日々悩んでおります。

Quid enim stultius quam incerta pro certis habere, falsa pro ver

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年間150億!「50年間発病ゼロ」狂犬病予防行政の実態は獣医師の利権確保?

  インフルエンザの予防接種の時にも、同じ論調ですね。

医者が儲けてるために、ワクチン会社が儲けるために。コピーの如きです。 


狂犬病ワクチンを犬に接種するのは、犬を守るためでは、ありません。 人間を狂犬病から守るためです。 狂犬病との言い方が、誤解を招くののですが。 哺乳類すべてが、感染し発症するウイルスなのですが。 日本では、人に近くに居る生物であったので、犬とされていますが、当然に猫も感染、発症します。 1962年の日本最後の狂犬病の検出は、猫だったのですから。

 犬は、一番人目に付き、人に一番近くに居る生物であり、感染から発症まで、14日と短く、確認されやすいこともありますが。

 幸い人から人への暴露は、確認されていませんが。

狂犬病予防法の管轄は、厚生労働省です。 感染症法に、記載されています。 50年ぐらい国内感染での確認がないので、四類感染症になっていますが、 世界的には、最強に属する、人獣共通感染症です。


唾液等での感染ですから、感染率は低いですが、最強の致死率です。

米国セントラルパークで、アラートが出されている状況を、まったく気にしていないような感です。

 過去は、予防接種法で、人間にも定期の接種が定められていました。現在は、任意ですが、日本での接種が、海外に出る方への接種が増えた事で、ワクチン不足になり、現在、治療を確保のため、一般人への接種は、中止されています。 個人輸入でのワクチン接種は、可能ですが。


(“狂犬病”感染広域情報)
        狂犬病〜もし、咬まれたらすぐに医療機関へ(2010年3月)


1.狂犬病の発生状況
 狂犬病は日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国を除いて全世界に分布しており、ほとんどの国で感染する可能性があります。
 毎年、世界中で5万人以上の人が狂犬病感染で死亡しており、特にアジアを中心とした地域で発生が多く確認されていますが、北米、欧州の一部地域でも感染のおそれがあります。

(2)インドネシア
 インドネシア国内全体の狂犬病による死亡者は毎年約100人前後であり、バリ保健当局は、2008年11月28日に初めての感染事例が確認されて以降、2010年3月3日までバリ州1市6県において21人の死亡(他、疑い例18人)が確認された旨述べています。インドネシア保健省及びバリ州当局は住民に対して狂犬病に対する啓蒙活動を行うとともに、狂犬病の疑いのある犬等に咬まれた場合には速やかに病院あるいは地域保健センターで適切なワクチン接種を受けるよう呼びかけています。また、ペットに対する狂犬病予防接種も実施して
おり、現時点では46%が接種を受けているとのことです。
(3)米国
 米国疾病管理予防センターは、2008年1月〜12月に49州とプエルトリコで、動物の狂犬病感染事例が6,841例、人への感染事例が2例(カリフォルニア州及びミズーリ州)報告された旨発表しました。感染した動物の93%は野生動物で、主な動物はアライグマ(34.9%)が最も多く、その他スカンク(23.2%)、キツネ(6.6%)、猫(4.3%)、犬(1.1%)、牛(0.9%)でした。また、2010年2月16日、ニューヨーク市保健精神衛生局は、セントラルパーク内で狂犬病のアライグマが39匹確認されたことから、セントラルパーク内外のアライグマに狂犬病ワクチンの接種を開始することを発表しました。また、併せてNY市民に対し、野生動物を避け、また、ペットに対する狂犬病予防接種を行うよう注意を呼びかけています。
 その他、狂犬病の発生状況については、厚生労働省のホームページも御参照ください。
  http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/pdf/03.pdf
  
