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いつかお母さんになるあなたへ 妊娠の心得 (単行本) 宋美玄 (著), 周産期医療の崩壊をくい止める会 (編集), 村上テツヤ (イラスト) 商品の説明 内容紹介 「産婦人科医をしていると、女性に正しい知識がないために悩んだり苦しんだりしているのを見て、もどかしい気持ちになることがあります。また、限りある医療資源を有効に活用するために、知っておいてほしいことがあります。」(あとがきより) 川崎医科大講師だった宋美玄医師が、こんな思いから自身のブログに綴った『妊娠の心得11か条』。 福島県立大野病院事件をきっかけに結成された『周産期医療の崩壊をくい止める会』の医師たちが、それを見て共感し世の中に広めようと、佐藤章・福島県立医大教授、海野信也・北里大教授の2人の監修のもと、若干アレンジして「妊娠の心得」をロハス・メディカル誌09年1月号の特集にしました。絵がついてみたら、ブログとは、また違った印象になりました。 書かれていることは非常にシンプルながら大事な真実。一過性に終わらせたくないという思いが関係者に共通していました。そこで、さらに絵を描き足してもらい、今回このような形で絵本として出版しました。将来お母さん、そしてお父さんになる中高生にぜひ読んでいただきたい一冊です。 *宋医師の『11か条』は、09年2月に08年ブロガー大賞に選ばれています。 ご本人いわく。 是非是非ご自身が読まれるだけでなく、ご家族やお友達などなどの啓蒙にご利用くださいませ〜 |
妊娠の心得11か条 産科
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第54回 NPO法人医療制度研究会 講演会開催のお知らせ 演題 「きちんと知りたい妊娠の心得11カ条」 ーいつかお母さんになるあなたへー 妊産婦死亡やたらい回しー正確に言えば重い合併症を持った妊産婦の収容に関係した死亡ーが社会問題になり、さまざまな反応を産んでいます。 一連の事件は、周産期死亡率が最も低いといわれる日本で起きたことで、救急対応能力が事態に対応できなかったことは事実ですが、出産そのものに伴うリスクとの関係で、この ような出来事をゼロにすることは不可能という見方をする人も多いと思います。 事件を知った川崎医科大学産婦人科医長のの宋美玄先生は医療側から見た妊娠の実際を一般の人にわかってもらおうと「妊娠の心得11カ条」をまとめ、ご自身のブログに公開しました。内容を知った医療制度研究会では、医療にリスクに関する情報が正しく伝わることが問題解決につながるという考えから、 11カ条の解説を宋先 生にお願いすることにしました。 宋先生は妊娠に関係の深い若い世代や、助産師などとの対話を通じ、必要があれば改訂を加えた上で、この11カ条を形にしていただきたいと思ってます。 正しい物の見方が出来れば、難解な問題でも自ずと解決策が見つかるとの思いもあり、この講演会が少しでも問題解決に役立つことを願っています。 講師 宋 美玄氏(川崎医 科大学産婦人科講師) 司会:本田 宏 氏(埼玉県済生会栗橋病院副院長、医療制度研究会副理事長) 日時 平成21年3月8日(日)午後2時〜4時(受付午後1時30分〜) 場所 北里研究所病院 3階セミナー室 東京都港区白金5-9-1 交通機関:地下鉄 日比谷線「広尾」駅 1・2番出口 徒歩12分 南北線 三田「白銀高輪」駅 3番出口 徒歩12分 JR線 田町駅三田方面出口より タクシーで15分 会場までの地図: http://www.kitasato.ac.jp/access/sirokane/index.html 参加費 \1,000円、学生・研修医は無料。 申込み 参加ご希望の方は、 お名前、御所属先、種、ご連絡先をご記入の上、 下記宛ファックス、又はE-mailにてお申込み下さい。 (事務局 坂詰 清) 締切りは3月6日(金)まで。 E-mail: zumechan@aol.com FAX:022−796−6270 申込み用紙は、上記ホームページに添付されてますのでご利用ください。 321−0974 宇都宮市竹林911−1 栃木県済生会宇都宮病院内 NPO法人医療制度研究会理事長 中澤堅次 |
