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<ウイルス>犬ワクチンに混入 京大など調査 2月7日9時5分配信 毎日新聞 犬のジステンパーの予防など、国内で広く使われている混合ワクチンに、感染力のある想定外のウイルスが混入していることが、京都大と英グラスゴー大の調査で分かり、米ウイルス学専門誌に発表した。研究チームは「すぐ感染被害が起きる恐れはないが、ワクチンの検査法や混入を防ぐ製造法の検討が必要」と話す。 研究チームは、日欧で販売されているネコワクチン4種、犬ワクチン10種を調べた。混入していたのは、細胞内の染色体に入り込むレトロウイルスと呼ばれるタイプのRD114ウイルス。分析の結果、ネコ1種、犬3種に混入し、感染力のあるウイルスの検出量は、ネコが1ミリリットル当たり1.8個、犬は最大1800個。同じ商品でも、ロットによって未混入のものもあった。 調べたワクチンは生ワクチンと呼ばれ、対象疾患を起こすウイルスの毒性を弱め、生きたまま使う。混合ワクチンでは、製造時にウイルスを増やす際、ネコの細胞を使う。このネコの細胞中のウイルスが混入したらしい。 ネコワクチンの場合は、ネコ自身が持つウイルスのため、混入しても健康被害はないとみられる。一方、犬ワクチンへの混入について、研究チームは「ほとんどの犬に影響はないだろうが、世界で年数百万頭に接種されており、一部が感染してウイルスの変異が起き、感染拡大の恐れは否定できない」とする。 現在、動物ワクチンの製造過程では、RD114混入の検査体制はない。宮沢孝幸・京都大准教授(ウイルス学)は「欧州では行政と製薬会社が、分析と対策について検討している。日本でも、ウイルスの危険性の有無の確認や混入の防止法の検討を始めるべきだ」と話している。【永山悦子】 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「欧州では行政と製薬会社が、分析と対策について検討している。日本でも、ウイルスの危険性の有無の確認や混入の防止法の検討を始めるべきだ」 の記者記事について。宮沢孝幸氏の見解とニュアンスが異なりますので。 J. Virol. doi:10.1128/JVI.02715-09 Copyright (c) 2010, American Society for Microbiology and/or the Listed Authors/Institutions. All Rights Reserved. Isolation of an Infectious Endogenous Retrovirus in a Proportion of Live Attenuated Vaccines for Pets Takayuki Miyazawa*, Rokusuke Yoshikawa, Matthew Golder, Masaya Okada, Hazel Stewart, and Massimo Palmarini* Laboratory of Signal Transduction, Institute for Virus Research, Kyoto University, 53 Shogoin-Kawaracho, Sakyo-ku, Kyoto 606-8507, Japan; Insitute for Comparative Medicine, University of Glasgow Faculty of Veterinary Medicine, 464 Bearsden Road, Glasgow G61 1QH, Scotland (UK) Abstract The genomes of all animal species are colonized by endogenous retroviruses (ERVs). Although most ERVs have accumulated defects that render them incapable of replication, fully infectious ERVs have been identified in various mammals. In this study, we isolated a feline infectious ERV (RD-114) in a proportion of live attenuated vaccines for pets. Isolation of RD-114 was made in two independent laboratories using different detection strategies and using vaccines for both cats and dogs commercially available in Japan or the United Kingdom. This study shows that the methods currently employed to screen veterinary vaccines for retroviruses are inadequate and should be re-evaluated. 