FORT
http://www.forth.go.jp/09_moreinfo/topics/2010/0223.html

ニューヨーク市 アッパー・マンハッタンのアライグマに狂犬病ワクチンの接種
アメリカ ニューヨーク市 保健精神衛生局 プレスリリース2010年2月16日

保健部はニューヨーク市民に、野生動物を避け、ペットに狂犬病ワクチンを接種するように注意しています。

保健部は、アライグマを狂犬病から守り、周辺地域を狂犬病から守るため、セントラル・パークの内外のアライグマに対して、狂犬病ワクチン接種を開始すると発表しました。昨年12月以降、保健当局は、セントラル・パークとアッパー・マンハッタンで、狂犬病のアライグマを30匹以上記録しました。集団発生を封じ込めるために、保健部、公園部、セントラル・パーク管理委員会、アメリカ農務省が連携してワクチン接種に努力します。野生生物の専門家は、セントラル・パーク、モーニングサイド・パーク、リバーサイド・パークの周辺で、人道的にアライグマを罠で捕らえ始めます。捕らえた動物に、ワクチンを接種し、接種が済んだことを識別するためにタグを付けて、同じ場所に放ちます。罠で捕獲し、ワクチンを接種し、放つという努力は、4週間から8週間続く予定で、当局は、この春に生まれるアライグマにワクチンを接種するため、次の夏にも繰り返す予定です。罠は、ペットや、公園を訪れる人々が混乱しないように、離れた場所に置かれ、それぞれの罠には、緊急時の市の連絡先が表示されます。ニューヨーク市では、狂犬病は、他の動物に比べて、アライグマで多くみられます。ワクチン接種に努力することは、アライグマの間での感染を予防する他、狂犬病のアライグマが、ペットや人を咬んだり、引っかいたりする機会を減らします。市内では、そのようなことは稀ですが、保健局では12月以降、3例の暴露を記録しました。犬が咬まれた事例が1例、人が咬まれた事例が1例、病気のアライグマを看病しようとした人が関係している事例が1例ありました。犬も人も、暴露後のワクチン接種を受け、発症した犬も人もいませんでした。マンハッタンでは、今年、これまでに39匹のアライグマが狂犬病の検査で陽性になりました。保健部の狂犬病サーベイランス報告はオンラインで利用でき、定期的に更新されています。


NY市での猫からの狂犬病の1例確認。
http://blogs.yahoo.co.jp/omizo1960/31548260.html

カミングアウト

岩田先生

ついにカミングアウト 新型インフル総括会議



※ 
報道が間違っていることもある。
僕はサーベイランスを厚労省「か」感染研に一元化せよ、とは言っていない。
感染研に一元化せよ、と言っている。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/27435.html
※神戸大大学院医学研究科の岩田健太郎教授は、サーベイランスの実施主体を厚労省か感染研に一元化するよう提案した。




サーベイランスはプロのサーベイヤーの仕事であり、素人である官僚が多忙な時間を削って手弁当でやるべき仕事ではない。そのために必要なのは感染研、情報 センターの質的、量的強化である。第二回でも第一回でもそのことはコメントしたが、スルーされた。3回目にしてようやくこのことが岡部先生含め多くの方か ら発言された。ポリフォニーである。同じことをたくさんの人が言うことが大事である。決してあきらめたり、しらけたりしてはいけない。事実、会議そのもの も空気が変わりつつある。


   −−−−−−−−−−−−−−−


新型インフル1年 浮かぶ課題


 
「あの段階で検疫を行わなければ国民の理解を得られなかった」

「宇宙服のような検疫官の格好はやり過ぎだった」
(宇宙服の様なというのは、,「タイケムTK型」 ぐらいなら、うなずけますが。 )

保健所の方も、PPE(簡易防護服)着ていたり、してましたが。

 発熱外来の方からは、N95マスクは、息苦しいので、サージカルでは、いけないのか?。PPEは、暑いから、白衣でよいのでは?。
2010年3月31日
 「新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議設置要綱」
PDF:81KB))、別紙(PDF:64KB)
2010年3月31日
 「第1回新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議」での資料について4月23日
(議事次第(PDF:25KB)) (資料1(PDF:13,643KB)) (資料2(PDF:585KB)) (参考資料(PDF:2,386KB)) (議事録(PDF:545KB))



第1回 新型インフルエンザ(A/H1N1)対策総括会議 議事録

【日時】平成22年3月31日(水) 13:00〜16:00
【場所】九段会館 真珠(3階)
【出席構成員】(50音順)
伊藤構成員、岩田構成員、岩本構成員、岡部構成員、尾身構成員、金澤構成員、河岡構成員、川名構成員、田代構成員、谷口構成員、丸井構成員
【行政関係出席者】
上田健康局長、谷口技術総括審議官、麦谷大臣官房審議官、中尾大臣官房審議官、塚原大臣官房参事官、鈴木健康局総務課長、福島健康局結核感染症課長、正林新型インフルエンザ対策推進室長、木村健康局生活習慣病対策室長、高井医薬食品局長、岸田大臣官房審議官、熊本医薬食品局総務課長、亀井血液対策課長、三浦厚生科学課長、鹿沼大臣官房健康危機管理官、新村医政局指導課長

