正太郎の食卓」って本があります。池波さんのお弟子をしてた佐藤隆介さんがまとめられた本で、中身自体は他の本に記載済みの内容を使い回してる感じがありますが、詳しいレシピと写真が載ってるのが便利って感じでしょうか。わざわざ買うほどの物とは思えませんが、古本屋か図書館で見かけられたら、ぜひ手に取って見てください。 そこでこんな文章がありまして・・・ "池波家のおせちは、ずっと亡師の母が、戦前の下町の習わし通りに作っていた。「変哲のないものだ。煮しめ、きんとん、カズの子、昆布巻など・・・」と、池波正太郎がかいている。それが晩年のある年から変わった。当時、駿河台の「山の上ホテル」で和食全体を司っていた近藤文男が、おせち一式を詰めた三段重をみずから荏原へ届けるようになったのである。" 池波家の食卓も、下町の地味なおせちから、何らかのタイミングでホテル作成の豪華なおせちに変わったみたいですね。それがいつ頃のことなのか記述だけでは分からないんですが、先生が亡くなったのが1990年(平成2年)だから、昭和50年か60年かの話かと想像しますが・・・ やっとタイトルに近づきましたが、最近“現代家族”の誕生―幻想系家族論の死って本を読みましてね。スゲー面白いってワケじゃありませんが、ホーって思わせますよ。 アンケートの取り方が統計的に適切かは疑問でしたが、子供がボチボチいる主婦とその母親に対面調査をした結果をまとめたものでね。「日本の食卓」の実際を描いてるって感じです。 アマゾンに載ってる書評を読むと、「あらまー、こりゃ著者のマジックにはまってるな」ってな書込が多いです。「うちの食卓は案外まともだ」とか「今後は不安だ」とかね。流石広告代理店がまとめた本やねぇって感じ。 戦前戦後と日本の食卓がどう変わっていき、食卓の現状と、それを引き起こした原因の推論です。 でまぁ、結論は「戦前戦後の教育指針の変化で、方向性と自主性を見失った・・・」うんぬんの、ありがちなお話でまとまってはいるんですが・・・ 面白いなと思ったのが、終戦中・後世代は「正しいものは外にある」と「他人に余計な口出しはしない」ってのが傾向として濃いらしいです。 ここで歳の話です。おまつのオカンは美智子さんと同じ歳なんすね。で、おまつはだいたい雅子さんと同じ歳。「アンタ、ずうずうしいねぇ」って言われそうですが、この本の対象としてる辺りが、戦後の変換期に教育を受けて、1960年代で出産してる人達なんで仕方ないのよ。で、お前はいくつだって?そりゃ秘密だわな。 でまぁ、この美智子さん世代ぐらいで「お袋の味幻想」が跳梁跋扈し、お袋もばあさんになるから「おばあちゃんの味幻想」に至るってことなんですが・・・ でも、よくよく考えると美智子さんの世代は戦争で大変な最中でしたからねぇ、そうとう豊かな家で無い限りは、三度のご飯もカツカツだったのではないでしょうか?ガスも普及してないし、ご飯炊いて野菜を煮る程度で精一杯かと思いますけど・・・ 池波さんの著作も、鬼平はお侍さんですしねぇ。その他の記述は外食ばかりで、普通の家でどんな物を食べてたかは書かれてないですよね。だから、この本が推測するとおり、実際はそんなに豊かな食卓ではなかったと思います。 たとえば、ヨーロッパなんかもレストランは豪華でも、普段の家ご飯はオムレツとパンって感じでしょう。 メインディッシュに、汁物、お野菜、ご飯に、箸休めみたいなメニューは、いつの間にかマスコミに刷り込まれた幻想なんだと思います。で、幻想の一番の例が、おせち。これ以上は、本をご覧下さいませ。 女性は「正しいサンプルがあり、それを習うべき」って思い込みが強いみたいですね。学校に通って習いたい症候群の人が多いようです。日本人だけじゃなくて、海外もそうらしい。DNAのさけびなんだろうか? で、本書の推論では、戦後の「教科書の墨塗り」を体験した世代ほど、「ベストサンプル」を外に求める傾向が強いとか。親の意見に従うより、美智子さんの「ナルちゃん憲法」だの、なんとかかんとか博士の育児論を有り難がるとか。プラス「だから日本人はダメなのね信仰」はここで根付いたと書いてますねん。 どうなんでしょうかねぇ?ただ、本を読み進む分にはフーンって納得します。 でまた「他人に余計な口出しはしない」も特徴らしいです。これも「墨塗り」の体験から「いつ自分の信じてるものが間違ってると言われるか分からない」って不安の現れだのなんだの。 それはどーかしらと思いますが、おまつは自分のおかんを鑑みて、いつもどこかの権威にすがりたい不安な感じは、そーだなぁーと思います。 