雑記帳 りやんどぼー♪

なんで5月12日が「ざりがにの日」なの〜(ノ゜ο゜)ノ

感想文ちゅーか

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A Clergyman's Daughter

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今、ヒマなんすよ、困ったこっちゃ。前々からヒマヒマ傾向はありましたが、最近特にヒドく・・・ 
パチンコにでも行くべかと思うほど・・・

ただね、パチンコとか嫌いだし。ブログの記事でも書くかと。

頭の写真は、昨日食べた「海南鶏飯」のラクサです。

肉骨茶が美味しかったからスゴク期待して行ったのですが、外したなぁ・・

ホントは東南さんが気にしてた「ペナンラクサ」を食べたかったのですが、もうやってないとか。

で、普通のラクサにしたんですが、味はインスタントラクサスープって感じ。


不味くは無いですよ。でも、アメ横か洋物食品スーパーで売ってるインスタントと変わらないから、止めといた方がいいかと思います。

The smell of the glue was the answer to her prayer. She did not know this. She did not 
reflect, consciously, that the solution to her difficulty day in accepting the fact that 
there was no solution; that if one gets on with the job that lies to hand, the ultimate 
purpose of the job fades in to insignificance; that faith and no faith are very much the 
same provided that one is doing what is customary, useful, and acceptable. She could not 
formulate these thoughts as yet, she could only live them. Much later, perhaps, she would 
formulate them and draw comfort from them.

A Clergyman's Daughter by George ORWELL 1935 

長い英文で申し訳ないですね。私の大好きな一節なんで・・・
今、オーウェルなんて読む人いるのかしら。サラサラっとややこしい話を、簡単な文章で書いてくれてる感じがスゴク好きなんですが・・・

もう古臭いのかな、どーなんだろ・・・

あんまし教養も無いし、難しい本も読んだことないし、どちらかと言えば貧乏に属する労働者なんだけど、ぼちぼち鼻先は利くし、馬鹿じゃないから、グダグダ物を考える・・・

「なーんで、こうなるんだろうねぇ」みたいなため息をついてる、オヂサンの心境を文章に落とし込んだ感じが好きでしてね。

日記とかを書くのが好きな人には、ぴんと来る文章だと思うのだけどなぁ・・・

もう古臭いかなぁ・・・

昔一通りオーウェルの作品を読んで、一番ガツンと来たのがコレです。

オーウェルの作品は、オヂサンのモノローグを綴った感じのが多いんですが、これは「牧師の娘」だから、女性の独り言がツラツラって感じというか・・・(オバサンじゃなくて、割と若め)

おまつは実を申しますと、諸事情でちょっと早く高校ってとこをスピンアウトしちゃいましてね。よーするに中退ですね。で、うだうだとフリータ状態で過ごしました。一応仕事はしてましたよ、経理事務所のお手伝いさんとか、ワケ分からん外人の秘書とか、変なコトばっか・・・

ま、学校出てないんだから、マトモな仕事に就けるワケはございませんが・・・

イロイロ理由はあるんですが、親が金金ばかり言うから、「うるさい、じゃー働く、ガッコなんかドデモ良いわい」と思い至り、ぴゃーっと辞めちゃいました。

で、地味に働いてはいたんですが、やっぱ何か寂しくてね。たいした収入にもならないし。

その頃に神保町にあったブリティッシュカウンシルが神楽坂の方に移ってきてね。登録さえすれば、幾らでも洋書がタダで借りれる環境ができたというか・・・

本でも読むべとは思ったけど、お金は無いし。そんな時に、タダで好きなだけ借りれるから、イロイロ読みました。

「1984」をちょっと過ぎたぐらいの頃で、映画とかにもなってたので、ちゃんと読もうと思って借り始めて、、、

で、一応全作品を読破しました。文章の感じが肌に合ったのでしょう。最初から最後まで、原文だけで読み通した作家の最初かな。

それから、バージニア・ウルフとかオスカー・ワイルドとか、、、で、それから仏語を始めてジョルジュ・サンドとか・・・

イロイロ皆さん言いますが、良い作家の本を最後まで読み通すのが、私は語学の一番の近道だと思います・・・ほいほい。

特に、オーウェルに一生懸命になってた時は、ノートに文章を写し書きとかもしてましたもん。借りてる本だから、メモらないと手元に残らないし・・・

よく分からんけど、切なく一人で勉強してた感じでしょうか・・・

一体これからどーなるんだろってスゴク悩んでもいましたけど、出口は無いし。

そんな時に上記の一節に出会ったんですね。

このお話自体は、イギリスの見栄ばっかり膨らんだ貧乏牧師の娘さんの不幸を綴ったもので、彼女のモノローグを中心に、日々のゴタゴタを描いてます。

金は無いけど信者の手前パリッとしておかねばとエバるばかりの父親を支えながら、貧乏教会を仕切る娘さん。父親の世話があるから嫁にも行けないし、違う仕事に就くこともできないし・・・

