|
アタマの写真は先日国立劇場で観てきた文楽のポスターです。 近松物がやる時は、なるべく観に行くようにしてます。一応有名な物は観ましたよ、女殺油地獄とか、曾根崎心中とか。 今回観たのは、「心中宵庚申」。 近松の最後の心中物で、二年後に亡くなってます。亡くなる前の年に心中物の出版・上演が禁止されたってのは、おまけ程度のお話。 と、この「心中宵庚申」は、普通の近松物とチト色彩が異なってまして。結局心中しちゃうのは同じなんですが、男が案外しっかりしてるんです。武士の家から八百屋に養子入りした半兵衛さん。元武士のせいか、しっかりしてるんですよ。 大概の近松心中物は、「んでコンナ男と心中するの?」みたいな、ショーも無い感じの男が多いでしょう。勢いで預かり物のお金を出しちゃうとか。で、にっちもさっちも行かなくなって、心中。 まぁ、不条理が演劇の骨頂とも言えるんでしょうが・・・ で、半兵衛さん。お嫁さんの実家の顔も立て、養子先の親の顔も立てを考慮しつつ、死ぬことを選ぶのね。 養子先の養母というか、糞ババァがコテコテの大阪いぢわるバーサン。ひさびさに典型的な下品バーサンを観ました。んなバーサンにも義理立てするんだから、できた男だと思います。 調べたら、いぢわるバーサンが音羽信子、いぢめられるお千代が太地喜和子なんてドラマがあったんですね。こりゃ是非観てみたい。音羽信子がコテコテいぢわるに徹して、けなげな太地喜和子をいぢめまくるなんて、ゾクゾクしてしまいそう。アマゾンに一万とちょっとでビデオが販売されているんですが・・・ どっかで観る方法は無いものか。ビデオを買っても、ビデオプレイヤーなんぞ持ってないし・・・ (TдT) 「狐と笛吹き」ってのも観たのですが、途中で出れば良かったと後悔する品物でした。演出をベルばらとかを手がけた方がやったらしいのですが、浄瑠璃のお人形さんが新かな使いで喋るってのは、どーもお尻がこそばゆくていかん。幕間の休みも無く、途中逃亡もできませんでした。 んで、帰り道は麹町の有名な四川料理「登竜」に行ってきました。前は何度も通ってるのに、今回初めて。ずっと近くに住んでたのに、機会が無くてね。 で、有名な担々麺と、家常豆腐を頼みました。老酒も頼んだところ、アテとしてナッツと、チャーシュウの細切り長ネギ合えと、チリがついて・・・。このアテは素晴らしかった、うん。 大勢で食べる中華だから、量がハンパじゃないんですね。ですんで、家常豆腐はお願いして、なるべく少なめにしてもらいました。ちゃんと減らしてくれたし、お会計からも差し引いてくれたから、良心的と言えるでしょう・・・ で、美味しかったは美味しかったのですが・・・ 担々麺がねぇ。考え込みましたねぇ。 すごく美味しいのですが、ゴマベースの濃い味のスープがタプンタプンってのは、どーもいけません。三口食べて止めました。好きな人には、すごーく美味しい味だと思います。 もともと担々麺は、肉味噌で食べる汁無し麺だったのを、日本人向けに汁麺に改良した物とか・・・ 最近おまつは汁麺というか、ラーメン系がまったくダメになってきてましてね。濃い味のスープがタプンタプンに、麺がたっぷりってのが、ダメなんですよ。食べ飽きちゃう。特に、ゴマ風味でコテコテスープがタプンタプンってのが、うぐぐぐでした。 おなじコテコテでも、力沙(ラクサ)とかとは違うラーメンのコテコテ。最初からインパクトが強い味ががつーん。 ラーメン大好きだったのに。食の好みが変わったのでしょう。がっつり残してしもた。(TдT) んで、5千円のお会計。 「登竜」はスゴク美味しいお店ですよ。アタシがコーユー担々麺が嫌いってだけの話。 ただし、四川料理を掲げてるワリには、四川らしいメニューは少ない気がしました。所謂高級中華。接待で美味しい物を食べたいって時は良いかと思いますが、カラカラ四川を楽しみたい方は止めた方が良いかと思います。 文句言っても仕方ないから、汁無しの担々麺を自分で作りました。麺はウー・ウーエンさんの本に従って手打ち、肉味噌は黒豆チーフのレシピを参考に。お肉の臭み取りをしっかりやって、しっかり炒めれば、味付けは家にある中華風材料でテケトーで良いかと思います。 見た目はイマヒャクですが、美味しくできましたよ。 お家ベジを標榜しながら、ひさびさに肉料理を作ってしもた。今度は、高キビか何かを使ってベジ版を作ってみよう。 何かというと「本場の味」を有り難がる傾向があるのに、何故か担々麺は日本風にローカライズされた物が主流ですね。この辺の基準がよく分からん。 でもまぁ、納得できないなら、自分でどーにかするしかないワケで・・・ * あともうちょっとで2008年も半年経ちます。皆さん、今年前半はいかがざんした? 24may08
|
全体表示
[ リスト ]




さすがに坦々麺の汁が多過ぎ〜ですね。
坦々麺のお店、こちらにも結構ありますが、ここまでは...。
サーキットの四川料理店のもここまで多くはなかったと思います。
自分で再現〜ってことができるのは、すごいですね。
何にしても欲しいものは自分で創れたら一番なのですが、なかなかそうはいきません...。
2008/5/26(月) 午前 0:32
無知手で申し訳ないのですが、「女殺油地獄」って、ビデオのパッケージ見ている限り、「エロ時代劇」みたいな感じになってるんですが、その実、どんな話なんでしょ・・・?