そういった内面的な空洞感からか、「それはイカン」だの「うるさい、こーしろ」って言うスピリットみたいのが消し飛んでしまったうんぬん。 おまつの世代ぐらいから、家の夕飯が袋菓子にジュースだの、コンビニのお弁当だのはワリカシ増えていた気がします。昔はスーパーのおむすびなんて気持ち悪くて食べたく無かったのに、いつの間にか平気になっちゃったし。 「その程度のものは作りなさい」とか、「家の食事でお菓子なんて」って怒る大人が消え去ってしまったと本書はまとめているんですね。で「ベストサンプルは外にある」、「個々の個性を尊重せよ」幻想も同時に膨らんだと。 それが、現在の「自分探し幻想」や「無責任ピープル」を生み出した要因ではなかろうかと・・・ ダイタイこういう本は、女性が悪いことになってるのが気に入らないのよね。「母親のせいで無責任ピープルが増えたんかい?父親は何をしとったんじゃ!」と言いたくなりますが・・・ 毎度毎度長くなりましたが、以前書いた話の続きでこの本のことを書きたかったんですよ。買うホドの本ではありませんが、手に取る機会があれば是非に。 私は買ってないです。図書館で借りました。。。。 27jul07
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「母親のせいで無責任ピープルが増えたんかい?父親は何をしとったんじゃ!」←いやあ、面目ないと言うウチのオヤジの謝罪が聞こえてきそうです(笑)ところで、ウチの家内も『かくあるべきシンドローム』の一人でして、料理教室に行きたいと言います。もっとも彼女は、今も物凄いオカシナ日本料理をつくるので、少しぐらいはベストサンプルを勉強してもらいたいです(笑)
2007/7/28(土) 午前 7:03
TB有難うございます。TB頂いた記事の彼のお父上も『何をしとったんじゃ!』だと私は思っています。革命戦士のようなと揶揄された彼のお母上がどんな母親だったのかも野次馬的興味がありますが・・。
私の母親に以前聞いたのですが日本の伝統的『やっつけ&煮しめ』料理以外は公民館その他で昭和30年代・40年代に開催されていたなんたらスクールで学んだのが多いとのこと。台湾生まれ台湾育ちですので引き上げの時は苦労したようですが住んでいる時はメードがいる楽チンな暮らししてたそうです。
鬼の平蔵は役宅ではお粥と葱入り炒り卵が好物なのだそうで。自分探しが終わっている私は(泣)、納豆と大根・豆腐の味噌汁と漬物と焼き海苔の『塩分摂り過ぎやっつけ日本食』さえあればもう十分っす。拝
2007/7/28(土) 午前 10:25
鬼姉は70近いけどあの付近の人は価値観が違うらしいですね。
まあ女は何でも悪者にされますよ。
しかも女自身が自分でそれを考えず受け入れる。
自分で考える脳みそないのかなと思いますが。
年齢ね。
若くは無いけど初対面でいきなり年齢聞く人っていますね。
明らかに自分が若いと思って。
聞くなり「勝った」という顔をするのが嫌。
2007/7/28(土) 午前 10:46
「ダンナが外で悪いことをすると奥さんが悪い」と言われるって、ばぁちゃんも昨日言ってましたね。どーせ、あらゆる害悪は私のせいだって言いたいんだろうけど。
昔のお母さんは家族のために捨て身タックル状態〜(ポケモンか?)でしたからね。
でないと、社会からのはみ出しモノ扱い〜。そのおかげでたくさんの子供たちが貧しいながらもまっとーに育ってきていたと思います。
それは認めます。お母さん、ありがとう〜としか言えません。でも、やっぱり誰かが我慢しながら成り立っている集団ってオカシい。それをオカシいと思わなかったら、その人間もオカシい。
どこかで修正は必要ですが、...ばぁちゃんの価値観にはついていけません〜。自分が我慢してきたから、あんたも我慢しろ!なんてのには。
2007/7/28(土) 午後 1:12
↑の本の内容とは関係なく、
主婦として「家庭料理話」している中では、私らの親世代は、祖父母世代の料理を受けついでないし、私ら世代も「作ってもらったらいいんじゃん」ぽい…印象です。
「自分1人で御節作る」と言ったら、「物凄い料理好き・料理上手」だと思われてしまう〜(実際に作っている人は多いけど、両極端になっている)
