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去年末にゲットしたのですが、何故だか見る気力が無くて、GWにはいってやっと見たというか・・・ どーも今年にはいってからイロイロが多すぎて、メンド臭い系の物はハシに追いやってたんですね。 でまっ、酒呑童子(酒呑老婆か?)状態で呑んでましたけど、ソロソロそーゆー鬱憤晴らしはキリをつけようかなと。 んなで、パッパか本を買ったりもしたんですが、手始めにコレを見たので。米国のアマゾンで購入しました。 mig21さんとこで拝見して、ずっと気になっていたんですね。あまり戦争の話は好きじゃないです。よく分からん感情論で話をする人が多いし、結論なんて出ない話だし。 ボロクソに負けたのに、未だ「戦争の大義」だの「死者にソンケーを払え」だので思考停止してる人が多いし・・・ 実際に関わり合ったじーさんばーさん達だの、その時代に居た人達、その他関わりたがってる大勢が死ぬ、もう20年先ぐらいになれば、有る程度は理性的に話ができるかと思うんです。 でも、多分、その時分には誰も興味持ってない気がするし、ドキュメントとかも消滅してるんでしょう・・・ 私もmig21さんとスタンスは似てまして、皇室崇拝者でもないし、皇室批判者でもありません。 そもそも皇室のことなんぞ知らんから、よくも悪くも無関心に近い感じ。 ただまぁ、その家に生まれちゃったってだけなのに、エラク可哀想な人達って感じは物凄く感じます。 聞く人が聞いたら、不敬な発言でしょうね。でも、可哀想と思いません? 第二次大戦の大義だの何だのはヨク分かりませんが、んだか責任だけはドカーンと背負った感じが可哀想ですよね。 もちっとヒマになったら、彼が実際に何を考えてたかとか、どうしようとしてたかとか、ちゃんと調べたいなと思ってます。 面白いことに、右よりの人も、左よりも人も、それなりに勉強してる感じの方々は、彼を悪く言うは少ない感じがします。 「あの時代で、それなりに頑張ったと思う」的感想を述べる方が多く・・・ ちょと不思議でね・・・ 私は、「それなりに何か出来る立場だったのに、傍観してだけなんじゃ・・・」ってズット思ってたんですよ。ホントのトコは分かりませんよ。でも、傍観してるってダケだったにしても、でもスゴーク大変だったんだろうなと、最近宗旨替え。 で、映画は・・・ ハリウッドのインチキじゃぱにーず映画とは、一線を画す出来だと思います。日本のことをちゃんと勉強してると思うし、日本にも、日本人にも、天皇にも、尊敬を払いながら作った作品かと・・・ なので、なぜ上映拒否とかに至ったのか、理解できないのですが、ダメな人達にはダメだったんでしょうねぇ・・・ 一番腹におちる感じを持ったのが、「イロイロ喋ろうとしてるんだけど、言葉になりきらないもどかしさ」でしょうか? マッカーサーの「Childishだ、知ってる誰かに似てるんだか、誰だか分からない」のセリフが、西洋人の日本人観というか天皇観というかを、よーく象徴してる感じがしました。。。 すごく知的なことも言ってるし、きちんとした英語でも話してるんだけど、どれもまともな言葉にまとまってないんですね。 「もしかして、この人ア○?」なんて、失礼なセンテンスが頭に浮かぶぐらいなまで、たどたどしいというか・・・ イッセー尾形の演技力なのか、アレクサンドル・ソクーロフ監督の演出力によるものなのか、、、 混乱してるワケでも無さそうだし、頭がわ○いワケでも無いのに、なんだか言葉がまとまらない感じ。。。 私の頭が欧米化し過ぎなのか、現代の病に冒されるのか、勉強が足り無さ過ぎなのか、不敬なだけなのか・・・ でも、「たぶん、ホントにこんな人だったんだろう」と感じたと言うか、、、 最後の最後で、人間宣言のセリフが出てくるんですが、これだけが唯一まとまりのあるセンテンスというか・・・ でも、それが物凄く強烈な否定で受け止められる。 ネタ晴らしになるから、ココまでにしますが、要するに、意味ある言葉を吐いてはいけない立場の人だったんだなと、必然、まとまりのない言葉をツラツラ並べるだけの人になっちゃんだろうなと、思い至ったというか・・・ 監督のマジックにはまっちゃったのかもしれませんが、ふーんと思いました。 「靖国 YASUKUNI」の上映取り止め騒ぎとか、どう決着が着くんでしょうね。海外でDVDが販売されれば、アマゾンか何か経由で買って見てみようと思ってます。 映画の中身は全然知りませんが、私は靖国神社ってトコには良い印象は持ってません。特に遊就館ってとこ。実際にお金払って見に来ましたけど、戦争に関わった人達が「俺たちを認めろ」と怨念を込めて、自己正当化のイイワケばかりを叫んでる感じに充ち満ちてて、ウンザリしたというか・・・ 山ほど人が死んでるハズなのに。不承不承で死に至った人達も山ほどいるだろうに、「大義を選んで死んだんだ、英霊を尊敬せよ」みたいなのを、軍歌唄って叫ぶ老人達がウジャウジャ居て、びっくりしたというか・・・ 戦争の大義と、人の死と、宗旨の違いと、それぞれの思いと、問題は分けて整理しないといけないのに、変なとこで思考停止してる人達ばっかりで、気分が悪くなりました。 「オジーサン、別にアナタの戦友の死を愚弄してるワケじゃないんですよ」とか、言わないといけないのかねってね。 でででで、、、全然話を変えますけど、、、 「ラスト・エンペラー」ってありましたよね。ジョン・ローンの端正な顔しか思い出せない、妙な映画でしたが・・・ むっかーし、中国人の同僚にどう思うか聞いたんですよ。 学芸大の院卒で、公民館の歴史を勉強してたとかって、エラク変わった方でした。 日本の作家もヨク読んでたみたいなんですが、ツルゲーネフとかも読んでて、話のソリが合ったというか。。。 で、彼女の意見は、「うん、こういう見方もあるんだ、すごく新鮮さを感じた」でした。 中国の話なのに、セリフは全部英語で、坂本龍一が音楽担当で、私的には「みょうてきりんな映画」としか思えず、、、 でも、中国の人はこんな風に受け止めたんだなと。一人にしか聞いてないから、中国人大勢が実際どう受け止めたかは全然分からんけど。これくらいの余裕を日本人も持ったほーがいーんでねーのと思いました。 それにしても、坂本龍一の英語の下手糞加減に驚いたですよ。甘粕がアンナに語学ベタとは思えず・・・ イッセー尾形の英語はちゃんとしてましたよ。音のセンスより、演技のセンスの方が語学には向いてるでしょうかね。 mig21さん、スゴク面白い映画でした。 記事のご紹介、有り難うございました。記事を拝見しなかったら、見ることも無かった映画です。 「言葉にまとまらない、もどかしい感じ」は、たぶん妙にアジア気質を共有してる露人の監督だったから、うまく表現できたのではと思います。また、面白い映画の紹介記事をお願いしますね〜♪ と、近所に来ることがあったら連絡くださいね。呑みに行きましょ♪ 26apr08
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