毎日教会のバザーだの、へったくれだので、縫い仕事をしたり、ケーキ焼いたり、床掃除したりで・・・

何が面白いんだかワケワカメの日々なんですよ。でね、なおかつ彼女には信仰心なるものが全くなく・・・

無神論者とか言うんじゃなくて、それなりに物を考え込むタイプだから、安っちい神秘主義に逃げ込むこともできないというか・・・

親が騒ぐからイチオーそうしてるけど、でもどうしてなんだかサッパリ分からんって日々なんですよ。で、真面目だから仕事はコツコツ片付けるけど、その端々で、ふっと「どーしてなの?」って考え込むんですね・・・

で、一番最後に上記一節が出てくるんです・・・一応日本語にしましょうか。

ぐつぐつ鍋で煮えるノリの臭いが彼女の祈りへの回答だった。彼女自身は知りもしなかったし、想像も及ばなかったろう。彼女が日々悩んでる色々には回答なんか無いし、答の無いものと諦めるのが、一番の回答だということ。例えば、何かの仕事が振ってきても、ともかく取り組み始めてしまえば、その仕事の本来の意味だの目的だのはどうでも良くなると同じ。

とどのつまり、信仰心なるものが有ろうと無かろうと、ちゃんとしてるとか、迷惑をかけないとか、人の役に立つとかの状態を保ってる限りは、実質何も変わりがないということ。

彼女はそこまで整理して考えていなかったが、そう生きていくしか無いわけで。たぶん、もっと時間が経てば、これらは彼女の中で言葉としてまとめられ、彼女はそれに慰めを感じるにまでになるのだろう。

サクサク感の無い文章で申し訳ないですが、意味はお分かりいただけるでしょうか?

グダグダ悩んでた自分に、妙にしっくり来たというか。。。

あまりに説明し過ぎな感じがあるから、小説としては駄作になったのかもしれません。オーウェルでは、あまり人気のある作品じゃないみたいです。

でも、不条理の中で、自分なりに言葉を導き出そうとしてるモヤモヤ感が、その時の私には来るものがあったんですね。

不条理は不条理として諦めるしかないと。不条理の中で、できる限りをこなすしか無いと・・・
不条理に「どうして」と問いかけても回答なんか無いんだと・・・

まぁ、もしかしたら信仰心なるもので慰めを見いだせるかもしれませんが、それって、どっかで線を越えないと無理でしょう・・・

私は・・・無理だな。やっぱり色々考え込んでしまう。

答の無いものと覚悟するのと、思考を停止するのは違いますよ。信仰心とかに逃げ込むのは、思考の停止ですから。

どう違うかは、長くなるから止めておきますね。信仰心は思考停止じゃないって議論をされたい方は自分とこでやってください。

話を戻して、、、でま、何が言いたいかと申しますとね、、、申しますと、、、

主人公と環境が異なるけど、私も同様によく分からん物に色々悩んでいたというか。でも、どう悩んだとしても何がどうなるかワケでなし、不条理は不条理として、でーんと前を陣取ってるし。

でま、その時にできることをやって、その時なりに楽しめるもので楽しんで、とりあえずモチッと先に進めるように努力をしながら、時間を凌いだというか、やり過ごしたというか・・・

で、今も結局その連続です。

死ぬギリギリまで、不条理と時間をやり過ごす方法に悩むのだろうなと。

運命に翻弄されるってのも変わらないと思うし。

ただまぁ、少なくともこの時はアホみたいに本沢山読んで、ごじゃごじゃやってましてね。自身の区切りとして受けた大学検定に合格して、翌年はウマイ具合に入学させてくれるとこがあってね・・・

