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ジュネーブ(ロイター) WHOは1月14日、新型インフルエンザの対応過程について再検証を行なうことを明らかにした。欧州の政治家の一部は、WHOが医薬品製造会社の圧力に負けてウィルスの危険を過剰に煽ったのではないかとWHOを批判している。 WHOの広報責任者のFadela Chaib(ファデラ・チャイブ)氏は、感染規模が大幅に縮小した段階で新型インフルエンザ対策の検証を行なうと説明している。 「我々は、感染サイクルの見通しで、批評は予想して、それを批評と議論する機会を本当に歓迎します。」と、彼女は発言しました。そして、WHOのチェックに独立した外側の専門家が関係する、そして、その結果が公表されると付け加えました。 但し、再検証の具体的な時期と外部の専門家の特定については、決まっていないと説明した。 各国保健当局の感染対応策に対する最近の批判では、欧州評議会も医薬品製造会社が保健当局に対し必要量を上回るH1N1 ワクチンの備蓄に影響を与えたかどうか決定することになっています。 Chaib氏は、WHOは加盟193ヶ国に対し専門的助言は行なったものの、判断に影響を与与えたことはない。 WHOが6月にpandemic と宣言した今回のH1N1 が当初恐れたほど重症ではないことが判明してから、数ヶ国がワクチンの発注撤回を行なっている。 来週WHOで34ヶ国の代表者が出席する会合では、いくつかの政府が新型インフルエンザに関してWHOに質問を予定している。 WHOのインフルエンザ専門家のDr.Keiji Fukudaは1月18日、WHOの理事会で過去40年間のインフルエンザ感染の動向や傾向を報告することになっている。 WHOによると、発展途上国では先進国や医薬品製造会社からのワクチンの無償供与や寄付にも拘らず、抗ウィルス剤やワクチンの購入に困難を来たしている。 WHO理事会に提出された報告書によると、これまでに発展途上国用に200百万投与分のワクチンが確保され、購入のための資金援助もUSD 1200万に上っている。 「先進国や医薬品製造会社による国際協力は著しい進展が見られるものの、発展途上国が抗ウィルス剤やワクチンを購入するには依然として制約されたままです。」と グラクソ・スミスクライン、ノヴァルティス、サノフィ・アヴェンティスなどが新型インフルエンザのワクチンを製造している。 WHOは先週、各国から寄付された新型インフルエンザのワクチンをモンゴルとアゼルバイジャンに送った。今回の発送は、発展途上国95ヶ国に送られる無償供与ワクチンの最初の出荷となる。 無償供与のワクチンは、対象国の人口の約10%をカバーする分の投与量が割り当てられ、医療関係者に優先的に投与される。 WHOは先週、最初に新型インフルエンザの感染が拡大した南半球では免疫を持つ人が増加し、また昨年の4月に感染が始まった北米を含む北半球でも感染者数の減少が見られると報告した。 病理検査で確認された症例によれば、WHOは新型インフルエンザの感染死亡者は12,799人に上っている。但し、実際の感染死亡者数は確認された報告数よりもはるかに多く、実数に近い数字を把握するには数年は要するとWHOは説明している。
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