御節からみでびびったのは、私の実家は形だけ煮しめとえび・数の子がある程度でまともではなく(と認識していた)、夫の実家のはキチンとしているので真似して作れと言われて、夫の話から田作りから煮しめ5種、ナマス・きんとんなど、ついでに伊達まきまで手作りしたところ、その実、姑の作ったものは「全てごっちゃに煮て、わけて並べただけだけの煮しめ・夫の説明とは全然違う田作り(魚介系ご馳走は2日の訪問時には食べつくされていたので解らない)」で、要は、「うちの御節=ばーちゃんの御節」であり、ぜんぜん受け継がれていなかったと言うわけで〜しかも「若い者は御節作らない」と思われていて、馬鹿にされちゃった〜・・・後半恨み言(苦笑)
2007/7/28(土) 午後 10:16
年齢の公開>私はしてますね〜36ですが、私の考え・経験が「年相応」なのかどうかはともかく、相手に「だから、そう思うのか・それに思い入れがあるのか(←芸能人や映画など)」と理解してもらえる部分もあると思うので。
そこで、「年のわりに、幼い・老けている」と言われた所で、ま、反省して直すかどうかは私の問題ですし〜(大抵聞き入れませんけど〜。苦笑)
ママ友集団での「年」の話は微妙ですよ〜子どもの年がそこそこ行ってるので、「幾つで産んだの?」と少し斜めからリサーチされます。
年が解ったからと言って、言葉使いや扱いが変わるわけではないし、込み入った話するわけでもないのに、きく必要ないと思うんですけどね〜?
2007/7/28(土) 午後 10:26
mig21さん、『かくあるべきシンドローム』ですか、グッドネーミング。総じて男性の方が保守的な気がするんですが、女性の方が権威を持ち出すのは好きみたいですよねぇ、どうしてなんだろ。まぁ、カルチャースクールに行ってお料理が上手になるなら、それはそれで宜しいかと。アタシはヘンテコな実験を重ねつつ作るのが好きなんで、お料理教室ってのは似合わないでしょうなぁ。うほほ。
2007/7/29(日) 午前 1:40
東南さん、そうそう。どうもそのくらいの世代から、お料理教室が流行になって、ベターホームだの何とかだのがヒットしたそうで。「見識が高くなるから学校なんぞに行ってはいかん」なんて暗黒時代に較べたら良い進歩なんですが、どーも上手い具合に踊らされちゃってますよね。それが消費のトレンドを作ってるから、経済効果的には良いのかもしれませんが、ちょと自覚無さ過ぎですな。
2007/7/29(日) 午前 1:44
こみちさん、アタシんとこは自分がお節作ってたから、家の味もへったくれもありませんでねぇ。田作りだの伊達巻きだの、たいして美味しくもないからアホ臭くなって、今はお酒の肴になりそうな珍味を用意する程度です。よっぽど裕福な家庭でも無い限りは、「その家流のおせち」なんてインチキな気がするんですけどね。嫁いびりの材料として、好都合なんだろうなぁ。
2007/7/29(日) 午前 1:46
あじさいさん、すいません、順番を違えてしまった。
というと、おまつおかんのちょっと下って感じでしょうかね。まだ十分終戦直後教育ショック世代にはいるんでしょう。もうちょっと違う視点でアンケート調査したら面白い結果が出そうですね。
目上を敬うのは当然なんでしょうが、年齢差で態度を変えるってのが大嫌いでしてね。上でも下でも、人にはそれなりの礼儀で接するものですよね。それに、一個二個下だ上だってのが何じゃいって感じだし。17-8過ぎたら、それなりの人格として接するのが礼儀でしょう。後は、いくつになっても馬鹿の人は馬鹿なママだし、どんどん学習して立派になる人はいくつになっても学習してるし・・・いい歳してこだわってる人は、アホとしか思えません。
2007/7/29(日) 午前 1:51
Sayusanさん、すいません、順番を違えてしまった。
なんか石器時代のお話みたい。自分が我慢してたから、Sayusanさんも我慢すべきって理屈なんですか?まぁ、総じて誰かが我慢する運命にはなってますが、皆が我慢してる人を支えてるから社会として成り立つワケで。正に「女の敵は女」なんだろうなぁ。やっぱ私が出かけてって、ばーちゃんを川に突き飛ばしてあげますよ。よく死ぬように、深いとこで落としておきます。あとで住所教えて。(嘘、嘘)
2007/7/29(日) 午前 1:55