一応、この時のイロイロは完結しましたよ。

でまー、入学した後はマタお金が無いだの、オヤヂが借金残して死ぬだのでサンザンはサンザンだったけど、どーにかなったというか。

その時にできることをやって、思考停止しない限りは、どーにかなるんだなと、実感したというか。

信仰心が有ろうが無かろうが、トマトだのへったくれだのが有ろうが無かろうが・・・

対処しようと意識してる限りはどーにかなるのかなと。対処しようって気力が無くなったら分かりませんけど。
そんなで、何かあると読み直す文章です。

何の慰めにもならないけど、「そんなもんだよな」って気持ちの落とし処が定まるんですよね。
気持ちの落とし処があれば、後は前に進むだけだしね・・・

24apr08

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人はなぜ自殺するのか―心理学的剖検調査から見えてくるもの (単行本)
張 賢徳 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4585052852/ref=sr_1_2/250-8440591-6606644?ie=UTF8&s=books&qid=1177774878&sr=1-2

fwapyさんトコで読んだ時は、「もしかして在日にありがちな日本人呪詛がトウトウと述べられる本では」と失礼な危惧をいだいてました。お互い、正直ベースで話しましょうと言っても、どうしても昔からのしがらみがお互いの発言を縛るし、どっかにバイアスがかかりますしね。。。

そんなことを思いながら、今日やっとゲットできたので図書館に取りに行きました。十人以上先に予約がはいってて、相当人気があるようですね。(買えよって言われそうですが、引越する予定なんで本etcを買うのは控えてるんです、ケチじゃないのよん♪)

で、帰り道、車に挽かれそうになりながら、歩き読みをしてしまいました。非常に面白い本です。また、自分の先入観も恥ずかしくなりました。

本そのものは非常に学術的に自殺を扱った物で、エンターテインメント的読み物ではないです。真面目な学術書。でも、日本人の死生観や自殺の現実をアカデミックに解説してくれてます。

fwapyさんトコの記事が念頭にあったので、在日問題の話が出てくるかと思ったけど、あとがきの最後でちょこっと本人のバックグランド説明で出てくる程度。本の中身で判断すると、あとがきを読まなかったら張さんが在日韓国人ということも分からないかもしれません。

日本人の自殺観は非常に独特なもので、侍の切腹も、近松の心中物も、本人の意志的選択による理性的行動とみなす傾向が多いようです。ただし、学術的視点から解明していくと、理性的行動というより、病的な要素によって死に至ったと考える方が適切なようです。

うつ病や、精神的苦痛に対して適切なサポートを与えていれば、防ぐこともできたかもしれないのに、「死」という重たい現実を直視しないよう、別の理由付けをしたがる傾向があるのかもしれません。

こういうと「外人の決めつけだ!」という反論が出てきそうですが、著者は統計的に適切な手法を取って、できるだけ正確なサンプル収拾を行い、モデルを立てるアプローチを取っています。

ちょっとビックリしましたが、中でモーリス・パンゲ先生の本の話が出てましてね。おまつは直接パンゲ先生に教わったことはありませんが、パンゲ先生が校長をされた日仏学院に通ってました。「自死の日本史」は教科書として読みましたよ。あら懐かしい!って感じです。

パンゲ先生はあくまでも文学者ですから、文学的な視点から日本人の死を解明しています。ですので、科学的に適切うんぬんより、文学的に、つまり読み物として面白さを中心に、日本人の自殺感の美意識を書き表しています。だから、不適切は不適切かもしれませんね。自殺そのものは、防ぐべきものであって、賛美すべきものでありませんから・・・

特異なモデルケースではあっても、科学研究のモデルケースとしては不適切な視点なんでしょう。

というか、オモシロ可笑しいかもしれないけど、自殺という悲惨な現実への対処には全然役には立ちません。
文学的には面白いですけどね。

まぁちょっと考えてみてください。

病気をオモシロ対象として見るか?治療の対象として見るか?どっちが人間的でしょうか?
(アタシは極めて文学的な人間なんで、ヒドイ答をしてしまいそうですが・・・)

本の文章だけでは、張さんの背景は全然分かりませんが、この極めて人間的な視線は、彼が在日って立場だからかもしれません。または、単に非常に学術肌の方で、極めてロジカルに問題定義・解明のプロセスに従ったのか・・・

まぁ、非常に面白いからぜひ一読を・・・

張さんは、この非常にセンシティブな話題を、非常に学術的・統計的手法で解明しようとしながら、アプローチは非常に心優しいんです。

自殺者のご遺族にヒアリングしていくのですが、資料を詳細に確認した上で、一番適切そうな方に自分で手紙を書く。そして、相手の立場を尊重しながら、同意をもらえた時点でヒアリングをする。相手の心の傷を鑑みながら、必要そうであれば精神科医としての協力・フォローアップを提供する。

こうまとめて書いちゃうと、「あっそう」なんですが、とても細かい気配りをしながら、悲惨な死を減らすために辛い作業を進めていく姿が、なんとも優しさに満ちています。

「研究対象」をこんな優しい視線で見つめる学者さんて、どのくらいいるのだろうか・・・

残念ながら、1998年頃から日本の自殺数は激増し、減る様子が見えないそうです。これは何が原因なのでしょう?経済苦?うつ病?社会不安?

