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おみくじのパート2です。
元三大師堂のおみくじは千円。普通は百円なのに高いーと思うでしょ。
いえいえ。これは非常に良心的なお値段です。
なぜかと申しますと、元三大師堂のおみくじは修行を積まれた阿闍梨様がまず観音経や真言を唱え、
精神統一された上であなたの相談事のために、おみくじを引いてくれます。写真に浅草寺の観音くじ
の例を付けましたが、四行の漢詩が載ってます。この紙だけペッと渡すんじゃなくて、その中身を
あなたの相談事に合わせて解説してくれるのです。
通常お寺さんでご祈祷をお願いすると、安くても三千円ぐらい。連続してお願いしたり、コミいった
お願いのご祈祷だともっとお高くなります。ですので、専門家の阿闍梨様があなたのためだけにお経を
唱えてくれるのに千円は安いんですよ。
だって、町中の占い師だって三〜四千円取るでしょ。
「アホくさい」って意見もあるでしょうが、そんなこと言うぐらいでしたら、おみくじなんて引かんでよろし・・・
あと「凶だったら・・・」ってのもありますが、逆に凶とかはっきり出てくれる方が、悩み事の回答になってるわけです。
前にも書いたとおり、元三大師堂のおみくじは「判断のため」に引くものなので、凶なら「転職は止めなさい」とか「縁談は断りなさい」とかはっきり言ってくれてるわけなんです。運が悪いってわけじゃないんです。運試しとか、今後の運勢を占うんじゃなくて、「さてどうしよう」の判断材料なんです。
それと、文章をよく読むとわかるけど、凶が決して悪運ということではありません。
ただ占いの文章ですから、分かり易くも書いてないので・・・
元三大師観音みくじの正式なお作法は、まず観音経を三回繰り返して唱え、次に聖観音、千手観音、十一面観音の真言を唱えて精神統一をし、それから引くとのこと。浅草のあるお寺では、時間が無い時は般若心経だけでも良いから、お経を唱えた上で引くことを薦めてます。(浅草寺じゃないです・・・)
で、できれば自分で引くのではなく、修行を積まれたお坊さんにお経を唱えていただいて引いていただき、そのお坊さんに解説してもらうと良いとのこと。ですので、望ましいのはホームドクターみたいに毎日お付き合いがあって、普段から悩み事を相談しているお坊さんの方が、より適切なアドバイスをいただけるそう。
あるお坊さんから聞いた話ですが、ご祈祷をお願いする時はできる限り問題を明確にして、ご加護が欲しいポイントを細かく伝えた方が、仏様にお願いし易いとのこと。要はぶっちゃけベースで本音を教えてねって感じ。
おみくじも、なーんとなく引くより、今かかえてる問題を整理してから引いた方が、良いようです。
まぁ、所詮おみくじですし、お坊さんによっては「んなの迷信」って考え方の人もいらっしゃいます。
本来お釈迦さんは占いとかは否定してますので。。。
ですんで、あまり親しいわけでも無いのに有料のおみくじを引くのを薦めるお坊さんは、怪しい宗教の
可能性もあるので気を付けてください。
でも、今度神社やお寺でおみくじを引く際は、お願い事を明確にし、きちんとお祈りしてから引いてみては・・・
もしかすると神様・仏様から良いアドバイスがもらえるかもしれませんね。。。
参考図書:
元三大師御鬮繪鈔 国立国会図書館デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
元三大師百籤 近代文学資料類従 勉誠社
一番大吉!―おみくじのフォークロア 大修館書店
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4469231606/249-9957448-3079535?v=glance&n=465392
29may06
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