2008/5/26(月) 午前 0:58
いや 意外と見た目もいいとおもう。
進化したな。。。この(爆)
2008/5/26(月) 午前 1:18
文楽も坦々麺も、多少はニーズに牽引されちゃうんじゃない?
鈴傳でいづみ橋とか竹林とか呑みたくても並ばないみたいな(笑)
だから自分でやるわけだよね。自分が美味しいと感じたいものは、結局は自分でしないと無理だよね。でなきゃあきらめんとなぁ(笑)
2008/5/26(月) 午後 2:44 [ あるこ ]
坦々麺うまそ。
文楽やら芸能モノ最近観てないなぁ・・・
2008/5/26(月) 午後 11:06
私は登龍の担々麺は大好きだけど、何となく言いたいことは分かるような。板橋「栄児家庭料理」の汁無し担々麺はどうかな?
登龍麹町店トラバしますね。
2008/5/27(火) 午前 0:55
金魚さん、家常豆腐は基本は四川の物らしいですが、上海風も北京風もあるみたいだし、ようは家庭のお総菜だから、正しいレシピってのも無い物みたい。豆腐のお揚げの煮物で、豆板醤ベースもあれば、甜面醤ベースもあれば・・・
ここのは四川料理だけど、辛くなくて、甘じょっぱい甜面醤ベースの味でした。美味しいは美味しいけど、アタシも驚きましたよ。
金魚さんトコはニューメンバーも加わったしね。アタシは来週ぐらいに今年前半のまとめ&後半の目標を記事にしようかと。んか、時期毎に総ざらえしたくなる妙な性分なのよ。。。
2008/5/27(火) 午後 2:41
ほけん委員さん、大阪の国立劇場じゃもっと短いスパンでやってますが、東京の文楽公演は半年に一回ぐらい。逃すと一年見られないんで、まめにチェックしてます。最近の歌舞伎がちょと詰まらないので、文楽ばかりだなぁ・・・
私は他の趣味は変なことに敢えてチャレンジするけど、演劇とかはトラディショナルというか・・・二時間ずっと座って見ることになるから、失敗だったらタマッタもんじゃないので、ハズレが少ない古典ばかりですね。
ほけん委員さんの時間のとらえ方、いいですね。時間があることをポジティブにとらえるか、ヒマなことを嘆くか、ぜんぜんチャウからなぁ・・・
2008/5/27(火) 午後 2:46
Sayusanさん、あそこのサーキットの近所にある四川なら美味しいでしょう。今度遊びに行く時に連れて行って・・・(勝手ばかり言う奴)
と、何でも自分で作るってワケにはいかないけど、ブツブツ文句を言うばかりってのは良くないなと思いましてね。まぁ、なるべく時間が許す範囲で、手が届きそうなことは、ちょっとずつ努力しようかなと思う、今日この頃です。よーはヒマってのもありますが・・・
2008/5/27(火) 午後 2:49
こみちさん、うーんショッキングなタイトルだからエロ映画のネタにもなったりはしてるんですよ。でも、実際のストーリーにはヤラシイシーンは皆無で、ゲンナリするようなお話です。詳しいことはウィキを見て欲しいのですが、一応まとめますと・・・
不良の親戚のクソガキが、油屋で若女将をやってる義理のお姉さんとこに遊ぶ金をせびりに行き、断られた腹いせに殺しちまうっていう、なんとも刹那な話。でまた、殺すシーンは、油まみれになりながら逃げる義理の姉を、ぬるぬる状態で追いかけて・・・
まぁ、エロネタになるっつったらなるねぇ・・・
むかーし、NHKか何かで、若女将を小川知子、糞ガキを松田優作が演じたドラマがありまして。端正な顔をしながら、鬼のような形相で小川知子をおっかけて殺すシーンは、子供ながら妙にドキドキして見たのを覚えてます。楽しい話じゃないですが、機会があれば文楽で見てみてください。映画とかじゃ、多分気分が悪くなると思う。
