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サイキック・マフィア―われわれ霊能者はいかにしてイカサマを行ない、大金を稼ぎ、客をレイプしていたか
ISBN:4-87233-567-8
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4872335678/249-9957448-3079535?v=glance&n=465392
ひょんなキッカケで浄土真宗のお坊さんとヤリトリをするようになり・・・
くだんの本を薦められて読み始めてます。まだ読んでる最中なんですが、同類の本もいっしょに読み進めているので、ちょっと今まとめておこうかと・・・
いわゆるカルト教団も、スピリチュアル系運動も、超自然の存在が人間を救ってくれたり、奇跡を起こしてくれるってのがベースだと思います。怪しげな宗教じゃないにしても、神社で手を合わせたり、お墓参りしたりするってのも、路線はあまり外れてませんよね。。。
じゃぁ、いったいどこで怪しい信仰と普通の信仰と分けるのか・・・
1. 仏様ってのは「悟った存在」ってだけで、ぴゃーっと奇跡を起こしたりするもんじゃないって意見があります。
2. 神様・仏様はどこから拝んでも同じで、媒介する人が問題があるとトラブルが起きるだけで、神様・仏様自体には問題は無いって意見もあります。
3. どだい神も仏も無くて、人間の想像物だからそんなもんに頼ってはいかんって意見もあります。
正直、わたしはどっちがどうなんだか分かりません。たぶん一生答えは出なさそう。。。
でも、なんとなく分かったのは「人間って自分に都合の良いことしか信じたがらない」ってことです。
くだんの本は、アメリカで大成功を収めた霊能者が改心をして、そのだましのテクニックや、組織がらみの犯罪をあばいてます。霊能者にも2パターンがあるそうで、「目覚めている人」、「眠っている人」、前者は確信犯の嘘つきで、後者は自信は無いけど嘘をついてる人、だそうです。
「目覚めている人」はある嗅覚で、同じ「目覚めている人」を見つけられるようで、いっしょになってもっと大規模な詐欺を展開するそうです。タチが悪いのは、そんなプロセスの中「騙されるのが好きな人」のデータベースが出来上がって、仲間内で利用され、見た目は違うけど同じような手口でドンドン騙すんだそうな・・・
例はみなさんもご存じのようなものばかり。。。
はっきりしてるのは「目覚めてる人」は、確信犯で嘘をついてるってことです。それでお金になりますから。なおかつ恐ろしいのは、「確信犯で嘘をついてる」のに嘘をついてる自覚が無い。
ちょっとでも嘘って自覚があると、顔に出ちゃうし、芝居が続け難くなるそうなので。。。
でも、もっと恐ろしいのは嘘をついてることがばれても、嘘だ、騙された、という事実を認めない犠牲者達。「嘘」と認めた時点で、自分のプライドや信仰心の持って行き場所が無くなるからでしょう。そんな人達だけで集まって、自分の信仰の正しさを貫こうとするそうです。
きわまると、「霊媒師は人の不幸を引き受けてあげる代わりに自分の精神を犠牲にするから、奇妙な行動に出たり、精神異常になるのも不思議はない。自らの犠牲を厭わない、崇高な存在なんだ。」なんてことを言う人達もいます。
別にオウム真理教の信者とか、特別変わった例をあげる必要もないです。例えば「自分は霊によって金縛りにあった」とかも同じ。金縛りは科学的にキチンと解明されています。でも、こういう事実を絶対受け入れない人って案外多いです。
http://www.nazotoki.com/kanashibari.html
信仰心ってのは、絶望の中で最後に人間に残されたもののはずなのに、ものすごくあやふやで曖昧なんですよね。何が正しくて、何が間違ってるのか、判断のしようがありません。
ただ、気を付けないといけないのは、嘘をついてる人は確信を持って嘘をついてるってこと。嘘がお金になるんだから、そう簡単なことじゃぁ、あなたを離しません。
インチキ霊媒師はずっと嘘のつきっぱなしですから、孤独のあまり、亡くなる際に精神に異常をきたしたり、アルコール中毒になったりとか、多いそうです。でも、本当に気合いのはいった嘘つきだと、嘘をついたままの美しい大往生を遂げるのも可能かも。いかがなものか?
平気で嘘を付ける人、嘘を信じたがる人。
もっと酷いのは、嘘を信じたがる人や嘘で犠牲者になった人を、愚弄する人達。
神様っているんでしょうか?いるとしたら、なんでそんな人達をほっとくのでしょう・・・
とても重たい気分になりました。
01jun06
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