こみちさん、私も普段は年齢もスリーサイズも公開です。(スリーサイズは嘘)というか、ある程度の年齢になっちゃうと、上司が年下とか、部下で年下なんだけど仕事は教えてもらう状態とか、色んな状況があるんですよ。私もちょっと前は年上の上司を全部フォローとかしてましたしね。でも、何でもかんでも自分で勉強してモノにするなんて不可能って気付いたんで、任せた方がいいことは任せるようにしました。そういうトコで、歳の話をしても仕方ないし。でも、聞かれたら答えますが、まず職場で聞かれたことは無いですねぇ。有る程度親しくなって呑んだらですかねぇ・・・
いい歳したオバサンが「アタシ二十歳」とか言ってたら殴りますし、「おねーさん」と呼ばせたがるオバサンも大嫌いです。でもブログはバーチャルな世界なんだから、三つでも百歳でも良いと思います。
ただ、この本が特定の世代を語ってて、ちょうどおまつにドンピシャなもんでね。あえて自分の歳を自虐的に扱ってみました。
アタシはほんとはみっちゅです。うほほ♪
2007/7/29(日) 午前 2:02
広告代理店系の書籍って、なんでもカテゴリーに落とし込むのがお好きですよね。どこか大衆の「あ、うちにもあるある!」ってところを上手に擽って。私はどちらかと言うとへそ曲がりなのでこの手のものは斜めに読んでしまうところあります。うちは小さい時から、「御節って、美味しくないし、3日も同じもん食べてられない!」という親の意見で、京都人としては珍しく御節つくらない家でした。母はどちらかというとアンチ権威的な人でしたし。
2007/7/29(日) 午後 0:20
続き=でも実際にまだまだ「ねばならぬ」思想多いですよね。夫や子供が悪いことすると、まず「母親が悪い、妻が悪い」ときますもの。スーパーの店頭で、『夫の実家というストレス』とかいうタイトルが目に飛び込んできましたけど、ネバならない世代とぼや〜っと育ってきた私たちの世代とのギャップは埋まりませんわね。…で、結局何が言いたいのかわかんなくなってきたmorinですが、御節は真似したいと思いませんが、カッコいいなと思えるおばあさんの生き方とか見習いたいと思いますね。
2007/7/29(日) 午後 0:25
morinさん、広告代理店の戦略ですよね。ただ、広告を打つ以上、対象を定めて、それなりの結果が得られたか、確認するステップが必要。で、カテゴリ化ってのはかかせない作業なんですよ。じゃないと、客観性が全然無くなっちゃうでしょう?
伝統を継承するとのと、自分らしさを保つのとは平行可能なことと思います。ただ、それが本来の伝統なのかダイブ疑わしいし、「本当の自分てなーに?」ってのもあるし・・・嫁いびりのために「家庭の味」幻想にすがりたいおばーちゃんもいれば、自分探しのためにイランだのアフガンだのの方々に迷惑をかける人達もいるし・・・
難しいこっちゃですなぁ・・・
2007/7/29(日) 午後 3:44
食卓の変遷という意味ではウチのオカンは凄いかも。オヤジが死んでから料理の種類が4種類くらいに減りましたね。元からお嬢さんなんで料理できない人なんです。生前は凄いプレッシャー感じてたみたい。料理人顔負けの料理作れる極道パパだったんで^^;解放されて本来の姿に戻ったんでしょうね。仕方ないヤツやな、と思いつつ放置してます・・・orz
2007/7/30(月) 午前 10:56 [ c1491jp ]
料理は自作が最もコストバランスがよろしいというのと楽しいってだけで自分で作るのですが、母にも父にも教わるし、本も読むし、TVも参考にしますよ。料理教室やらが流行ると食材とか器具とかのコストも下がるのでウレシイ。それだけです。女がどーとかの話に発展することが理解できぬのですが…。アタシャ世間ずれしてるってことすかね(笑)
2007/8/1(水) 午後 2:54 [ あるこ ]
c1491jpさん、おかーさまも苦労された口なんでしょう。女性の皆が皆料理好きってワケじゃないからねぇ。健康的に生活ができるレベルで食生活ができれば充分なんですが、それだけじゃチョト悲しいのよね。だからといって、旦那が海原雄山じゃ、嫌だろうナァ〜。
2007/8/1(水) 午後 3:19
あるこさん、お料理の話題はネェ、ある種女性のアイデンティティ問題にも発展する、難しい話なのよ。「私は何も取り得は無いけど、家事とお料理は素晴らしいのよ」とか言い出す人が出てきたら、とりあえず黙ってお話を拝聴するのが無難です。それはそれで大事なんですが、それだけ?って気もするし、わざわざ声高に言わなくてもと思うし。何が言いたいかって?教えてあげません!
多分男の人は参加しない方がいい話題なんでしょう。(記事の話じゃなくて、料理とアイデンテティっての)
2007/8/1(水) 午後 3:23