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産婦人科女医 さん の 妊娠の心得11か条 作りました。出来るだけ一般の女性に読んで欲しいです。 コピペ、リンクを貼るなどして広めていただけると嬉しいです。 また、訂正・加筆などのアドバイスがあればお願いします。 1.セックスをしたら妊娠します。 この世に100パーセント避妊する方法は、セックスをしない以外にありません。(ピルですら100%ではありません。でも、もちろん避妊することは望まぬ妊娠を大幅に減らすことが出来るので、妊娠したくない人は必ず避妊しましょう!!) 日頃セックスをしているなら、常に妊娠の可能性を考えましょう。 そして、子供が欲しいと思っているなら、赤ちゃんの神経系の病気(二分脊椎など)を防ぐために葉酸のサプリメントを飲みましょう。(1日0.4mg) 2.「この男の子供を産むためなら死んでもいい!」と思うような男の子供しか妊娠してはいけません。 妊娠出産は何が起こるかわかりません。妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、妊娠糖尿病など、妊娠にまつわる病気になるかもしれません。また、お産も体にとっては大きな負担となります。 毎年、約60人の妊婦が出産で死亡しています。あなたが生きて出産を終える保証はどこにもありません。 妊娠をするにはそれなりの覚悟が必要ですよ! (妊娠はよく考えて、覚悟を持って!、というたとえでシングルマザーなどの選択を否定するものではありません。) 3.妊娠しただけでは喜ばない。安易に他人に言わない。 妊娠が非常に初期に診断されるようになってから、妊娠初期の流産が15%以上と非常に多いことがわかりました。 最低でも妊娠4ヶ月に入るまでは手放しで喜んではいけません。職場で仕事を軽くしてもらいたいと上司にお願いするなど重要な時だけ人に言いましょう。 出来ることは赤ちゃんを信じてあげることだけ。 また、運悪く15%に入っても、あなたのせいじゃありません。不必要に自分を責めないでくださいね。 4.神様から授かったら、それがどんな赤ちゃんでも、あなたの赤ちゃんです。 この世に完全に正常な人間なんていません。重いものから軽いものまでいろんな障害を持って生まれてくる赤ちゃんもたくさんいます。 妊娠中に診断できる異常はごく一部。中には幼児になってからわかる異常もあります。 誰しも自分の赤ちゃんが正常だという保証のもと、出産することなんて出来ません。 親になるということは、どんな赤ちゃんが生まれても自分の子供として受け入れることです。 5.産む、産まないは自分たち夫婦で決めましょう。 とはいえ、妊娠中に赤ちゃんの異常や、もしかしたら異常があるかもしれないというサインがあると主治医に告げられるかもしれません。 それが中期(妊娠21週まで)であれば、望んだ妊娠であっても異常の程度によっては中絶という選択肢が出て来る場合もありますが、あくまでも夫婦二人でよく話し合って決めましょう。価値観や考え方は人それぞれ。大事なことは責任を持って自分たちで決めましょう。(大事なことを責任を持って決められる大人になってから妊娠しましょう。) また、このことについては妊娠前から二人で話し合っておくべきです。 6.かかりつけ医をもちましょう。 当然ですが、ちゃんと妊婦健診を受けましょう。 きちんと初期に超音波で予定日を決めること、HIV、B型肝炎、血液型、梅毒などの初期検査を受けることは、妊娠中に管理方針を決めるのに後々重要であったり、あなたの赤ちゃんを守ったりするために必要です。また妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の早期発見には欠かせません。 もしあなたにお金がなくても、自治体が発行する母子手帳には最低限の妊婦健診を受けるためのチケットがついていますし、分娩費用も援助してくれる制度があります。 また、産科医不足からお産を出来る場所が限られています。妊娠が分かったら、病院などに早めに問い合わせてお産をする場所を確保しましょう。里帰りしようなどと思っていても、受け入れてくれる場所がないかもしれません。 7.赤ちゃんは全ての運命をあなたに預けていることを忘れないで。 赤ちゃんは栄養や酸素など、生きて成長するために必要なものを全てあなたに依存しています。お母さんが煙草やお酒など赤ちゃんにとって毒となるものを摂取すると、胎盤を通して赤ちゃんに移行します。 体型を気にして、妊娠中にダイエットをするなどはもってのほか。(妊娠前に標準的な体重だった人は9〜12キロ体重を増やさなくてはいけません。) 煙草が我慢できないような人は、お母さんになる資格はありません。 また、「出産したら遊べなくなるから」と旅行をするのもいいですが、何かあっても後悔しない程度に。旅先で何かあってもすぐに診てくれるところがあるかは最低確認を。 おなかの赤ちゃんのために時には自己犠牲を払うことも覚悟の上妊娠しましょう。 8.赤ちゃんが完全に元気であるか分かる方法はありません。 胎児心拍のモニターや超音波など、赤ちゃんが元気であるか評価する検査はありますが、どれも完全ではありません。 予定日を目前にお腹の中で突然死をしてしまう赤ちゃんもいます。もし動きが少ないと思ったら病院へ。 無事に産まれるまでお母さんも赤ちゃんも安心できないのが妊娠なのです。毎年5000人以上の赤ちゃんがお産の間際や生まれてすぐに死亡しています。 また、脳性麻痺になる赤ちゃんがいますが、その90%は分娩前にすでに原因があり、分娩を機に脳性麻痺になる赤ちゃんはわずか10%であることも知っておきましょう。 9.出産は出来うる限り安全な場所でしましょう。 妊娠経過にどれだけ異常がなくとも、出産の時に赤ちゃんやお母さんが急変することは誰にでもありえます。 専門家が考える安全な場所とは、緊急時に、高次の医療機関(産科医と新生児医と麻酔医が揃っていて、帝王切開や未熟児医療ができる体制)か、そこへすぐ搬送できるくらいの近さの産院です。 部屋がきれいだから、ご飯がおいしいから、好きな姿勢で産めるから、上の子を立ち会わせたいから・・ そんな理由で緊急時の安全性が劣る産院を選ぶのはおすすめしません。 もちろん、納得の上でなら構いませんけれども。 お産をなめてはいけませんよ。 (残念ながら現在産科医不足のため、妊婦さん全員が安全性の高い病院を選ぶとパンクしてしまいます。だから、リスクの低い妊婦さんには高次の医療機関ではなく開業の産婦人科を選んでもらわないといけない場合も多いです。でも、最低でも産婦人科医立会いの下お産しましょう。) 10.下から産んでも、お腹から産んでも、あなたはお母さん。 人によっては骨盤位(逆子)などの理由ではじめから帝王切開をしないといけない人もいます。また、陣痛が来て頑張っても、下から産まれなくて帝王切開をしないといけない人もいます。 どんな出産になっても、あなたが身を削って赤ちゃんを産んだことには変わりありません。 帝王切開で産むと子供の性格が悪くなるとか、親子の愛情が無くなるとかいう悪意に満ちた色々な妄説に惑わされないで。 あなたと赤ちゃんにとって一番安全な方法でお産をしましょう。 11.妊娠・出産は一つとして同じものはありません。 妊娠・出産を経験すると、自分が何でも知ってる気になってしまう人がいます。年配のご婦人で「私のときはこうだったわよ」のように先輩面をする人もよくいますよね・・
でも、一つとして同じ妊娠・出産はありません。 同じ人が次にまた妊娠しても、同じようになるとは限りません。 自分の経験を別の人や別の妊娠にあてはめないようにしましょう。 |