いろいろ理由は複雑でしょうが、弱者をいたわる視点で問題解決を考えるのが大事かと思います。

自殺は苦痛からの脱出かもしれませんが、多くは心の悩みから心の病気に至っての行動だそうです。
強者ばかりが全面的に取り上げられる社会では、ドンドン増加しても不思議は無いわけで。

え。死にたい奴は死ねばいいじゃないか!弱者は排除されて当然だ!確かにそれも理屈は理屈ですよね。

でも、ホントはそういう人ほど誰かに助けてもらいたいんだろうなと、ヒネた私は思ってます。
じゃぁ、どうやって助けてあげたらいいものか。違う視点で話してくれる方の意見を聞くのも良い方法かと。

fwapyさん、面白い方と本をご紹介していただきまして、有り難うございました。

29apr07

* と、パンゲ先生は、学校に通ってた関係もあって先生付けです。張さんはお医者様で、教授でもいらっしゃるので先生とお呼びすべきなんですが、気持ち的に「張さん」とお呼びしたかったもので。他意はありませんが、誤解されたらヤなので蛇足程度に・・・

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米原万里さん56歳=エッセイスト、作家

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060529-00000056-mai-peo

あまりテレビが報道してないので気がつかなかったのですが、米原万里さんが5月29日に卵巣ガンで亡くなったとのこと。びっくりしました。近所の図書館に向かい、表題の本を借りて読みました。

ヒトのオスは飼わないの? 米原万里
講談社 ; ISBN: 4062099365
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062099365/qid=1149516791/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/503-0009641-1001523

米原さんは最近はエッセイストで名を馳せてますが、私が初めて知ったのはニュースステーションか何かの報道番組でロシア語通訳をされていた頃。ゴルバチョフ氏の登場でペレストロイカやらロシア情勢が一気に変わり、ベルリンの壁崩壊までの流れの中、リアルタイムで日露の言葉をつないでいた人というのが印象です。

通訳と言うと華やかな仕事を想像されるかと思いますが、実際は非常に地味で、いつ仕事が絶えるか分からないきつい職業です。フリーランスというと聞こえはいいですが、現場では外人さんのアテンドや、送迎なんかも頼まれて、要するに言語能力を使う肉体労働者。

ちょっと前はイベントて外タレの評論家とかを呼ぶのが流行ってまして、その際の通訳も多々あっただろうと思いますが、最近はだいぶ減ったのではないでしょうか?

通訳は非常に難しい大変な仕事です。でも、結局一時点での言葉のコミュニケータですから、メール等による文章化が進めば、時間が多少かかっても自分で読んじゃうって人が増えるだろうと思います。
ますますニーズは減るでしょう。あまり同時通訳もテレビに登場しなくなってるかと思います。

実力のある方でも、最近は営業が大変なんじゃないかなぁ。。。

米原さんが露通で活躍されていた頃の1980年台は、ソ連情勢が毎日変わり、彼女を目指して露語を勉強した方も多かったみたいですが、今は露語通訳だけで食べてるって人も少ないかと思います。

米原さんのエッセイはあまり読んでないのですが、たまに買う週間文春での書評は楽しみにしてました。さすが言葉を扱う職人さんは、文章を書かせても上手なよう。大宅壮一ノンフィクション賞を受賞されていたってのは、お恥ずかしいですが今知ったところ。。。(>_<)

2002年 『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』で第33回大宅壮一ノンフィクション賞
(まだ読んでませんです・・・)

米原さんがなぜ露語通訳になったのか雑誌で読んだのですが、お父様が有名な共産党員で、ご自分も熱心に活動されていた様子。そんなで普通の会社に就職は考えられず、通訳しか道が無かったそうです

