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何年かに一遍ぐらいは、ホントーに頭が下がる人ってのに会ってみたいものです。
アタシの心がけも悪いんだとは思いますけど、「えー」って人はよく居ても、「すごいなぁー」って人との出会いは、歳をともに会う確立が下がってる気がします。
もう人に何かを与えてもらうより、人に与える歳になったんだろうなってチョコッとだけ反省したりします。
で、珍しくすごい人。
Sayusanさんのブログで教えてもらった実在の人物、オフラハティ司教です。
http://blogs.yahoo.co.jp/sayusan0220/39828921.html
ご存じの方も多いと思いますが、ナチスが台頭していた第二次世界大戦中、ローマカトリックは『中立』という微妙な立場を取り、ナチを批判もせず、口も出さずの政策を取ってました。
教会の歴史をみますと、本当なら特別な区域として、宗教や信条に関係なく、助けを求めて逃げ込んだ人々を政府からも何からもかくまう権限がありました。ビクトル・ユゴーの「ノートルダムのせむし男」にも教会に逃げ込むシーンが描かれてます。
でも、もう近代社会では意味をなして無い状態だったんでしょうね。この時代は特別な保護を与える等の配慮はしなかったようです。
でも、、、まぁ、子細はSayusanのブログで読んでください。
で、上の写真。まん丸めがねがオフラハティ司祭です。モサッとした感じですが、がんこな雰囲気ですよね。
映画で演じたグレゴリー・ペックの爽やかな感じとは、だいぶ違います。
もうひとつは、映画のヒール役のカプラーです。映画では人の良さそうな「トラップ海軍大佐」を演じた人がやってますが、この顔の感じは「ホントに酷いことをした人」って雰囲気があふれてますな。
ナチスの偉いさんってのは、ヒットラーの趣味もあるんでしょうが、そろいもそろって金髪美男で冷徹な感じですよね。だからこそ、なおのこと怖さが増します。
実際の写真を見ると、両氏のヤリトリは、もっと血生臭い戦いだったのではと、勝手に想像が膨らみます。
色々迫害されながらも、オフラハティ司祭は頑固一徹な信念を貫いて、法皇の中立政策にも逆らいながら亡命者を助けて通したようです。
すごいですよねぇ。スンゴク良い映画ですから、ぜひご覧になってみてください。あまり販売してないようですが、英語版ならamazon.comで購入可能です。
http://www.amazon.com/gp/product/B00008J2PG/sr=1-1/qid=1154291602/ref=sr_1_1/104-0714767-6323948?ie=UTF8&s=dvd
たまには気持ちの良い映画を見て、清々しさを実感しましょう♪ 最近ヘンな映画も多いし、こういうストレートに正義を貫く話ってのは、滅多に見あたりません。
でもなぁ、「で、メデタシメデタシ」って気分には、正直なりませんでした。
皆さんもご存じの悪名高きアウシュビッツ収容所。ここはユダヤ人ばかりでなく、ポーランドのカトリック教徒も多々惨殺されています。ポーランドは非常にカトリック信仰の厚い国で、前のヨハネ・パウロ二世もポーランドの方でしたよね。
何の本だかは忘れたのですが、「私達は法皇がこんな暴挙を許すわけがないと信じ、祈ったが誰も助けてくれなかった」なんて手記を読んだことがあります。
バチカンまでたどり着いた人達は助けたけど、ポーランドとかその他の人達は見捨てられたってことなんでしょうか? 前法皇は何かコメントは残されているのかなぁ。どっかにあります???
でも、だからってカトリックの悪口を並べるわけには行きません。日本はドイツの同盟国でしたしね。
直接ではないにしても、ホロコーストには荷担してるワケでして・・・
もう終戦記念日も過ぎましたけど、たまにはこーゆーことを考えてみることも大切かなと思いますです。
Monsignor Hugh O’Flaherty
http://www.terracetalkireland.com/profiles/hugh.htm
Herbert Kappler
http://www.nizkor.org/hweb/people/e/eichmann-adolf/transcripts/Testimony-Abroad/Herbert_Kappler-01.html
24aug06
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