口蹄疫

家畜はOIE:国際獣疫事務局。  人はWHO

   −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

分離された口蹄疫ウイルスはO型のようです。


手足口病 Hand-Foot-Mouth disease:HFMD
Entero viruses: Coxsackie A 他
人のみ感染、ほとんどは自然治。
主なウイルスは、エンテロウイルスであるコクサッキ−A16(CA 16)、あるいはエンテロウイルス71(EV 71) であるが、その他のエンテロウイルスによっても同様の症状を呈することがある。いずれのウイルスであっても現れる症状は同じなので、ウイルス分離を行わない限り、病原的診断は不可能である。

感染経路:感染経路としては経口・飛沫・接触のいずれも重要であり、潜伏期は3〜4日位がもっとも多い。エンテロウイルス全般として、主な症状が消失した後も3〜4週間は糞便中にウイルスが排泄されることがあるので、HFMから回復した患者も、長期にわたって感染源となり得る。

口蹄疫  Foot-and-mouth disease :FMD
Hepatovirus ・ hepatitis virus・O,A,C,Asia1,SAT1,SAT2,SAT3

蹄(ひずめ)が2個に分かれた、生物のみ感染、発病する。人に感染することもたまに起こるが、発症はごくまれで、軽度ですむ。感染は濃厚接触でしか起こらない。

 食品からは、人への感染は起らない、生鮮品では中まで加熱すれば100%死滅。加工品の場合、酸性になるので不活性化する。


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http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-10518238566.html
東国原英夫オフィシャルブログ

2010-04-26
口蹄疫
テーマ:ブログ
 口蹄疫の疑似患畜の7例目が確認された。今回の飼養頭数は牛725頭で、当然殺処分対象になり、これまでにない規模である。

 その防疫作業は益々大変になる。




 今回の一連の発生は2000年当時とは比較できない程大規模(殺処分対象の家畜は牛豚を含め1100頭を超える)であり、加えて畜産環境が厳しさを増す中での発生であるので、制限区域の畜産農家さんはもとより、県内全域の畜産関係者の方々の物理的・経済的・精神的ダメージは計り知れない。

 県では、畜産農家に対する迅速な経営安定対策は勿論、口蹄疫に関する各種相談窓口の設置し、また高鍋保健所に「こころのケア」に関する相談窓口頭を設置し、関係各位の心のケアにも万全を期して行きたい。




 今後も引き続き、一日も早い収束を目標に、国や関係機関・団体と一体となって、原因・感染経路究明、防疫対策、蔓延防止、風評被害防止等に全力を傾注して行く所存であります。県議会、県民の皆様、国・関係都道府県、市町村、関係機関・団体等の一層のご理解・ご協力・ご支援のほど、宜しくお願い申し上げる次第であります。




尚、農水省の見解によると、この口蹄疫は人に感染することはなく、感染畜産物が市場に出回ることもなく、万が一感染畜産物を摂取しても人体には影響はない。


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口蹄疫封じ込めに町職員総動員/宮崎県川南町ルポ
(2010 04/27 11:28)