認知症のお母様の介護経験を元に書評を書いたり、晩年はご自分の癌との戦いを照らし合わせながら癌治療に関しての書評とかも書かれていました。

実際には妹さんと連動しながらお母様の介護をされていたそうですが、女性一人でフリーランスの仕事をしながらの介護は大変だったろうと思います。

表題の本はショッキングなタイトルですが、米原さんのほのぼのペットヒストリーのエッセイです。

ペット好きの方にありがちな、飼い主馬鹿(親ばかのペット版)の発言大連発ですが、文章力で最後まで読ませます。特に猫好きな方なら共感する部分も多いのでは。。。

でも、不思議なのが、なぜかペット好きの方の文章って、自分の都合の良いように解釈した物が多いですよね。ホントは全然違うことを考えてるとか、想像がつかないものだろうか・・・

クロ號 杉作 
モーニングコミックス ISBN: 4063374637
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063374637/qid=1149515673/sr=1-16/ref=sr_1_2_16/503-0009641-1001523

これは漫画なんですが、こっちの方が猫の本音を読み取ろうとしてる気がします。杉作さんの本をペット好きの人に読ませると、たいがい嫌そうな顔をします・・・
ペットも別の人格(動物格?)なんですから、自分勝手な感情移入は良くないですよ、おほん。

とか思いつつ読み進めて、後日談で「やられたぁ」と思いました。

"悔しいけど、こいつの言うことにも一理あるなぁ。赤の他人と家庭を築いて子を生し、他者という理不尽と日々格闘する経験を持つ同年輩の人たちと較べると、どうも自分には包容力とか、相手を思いやる心とかいうものが欠けているような気がする。いつも言動が一直線で、余裕がない。感情のコントロールも下手だ。人間理解が浅いのかもしれないなぁ"

セクハラまがいの捨てぜりふを投げつけられた時、心の奥底でこんな自問自答をしていたよう。

そう言われれば私も何があると、理詰めで話を進めて、相手を思いやることなしに、冷たい結論をきっぱり出してしまう。自分の面倒の方が大事ってのがありますが、他人の弱さには必要以上に不寛容になる癖はありますね。

でも、女史は後半の人生で、ペットちゃん達とのつきあいを通して克服されたようです。

最後まで共産党員としての心情は貫かれたのだろうか? 死の間際にどんなことを考えられたのだろうか?

いろいろと疑問は沸きますが、働く女性としての光輝く先駆者であり、尊敬する方です。

合掌

05jun06

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パンク坊主宣言―型破り女性僧侶が宗教文化を斬る!
蓮月
同時代社 (1997/12)
ISBN:4-88683-386-1
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4886833861/249-9957448-3079535?v=glance&n=465392

新興宗教のトラブルに関して検索してた所、本書に当たりました。
ぱっと見の印象はナルシスト気味の尼さんの自慢本かなぁと思った
のですが、とんでもなくシッカリ勉強された方の本です。

著者は浄土真宗女性僧侶の立場から、信者さんとの付き合い、
お葬式のあり方、宗教のあり方、仏教者の立場を語ります。
特にカルト被害の救済に関しては実際に現地に乗り込み、
調査を行い、団体に意見を述べ、被害者救済に取り組みます。

カルト問題を語る人は多くても、従来の仏教界から実際に被害者
救済に乗り出した人は少ないのではないでしょうか?

特に、カルトの呪縛を解くロジックとして、仏教の「無我」の
概念を新たに解いてくれます。

「無我」とは自分を否定することではなく、従来のインド哲学が
言ってる「アートマン」、私たちが普段「霊魂」とか呼ぶ迷信を
「我」と言ってるんだとのこと。
釈尊が説く「無我」とは、過去の霊魂等々の呪縛から自由になることを
差しており、自分を無化させるとかじゃないんだそうです。

確かに自分自身を否定してしまえば、批判精神も議論の成り立たないから、
権力者やインチキ宗教者には都合がいいですからねぇ。。。
「他に依るな、自らを灯とせよ」と説く精神から全くかけ離れてしまいます。

「お墓の建て方が悪いからタタリがあるんじゃ」なんてタワケを言う人達に、
ぜひ読んでいただきたいものです。

このほかにもカルトに対抗するための、仏教者の知恵が多々紹介されています。

ただ、ちょっと惜しいのが自分の美観を押しつけ気味なところ。
たしかに口語体のお経による回向や、個人を尊重したお葬式の
スタイルは立派ですが、受け付けられない人にはたまったものでは
ありません。