内在性レトロウイルス(ERVs)は、すべての動物の種のゲノム、によって取り込まれています。大部分のERVsが彼らを複製ができなくする欠陥を蓄えたが、完全に伝染性ERVsはいろいろな哺乳類で確認されました。この研究において、我々はペットのために一部の有効な弱毒ワクチン(生ワクチン)で、ネコ科の伝染性ERV(RD-114)を取り出しをました。RD-114の隔離は、多様な確認作業を使用していて、日本またはイギリスで2つの独立研究所でなされました。猫と犬のために使用している市販用のワクチンの調査は、レトロウイルスのために獣医のワクチンを使用するために現在使用される方法が再評価されなければならないことを示します。 retrovet氏のウェーブページでの説明されていますとおり。 ごく簡単に説明すると、感染性の内在性レトロウイルスであるRD-114ウイルス(RD114ウイルスとも表記)が犬猫用ワクチン中に見つかったという論文です。 詳しい内容については論文を参照してください。いずれ研究室のホームページで、日本語で内容を説明する予定です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー です。 夜の柳におびえて、柳自体を切り倒さない様に。 京都大学ウイルス研究所の宮沢孝幸氏にメールで問い合わせしてくださった、某獣医師がいらっしゃいますので。 引用開始 回答1. RD114は猫の感染性の内在性レトロウイルスです。内在性レトロウイルスとは大昔(数万年以上前)に宿主動物に感染して、生殖細胞のゲノムに入り込んだレトロウイルスのことです。ウイルスがゲノムに入り込んだ細胞から個体が発生するために、猫の細胞にはあまねくこのウイルスゲノムは入っています。RD114ウイルスは、猫属の祖先動物に500万年(500年ではありません)ほど前に感染し、ゲノムに入り込んだと考えられています。つまり猫はRD114ウイルスと共存して進化してきたと考えられています。 回答6. ワクチン中の(望まない)ウイルスの検出技術は常に進歩しています。RD114ウイルスは以前のウイルス検出技術では見つけられず問題にされてこなかったのですが、技術の進歩と共にウイルス検出感度も上がったため、その存在が明らかになり問題が顕在化したものです。 引用終了 生物は、ウイルスとの長い生存の過程で、遺伝子ないに、ウイルスを取り込む事により、不活性化させることで、生存してきました。 ホモサピエンスも、DNA内に、ウイルスの断片をもっています。 生ワクチンの事ですから、不活性ワクチンには、問題がないです。 ウイルス培養時にネコ腎細胞(CRFK)等を使用した場合に、混入の可能性が排除できない。 猫腎株化細胞培養弱毒ワクチンで、イヌ用弱毒性ワクチンがとなりましょうが。 猫腎株化細胞培養弱毒イヌジステンパーウイルスというのは、なかったような。 猫腎株化細胞培養弱毒ワクチンで、イヌウイルスを培養しているのは、3種ぐらいですか?。 イヌ用 猫腎細胞培養弱毒イヌパルボウイルス、 猫腎継代(CRFK)細胞培養弱毒イヌコロナウイルス。(キャナイン−9) 猫胎子線維芽(FEF)細胞培養弱毒犬パルボウイルス(ノビバック DHPPi ・L) 猫腎細胞培養弱毒イヌパルボウイルス (ユリカン) ネコに関しては。 DV-26 ネコ用3種混合ワクチンにおけるRD114ウイルスの迷入 【背景と目的】ネコ属には内在性レトロウイルスであるRD114ウ イルスが存在し、一部の株化細胞からは感染性ウイルスが産生され る。市販のネコ3種混合生ワクチンは、ネコ由来株化細胞から製造 されているため、RD114ウイルスが迷入する可能性がある。そこで、 市販のネコ3種混合生ワクチンに感染性のRD114ウイルスが存在 するか否かを調べた。 【材料と方法】LacZ シュードタイプアッセイを用いたRD114ウイ ルスの検出は、第143回本学会で報告した方法に従った。市販のネ コ用3種混合ワクチンをLacZ マーカー遺伝子を先に導入したヒト TE671細胞(TE671(LacZ )細胞)に接種し、2週間培養した。その培養上清をTE671細胞またはRD114ウイルス感染TE671細胞に接種し、感染性ウイルスが存在するか否かを確認した。感染細胞のゲノムDNA からPCR にてRD114プロウイルスを増幅し、env 領域 の塩基配列を決定した。 【結果と考察】市販のネコ用3種混合生ワクチンの1つにRD114 ウイルスが迷入していることが明らかとなった。env 配列はCRFK 細胞由来のRD114ウイルスとアミノ酸レベルで一致していた。迷 入していたRD114のウイルス量は1ml 当たり10感染ウイルス未満 であり、非常に微量であった。RD114ウイルスの機能的受容体はネ コに発現しているが、迷入量は非常に少ないため、RD114ウイルス 迷入ワクチンをネコに接種しても、接種場所で同ウイルスが新たに 感染する可能性は極めて低いと考えられた。 ネコ用 日本で使われてる不活化ワクチンは フェロバックス(共立製薬) フィライン(京都微研) フェリドバック(明治製菓) リュウコゲン(FeLVワクチン) 生ワクチンは ビルバゲン(大日本製薬)
ノビバックTRICAT(ノバルティス) フェロセル(ファイザー)) |
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