川南町 国道や県道沿いで何カ所も、白い防護服の関係者が畜産施設へ出入りする車に消毒液を散布する。役場や農協など町中心部は消毒用の石灰で真っ白に−。20日に宮崎県都農町でウイルス性感染症口蹄(こうてい)疫に感染した牛が発覚して1週間。その後の感染疑い6例のうち、5例が集中した川南町へ26日入った。町は職員を総動員して封じ込めに懸命だった。
 役場北西約4キロの県道。両側に感染が疑われる農場5軒が並び立つ。手前の消毒地点で記者の車もタイヤ回りに散布され、多発地の中へ。北側の消毒地点まで約1.5キロ。牛などの畜舎のほか民家も見える。畜舎へ通じる脇道は警備員らが厳重に警戒している。
 殺処分した牛の埋却用だろうか、畜舎前に青いビニールシートを敷いた大きな穴があり、石灰で白く染まっている。県道北側で消毒しUターン後、もう一度南側地点で消毒し多発地の外へ出た。
 ウイルスを媒介する恐れがあるため、多発地内での取材はもちろん、車から降りるのもご法度だ。南側の消毒地点に接する養豚場の場長(32)に敷地の外から話を聞いた。
 多発地から数百メートルしか離れていない畜舎には豚600頭と子豚が約300頭。「感染しないよう目いっぱい消毒するだけ。子豚が出荷できないので、畜舎内でスペースを確保している。できるだけ早く収まってほしい」
 役場では園芸農家が、殺処分された家畜の埋却場所をめぐり職員に説明を求めていた。「埋却に理解はもらっているが、やはり自分の畑の近くはいやだろうし…」。職員は苦悩の表情を浮かべた。
 川南町で肉牛や乳牛、豚を飼育する農家は338戸で飼育頭数は計約14万4000頭。うち5戸で、感染疑いの牛16頭が確認された。殺処分は5戸の全家畜1048頭に及ぶ。
 町は都農町での初例確認を受け、同じ20日に対策本部を設置。多発地や付近の道路のほか、町道3カ所でも車を消毒している。殺処分する家畜の埋却地の確保にも奔走。家畜の異常の聞き取りも県などと進めている。
 一方、25日に予定された軽トラックによる朝市「トロントロン軽トラ市」は商工会員らの実行委員会が中止した。4年近く毎月第4日曜日に開催。毎回7、8000人を集める名物イベントだが、感染拡大を恐れて自粛した。
 蓑原敏朗副町長は「軽トラ市中止は町民の理解のおかげ。4例までは家畜の埋却が終わった。残り725頭の殺処分と埋却を進め、口蹄疫を封じ込めたい」と力を込めた。


鹿児島・南日本新聞ニュース・373ニュース

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  「宮崎産不使用」の張り紙撤去 口蹄疫で不適切表示
 宮崎県でウイルス性感染症の口蹄疫に感染した疑いのある牛が相次ぎ見つかった問題で、九州農政局は26日、九州の精肉店やスーパーなど約930店を調査した結果、1店で「宮崎産は使っていません」との不適切な張り紙があり、撤去を求めたことを明らかにした。

 同局によると、口蹄疫は豚や牛、羊など偶蹄類の家畜や野生動物に感染する病気で、肉を食べても人に影響はない。「宮崎産不使用」といった表示は消費者の誤解を招き、風評被害につながりかねないという。


日本の口蹄疫情報
(Last updated May 29, 2002)



わが国に発生した口蹄疫の特徴と防疫の問題点
(無断転載を禁じます)

独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構 動物衛生研究所九州支所
臨床ウイルス研究室長 津田 知幸



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6)補償とそれに付随する問題
にもある様に、畜産者への補償をどうするか?。

補償がなければ、言い出せない方も出てきます。

 農水省は、100億までの予算枠を取ったようですが。


平成22年4月27日

農林水産省

宮崎県における口蹄疫の発生に対する家畜共済の対応について
宮崎県における口蹄疫の発生に伴い、九州各地で家畜市場が閉鎖されているところでありますが、この影響で、農業者の中には、家畜の出荷ができず、家畜共済掛金の工面に支障をきたす者も現われることが懸念され、更新時期を迎えている家畜共済が失効する等のおそれがあるところです。このため、農林水産省は、家畜共済掛金の納入を猶予する特例措置等を講ずるよう、県を通じ、農業共済組合等に対し指導することとしましたので、お知らせします。


特例の概要
1. 更新時期を迎えている家畜共済についての共済掛金の納入猶予期間の延長

口蹄疫の発生に伴い家畜の移動制限等により家畜市場が閉鎖された後に共済掛金期間が満了する場合には、満了の日から当該閉鎖が解除された後60日までの期間を支払猶予期間とする旨の共済規程等の改正を九州各県下の共済組合等が行うよう、各県に対し、その指導を指示することとしました。



2. 共済掛金を分納している者における掛金の支払遅滞についての取扱い

共済掛金を分納している者で、家畜市場の閉鎖により収入が減少している場合にあっては、共済掛金の支払に遅滞があったとしても、「農業災害補償法 第99条第1項第5号」で規定している正当な理由に当たることとし、農業共済組合等が共済金の支払を行うこととします。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

