日々悩んでおります。

Quid enim stultius quam incerta pro certis habere, falsa pro ver

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松澤先生のお話



引用開始
松澤先生のお話
村の診療所を守るために

一度は書かなければならないと思っていたことを書いてみます。
「診療所を守るために」としたのは、この診療所の存続があやうい状況になっているからです。その原因の第一は、医者がいなくなるということ。第二は、診療所の赤字が続くということです。


第一点は、この村の執行部の人々の、医者に対する見方、接し方、処遇の仕方の中に医者の頑張る意欲を無くさせるものがあったということです。
報じられたように、この私はすでに辞表を出し受理されています。「次の医者」を見つけることは相当に困難でしょうし、かりに見つかってもその人も同じような挫折をすることになりかねないものがあります。
医者のご機嫌取りなど無用、ただ根本的に医者を大切に思わない限りこの村に医者が根を下ろすことはないでしょう。村の人も「患者は客だ」などとマスコミの言う風潮に乗っていてはいけません。そういう道の果ては無医村なのです。
最近も近在病院の院長・医者が辞めていきました。病院自体がもう危機的状況に陥っています。その医者たちは、私に言っていました、こんな田舎でも働きがいがあります、それは、皆の「ありがとう」と言う言葉と、にじむ「感謝の気持ち」です、と。そういう人たちを辞めるまで追い詰めたものは何か、人ごとでなくこの村の問題でもあるん
だと考えてみて下さい。

第二点は、この村の人たちの中には、村の診療所を横目に他市町村の医療機関にかかっている人が結構多いし、特に言いたいのは、村の職員たちもそうだと言う事です。村立の学校の教員が部活の生徒たちの健康診断にわざわざ引き連れて他の医院に行きます。
村執行部は診療所の経営(赤字ではあります)のことで医者を督励しますが、ご自分も含めて足元の、村から給料をもらっている人たちが、はたして村の施設を維持するために進んで協力しているのかもきちんと考えてみる必要があるのではないでしょうか。


勿論設備に乏しい診療所で高度なことができるわけではありません。しかし、医者は頭脳と経験こそ武器です。何かあればすぐに適切な病院へ紹介しお願いしているわけですから、定期的な特殊な検査を受けに行く時以外の普段の診察は診療所で、という姿勢が診療所を自分たちのものとして守ることになるのです。

引用終了


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近場の診療所にかかれば、何の病気かとかすぐ広まると思い込まれてますので、プライバシーに敏感な役場職員等は他の地域で診療を希望します。

という事情もあるようですが。 



が、人の本質であろう。

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