2008/5/27(火) 午後 2:55
ヘロヨン導師様、あら恥ずかしい、お褒めの言葉を頂くとは・・・
まー、ちこっとずつ上達できればと思います。ホント不器用だから、時間がかかるのよ。辛いねぇ・・・(TдT)
2008/5/27(火) 午後 2:56
あるこさん、そうですね、結局どんなに美味しかろうと、素晴らしかろうと需要・供給の理屈で吹き飛んでしまうわけで。それが嫌なら自分でどーにかするか、諦めるか・・・
まー、ぶつぶつ嘆くぐらいなら、手が届く範囲は努力したいなと思うおまつどすん。ただ、いかんせん不器用なのよねぇ、、、
え?精進が足りない? や、その通りです。へへへぇ〜m(_ _)m
2008/5/27(火) 午後 2:58
つよじろうさん、演劇とかは都会じゃないと良いのはむつかしいですからねぇ・・・ アタシもたまーに見に行く程度ですよ。
2008/5/27(火) 午後 3:00
アラプロさん、ネガティブな記事なのにTBなんて、すいません。
味はすごく美味しいと思います。たぶん、4-5人で色々食べて、最後の〆でこの一杯を分けて食べれば丁度良い感じなんだと思います。一人で食べる量じゃ無いんでしょう・・・
ただ、残念なのは出来れば、本ちゃんの担々麺と、ローカライズされた担々麺と、両方出して欲しいかなと・・・
日本人の汁麺好きは、何がルーツなんでしょうね。面白いもんです。
2008/5/27(火) 午後 3:02
日本人は、ススルのが好きなんじゃない?空気と一緒に熱いものをすする。
「ずずずず……んはぁ!…」てな感じで、粥とかもね。
2008/5/27(火) 午後 3:41 [ あるこ ]
手打ち麺すごいねぇ〜、美味しそうよぉ〜ん♪
本場担担麺のブームは広島だけかのぉ〜??
何軒もお店が出来とるわぁ〜、でも味はイマイチ〜、きっとおまつさんの担担麺の方が美味しいじゃろぅ〜〜。
トラバ〜〜☆☆☆
2008/5/28(水) 午後 0:55
あるこさん、おーズルズルすするのが好きってのは、ウマイ線かと。
お口の快感でしょうかね。「んはぁ」とかって、こみちさんが良く使うセリフなんすよ。うししの牛、んはぁ♪
2008/5/28(水) 午後 1:01
黒豆チーフ、言いたい放題書いてる記事へのTB恐縮です。レシピ、参考にさせていただきました。
と、広島で本場担々麺が流行なの?それは不思議。東京でも探せばあるとは思うけど、見かけないですねぇ。やっぱ広島に行って、酒蔵を巡って、市内で牡蠣をたべ、広島おこのみを食べ、〆に坦々麺って旅を企画すべきか♪ そろそろ暑くなるから早めに行くか、涼しくなってから・・・
なんか楽しみやなぁ・・・
2008/5/28(水) 午後 1:04
おまつさん、なんか汁無しの担担麺(担担麺は汁無しなのが普通なので汁なしって言うのも変なんじゃが・・・)のお店が次々出てくるんじゃけど、どれも担担麺じゃないんよぉ〜、どのお店も花椒の使い方を知らないんで、花椒や唐辛子が可愛そうになるんよぉ〜!!!!
広島に来たらチーフが四川省自貢の真髄の味付けの擔擔麪を作るよぉ〜ん♪
2008/5/28(水) 午後 1:31
え?花椒を活かしてない坦々麺なんて、辛くない麻婆豆腐なみにマヌケというか・・・ 面白いもんですねぇ。私もモチッと四川料理を真面目に勉強してよっと。新しい楽しみが増えてスゴク嬉しいですぅ。
2008/5/28(水) 午後 2:17