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とか言いつつ、私はいじめっ子だったことはありません。
正直言えば、いじめられてた方ですね。ですんで、いじめっ子の心境は分からないです。
じゃー、写真のシャラポワさんがいじめっ子か? いやいや、そんなつもりではないです。テニスプロだってこと以外は全然知らない人ざんす。
いちおー最後まで読んでいただければ話は通じます。ちょいと長いけど我慢して。
10月に起こった福岡の中学生自殺事件が発端かどうかは分かりませんが、大人も、子供も、自殺の記事が毎日流れてますよね。自殺予告したり、校長先生が自殺したり、先生が自殺したり、、、
全部いじめが原因の自殺ってわけではありませんが、遠きにも非ずって感じでしょう。ちょうど時期的にスケープゴートになっちゃった方々って、不運な人達もいると思います。
(そんなので死ぬなよとは思いますが、ご本人には辛い問題だったのでしょう。)
で「いじめはやめよう」とか「命を大切に」とかの記事が踊ってますが、、、
でも、あんまり「いじめる側」に関しての分析は無いですよね。ホントは皆理由を知ってるから敢えて調べないのか、調べても絶対口を割らないからなのか・・・
子供がホントのことを言うかは別として、なぜそんなにいじめたのか、理由を調査してるんでしょうか?どうなんだろ。
いじめた子は「自殺した子」のことを「キモ〜、やっぱ死にやがった」ぐらいにしか思ってないかもしれませんね。でも、なぜキモって思ったりするのかを理解してみてもいいかなとね・・・
いじめる側の論理を知りたいなぁと。だって、いじめられっ子だけだと核心にたどり着けない気がして。
多分、こういう文章を書いてる人達の大半は私と同じいじめられっ子だったと思うんですよ。
「俺は率先していじめてた」って人の意見を聞いてみたいなぁ・・・
私が想像するに多分、いじめる側の理由は「んか、むかつくんだよ」に集約されるのではと思います。
アイツはとろい。
アイツはくさい。
アイツは弱い。
色々言葉は並ぶと思いますが、で「むかつく」に至るのかなぁって。でも、いちいち「むかつく」だの「イライラ」するだので、殴ったり罵倒したりしないのが理性ですよね。
自販機の前でオドオドしてる人を見かけたら、じっと待つか、教えてあげるか、他の自販機に移るかするけど、「お前とろいよ」とか言う人は普通いないでしょう?どんなキッカケがいじめのボタンを押すのか?
私は全然スポーツはしないんですが、最近ちょびっとだけスポーツをするメリットを理解した気がします。健康になるとかじゃないですよ!「負けた後のプレッシャー」をどうするかってのが大事なんじゃないかなと。
テニスの試合をテレビで見てるとドキドキしますよね。たかだか一時間ぐらいで、その人が一年頑張ってたことに白黒が決まるんですよ。
関係無い他人が好奇のまなざしで眺めてる中、死にそうな思いでボール追っかけて。で、「こん畜生」とか思いながらも、休みの間に汗を拭くタオルはちゃんとスポンサーのロゴが見えるようにしなきゃいけないし・・・
「ぎきゃー」だの「うーっ」だの怪鳥みたいな雄叫びをあげて綺麗な女性がサーブ打って、でも負ける時は負けるンだから・・・酷いやねぇ・・・
でも、よくよく考えれば人生「試合に勝てる」方が普通は少ないはず。たまに負け知らずの人もいるでしょうが、珍しいから注目を浴びるわけで。
人生ずっと勝ちばかりだったら、イライラも溜まらないし、むかつく、なんてのも無いでしょうね。でも、大半は負ける方が多いし。しかも一番ってのは、大勢の中でタッタ一人だけなんですよ。
何度がんばったって、元々才能がある人とか、恵まれた家庭の人には、そう簡単なことじゃ勝てませんよねぇ。
そういう事実って、実を言うと皆あまり口にしないのよね。で、「がんばれ!がんばれ!」って。
ボロボロに負けるとか、悔しくて眠れないってな思いをしたこと無いのかなぁ。どうがんばっても勝てない事があるってのを認めたくないのか?本気の勝負をしたことないから、無責任に言ってる気がします。
「負け心」を認めろって意味じゃないですよ。でも人生、勝者ばかりじゃないでしょう?
で、本当は大半が「敗者」のはず?
今お医者さんとか弁護士さんの人だって、「こーだったらなぁ」って思ってることは沢山あるはずと思います。そういう「なんだかもやもやした気持ち」の処理の仕方って、努力しないと身に付かないと思うんですよ。
うまく処理できない人ほど、「他に発散する」=「いじめ」に向かうんじゃないのかなって。
他にいじめる相手がいなかったら、もっと内向的な物に逃げるんでしょうね。
まぁ、シャラポワぐらいになれば「ほぼ負け知らず」の人生だと思います。でも、試合に負けた後にドロドロにならないで次の試合のために練習してるから、勝ち続けてるんだろうし。
「負けたプレッシャー」の処理ってのはすごく大事だと思うんですね。特に、勝つことが少ない普通の人達こそ、大事な技術のはずです。いちいち動揺しないで日々のルーチンをこなさないといけないんですから。
負けて惨めな気持ちになっても、会社はあるし、家のこともあるし、子供もいるだろうし、分かんないけど猫の世話とかもあるでしょう・・・
「負けることを前提にするな」ってご意見もあるでしょうが、毎日勝てるばかりの人生じゃないでしょう?
負けた際の処理の方が、勝つより全然重要だし、日常に必要なものでは・・・
いじめっ子も、いじめられっ子も、「負けるな症候群」の犠牲者です。
で、「いじめられっ子、ガンバレ!」って言うのも、ナンか間違ってる気がします。
なんで「いじめっ子」は「いじめられっ子」をいじめたいのか?
惨めな敗者を見たくないからかもしれませんよ。でも、負けるって恥ずかしいことなんでしょうか?
世の中、そんなに晴れやかな勝者ばかりなのかしら?
もう、余計な見栄は止めて、負ける大切さ辛さを認める世の中になって欲しいもんです。
17nov06
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