ご年配の信者さん達から反発を食らったのは仕方無いように思えます。

いくら文章の意味が正しくても、現代語訳で金髪外人が歌舞伎を演じるのは
ダメな人にはダメですから・・・

あと、表紙の写真がどうやら裸でご本尊の前で寝そべっている様子。
悪趣味かと思います。

ただ、葬式ビジネスにかまけてるお坊さんばかりではない事は再認識できました。
もっとこういう風に発言する方は増えて欲しいものです。

27may06

最近ニワカ仏教徒になったもので、時たまお経とかを唱えたり、近所の
お寺にいったりします。特に般若心経とか何遍も読んでますけど、難しい
ですねぇ。「空だから苦も滅も死も無いんだよ〜」とか未だ分かりません。
日にいっぺんぐらい色んなことを見直すキッカケにしている程度が正直な所。

と、でも新興宗教の怖さってのもあるので、最近下記のページを参考にさせてもらってます。

http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/index.html

浄土真宗の方が書かれたサイトなので視点は浄土真宗ですが、カルト宗教に関しての
ページは良く出来てると思います。中でお勧めの下記の本を読ませていただきました。

洗脳の楽園―ヤマギシ会という悲劇 (単行本)
米本 和広
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4896912950/249-9957448-3079535?v=glance&n=465392

これは非常に危険な本だから、ヤマギシ会のことを聞いたことがあるとかって方でない限り
読まない方がいいかもしれません。もしかすると逆に惹かれる人もいそうな気がして・・・

ヤマギシ会は宗教じゃないのですが、非常に強力な洗脳をする共同生活集団のようです。
集団研修を通じて個人の自我とか自己防衛本能を限りなくゼロにするようにし、会の
指導に従う無我執一体(我ではなくみんなと協同)で暮らしていく「理想社会」とのこと。
確かに自我や執着心から自由になれば、つまらないこだわりは無くなって楽だろうけど、
あれ〜?でした。。。

洗脳のプロセスの中で、「答えが決まっているのに同じ質問を繰り返す」があります。
例えば、何故今日の仕事は失敗したのか?
最初は、ちゃんとがんばらなかった、やる気が無かった、気合いが足りなかった等々と
答えます。それではリーダーは満足せず再度同じ質問を繰り返す。
次は、誰ちゃんがどーのとか、資料が足りなかったとか、集客が悪かったとか。。。
それではリーダーは満足せず再度同じ質問を繰り返す。

リーダーには回答があるんですね。それに至るまでずっとしゃべらせる。
リーダーが用意していた回答にいたるまで何時間でも繰り返す。苦痛のあまり、
リーダーに都合が良い回答を、自分あるいはみんなの意見のようにしゃべりだす。

昔の会社を思い出しました。気持ち悪くなったほどです。
世界的にも有名企業で、給料も凄く良かったです。でもミーティングのたび、
上記を繰り返します。あらかじめ用意されている回答がすぐ分かれば簡単なんですが、
分からないんですよ。上司の顔色を見ながら、想像し、罵られながら、回答をしていたのを
思い出しました。私の場合は1-2時間で済んだから良かったけど、これを一日ずっと
やられたら気が狂ってたでしょうね。

気は狂いませんでしたが、体がついて行けなくなったので退職しました。
不思議なのはその上司は心からの親切心でそうしてたようです。
そんな管理者トレーニングとかが最近あるものなのでしょうか???

もちろん、こんな洗脳のプロセスによる無我執なんてのは仏教が説く忘己利他とは
全然違うと思ってます。どうやって自分の生活を支えながら、廻りと調和して行くか、
家族と自分、会社と自分、社会と自分。どんなにつたなくても自分で考えるべきな
ことでありまして。誰かの用意している回答にマルマルすがっちゃうのは問題かと。

また、共同体が全部面倒を見てくれるといっても、今の世の中どんな辣腕の経営者でも
会社が潰れたり、のっとられたりがあります。とうの昔に終身雇用は崩壊してるし。
だから「任せてれば安心」なんてのもありません。もしもそんなに安定しているなら、
どんな方法で収益を得てるのか、むしろ心配ですよね。。。

人間の弱いところをぐさーっとついてるなぁと、読後ため息がもれました。
あまり読むことはお勧めできないので、上記のサイトで情報収集程度にしてください。
本の出来は素晴らしいですよ。

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http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/auctions?userID=omatsu123&u=omatsu123

12may06

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