総説
口蹄疫ウイルスと口蹄疫の病性について
村 上 洋 介

農林水産省家畜衛生試験場ウイルス病研究部病原ウイルス研究室長



連続講座 人獣共通感染症ー山内一也(東京大学名誉教授)
第116回 口蹄疫との共生
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf116.htm
第99回 口蹄疫は人に感染するか追加
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf99ad.htm
第99回 口蹄疫は人に感染するか
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf99.html
第96回 宮崎で発生した口蹄疫
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf96.html

ムンプス

ムンプス-英国(08)イングランド 20090630.2370
PRO/EDR> Mumps - UK (08): (England)
Mumps outbreak in Cumbria


●C#ムンプス-英国(08)イングランド 20090630.2370
PRO/EDR> Mumps - UK (08): (England)
Mumps outbreak in Cumbria
カンブリアのムンプス感染流行
情報源:Times & Star 、2009年6月29日。
カ ンブリアCumbria でムンプス(Mumpus 流行性耳下腺炎)の流行があり、郡全体で患者数が増加している。22日の週、新たに11人の感染が疑われる患者が確認されてお り、その多くは18−25才の年齢層であった。2009年のこれまでに、カンブリアで感染確認されたムンプス患者数はわずか12例であるが、最新の集団発 生により患者数が23まで増加する可能性がある。2008年の1年間の患者数は29例であった。公衆衛生副局長の医師は、ここ数年ムンプス患者数の増加 が、特にティーンエイジャーと若年者の間で目立っていたが、感染が広がりやすく、一部の患者で不妊の原因ともなるムンプスウイルスは、問題化する恐れがあ ると述べた。秋期の大学などへの新入生は、MMR[measles麻疹, mumpsムンプス, and rubella風疹]の2回接種が済んでいない場合、主治医に相談して追加接種を受けて欲しいと呼びかけた。"ムンプスは非常に重症化する可能性がある が、予防は簡単"と話した。ムンプスウイルス感染により、発熱、頭痛、顔面・頚部・あごの有痛性のリンパ節腫脹が生じ、患者の多くは軽症であるが、一部で 重症化する可能性のある合併症がおきる。予防のためには、MMRワクチンを確実に2回接種を受けることで、通常就学前の児童に行われている。...
[Mod.CP 注-英・健康保護局 Health Protection Agencyによると、MMRワクチンが1988年に導入される以前は、ムンプスは学齢期の児童に発生することがほとんどで、成人の85%以上で既往感染 が確認されていた。毎年、約1200人以上の入院理由となっている。MMRワクチンが導入された1988年10月に、ムンプスは英国の法定(届出)伝染病 になった。MMRワクチンのカバー率情報により、英国でのムンプス感染伝播は激減し、予防接種年齢を過ぎた人たちも含めた全ての年齢層のムンプス感染を減 少させた。1999年以降、ムンプスと確定診断される症例数が有意に増加しているが、そのほとんどが、1988年のMMRワクチン導入や1996年からの 2回目の接種に間に合わなかった年代の青年および若年者である。彼らは、小児期にムンプスの自然感染に曝露されることなく、感受性を有した状態のままで あった。2004年後半、臨床診断および確定診断されたムンプス感染症例はさらに増加し、確定診断された患者の多くが、1980−87年の間に出生してお り、高等教育施設内を中心にアウトブレイクが発生した。現在、英国では、3価MMRワクチン接種が不完全な人たちがいるために、市中のムンプス感染循環が 続いている状態にあり、今回のカンブリアの感染流行や英国内の他の地域でのアウトブレイクが見られるとおり、若年層が罹患しやすい状態におかれている]

地図 Cumbria, the English Lake District 



日本国内





日本は1989年に小児を対象としたMMR(麻疹・ムンプス・風疹)ワクチン接種制度がはじまりましたが、ムンプスのワクチン株での無菌性(ウイルス性)髄膜炎などが問題となり、1993年にMMRワクチン接種は中止となり、MRは、定期として残されましたが、M:ムプスは、任意とされました。

ムンプスのワクチン株も、占部株より副反応の少ない、鳥居、星野、宮野株にされ、副反応も抑えられるようになっています。

流行性耳下腺炎は一般的に予後良好であるが、無菌性(ウイルス性)髄膜炎合併率の高さ、高度難聴合併例を考えると、ワクチンによる予防が早急に必要な疾患である。なお、患者との接触後(感染後)のワクチン接種は、発症予防には無効である。

諸外国では、MMRワクチンが利用されており、単味(自己負担での任意で)のワクチン接種を行っているのは、日本だけである。1993年4月にMMRワクチンの接種が中止されてから、新たなMMRワクチンが日本では認可されておらず、安全なMMRワクチンの開発が望まれる。

また、ワクチン接種で、抗体の得られない方もいるのも確かです。



日本でも、医療系学生の抗体検査の結果がよく学会等でも報告されており、一定の「感受性者」(曝露したら感染・発症する人たち)がいます。

 http://joh.med.uoeh-u.ac.jp/pdf/J49/J49_1_04.pdf
久留米大学医学部医学科・看護学科および久留米大学付属臨床検査専門学校の学生1,139 名(男性417 名,女性722 名)において,麻疹,風疹,ムンプス,水痘のウイルス抗体価を測定した.

総実施数は,
医学科510 名,看護学科442 名および臨床検査専門学校187 名の
合計1,139 名
(男性417 名,女性722 名,平均年齢21.3 ± 2.7 歳)だった.

          医学科,看護学科,臨床検査専門学校の順に,
麻疹の感受性者率は, 9.2 %,10.9 %,9.1 %  

風疹の感受性者率は  11.0 %,8.8 %,9.1 %,

ムンプスの感受性者率は,14.1 %,14.5 %,14.4 %,

水痘の感受性者率は   6.1 %,6.1 %,8.0 %で,

各学科・学校間に有意差は認めなかった.
全体の感受性者率は,
麻疹9.8 %,風疹9.8 %,ムンプス14.3 %,水痘6.4 %であった(表1).
感受性者率を男女別に比較すると,麻疹,風疹,ムンプスにおいては男女差を認めなかったが,
水痘の感受性者率は,男性4.1 %,女性7.8 %と女性で高値だった(p <0.05)




看護学生における風疹,麻疹,水痘,ムンプス感染防止対策
―抗体価測定とワクチン接種―
長崎大学医学部保健学科看護学専攻

看護学生の風疹,麻疹,水痘,ムンプスに対する罹患歴,予防接種歴,血清抗体を調査し,感受性者にワクチンを接種した.
対象は2001 年から2003 年に長崎大学に入学した
看護学生221 人(女性208 人,男性13 人,平均年齢18.4±1.8 歳)である.
既罹患率は,
風疹49.8%,麻疹28.1%,水痘86.4%,ムンプス50.7%,

既予防接種率は,
風疹31.7%,麻疹69.2%,水痘10.9%,ムンプス25.3% だった.

血清抗体は,風疹は赤血球凝集阻止反応(HI 法),麻疹,水痘,ムンプスは酵素結合免疫吸収反応(EIA 法)でIgG抗体を測定した.

抗体陽性率は,
風疹92.8%,麻疹90.0%,水痘82.3%,ムンプス85.0% だった.

感受性者に対するワクチン接種率は,
抗体陰性者では
風疹93.8%,麻疹100.0%,水痘66.7%,ムンプス100.0%,

判定保留者では,
麻疹70.6%,水痘48.0%,ムンプス93.8% だった



麻疹は感染力が強く、不顕性感染はほとんどない。水痘も感染力が強く、不顕性感染は10% 以下であるが、風疹は25〜50%,ムンプスは30〜40%の不顕性感染がある16)。
また、麻疹と水痘は臨床症状から診断は比較的容易であるが、風疹は麻疹や猩紅熱、突発性発疹、伝染性紅斑など多くの発疹症と、ムンプスはコクサキーウイルスやパラインフルエンザウイルスによる耳下腺炎や化膿性耳下腺炎などとの鑑別がときに困難で、確定診断にはウイルス血清学的検査が必要である。しかし、実際にはウイルス分離や血清学的検査が行われることはほとんどないため,誤診される場合もあると推測される.今回の調査で、予防接種歴も罹患歴もない者は
ムンプスと風疹で多かった。その抗体陽性率はそれぞれ74.3%(26/35),81.3%(13/16)であり,不顕性感染か誤診の可能性が推測さ
れる。麻疹と水痘は予防接種歴・罹患歴ともない者は少なく,不顕性感染や誤診は少ないと思われた。

抗体陰性あるいは判定保留とされた者の中に罹患歴あるいは予防接種歴のある者がおり,誤診や記憶違い以外に,ワクチンを接種しても抗体が出来ないprimary vaccine failure あるいはワクチン接種により獲得した抗体が年月の経過により低下したsecondary vaccine failure の可能性も推測される.


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