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茶の湯日記
一日は短い…。
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 冬景色の中、楽し気に駆け回る姿を想像して、調整した羊羹とのことです。
 京都のお菓子は、やはり想像力が必要です。


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 京都市の俵屋吉富さんのお菓子です。
 銘は、干支菓子「犬喜び」。
 羊羹です。





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 春を呼ぶ主菓子ですね。
 うぐいす餅を見ると、春を思います。


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 松江市の桂月堂さんのお菓子です。
 銘は、うぐいす餅。
 求肥製です。

<今回ご紹介したお店>
店名  桂月堂
住所  島根県松江市天神町97
電話  0852-21-2622
営業  9:00〜19:00





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「謝」は花がしぼむという意味。花がすっかりしぼんで、樹には一枚の葉もないという状態です。しかし、そのまま枯れてしまうという意味ではなく。次の春のために、着々と力を蓄えているのです。





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戦後の専業主婦の増加と茶道
 落合恵子は、二〇歳代で専業主婦になる女性の比率が、昭和二〇年代(一九四五〜五四年)、昭和三〇年代(一九五五〜六四年)、昭和四〇年代(一九六五〜七四年)と増加していることから、「戦後日本女性は社会進出したのではなく、専業主婦化した」と指摘した。(『二一世紀家族へ』)。さらに、昭和五〇年代以降は専業主婦率が低下していることから、日本では、一九七〇年代半ば頃、専業主婦層がピークを迎え、「男性が企業で働き、女性が専業主婦になるというパターンが一つの体制として完成したもの(専業主婦化の完成)として理解されるようになっている。
 (略)
 さらに、結婚前の女性の職業との関連から「中小企業ブルーカラー層が主婦になる・主婦に留まることがなかなか困難であるのに対し、ホワイトカラー・大企業ブルーカラー層は主婦になれるし、主婦に留まれるのである、専門職層になると、あまり主婦にならないが、一度主婦になったらそのまま主婦でいつづけるのである」という状況を明らかにし、「高学歴女性は、結婚してキャリアを継続するか、専業主婦化してそのまま無職にとどまるかの分岐点が顕著になる」と結論づけている。そして、もっとも主婦転換率(四七%)が高かったのは一九五一〜五五年に生まれた女性たちである。また、この世代は、現在の茶道行動者率の大半(回復時期)を担う層でもある。
 (略)
 とくに、一九六〇年代後半に入ると、生活の余裕が芸術・文化活動への参加を促進させた。芸術・文化活動の嗜みがあることは「高学歴夫の妻」というアイデンティティを獲得し社会的承認を受けるための必要条件であったといえよう。たとえ高度経済成長期であったとしても、あるいは、そうであればなおさら戦前からの「良家の子女」や「良妻賢母」であることを標榜する「たしなみ」を身につけて置く必要が高まった(同様のテーマについては、すでに加藤恵津子が『<お茶>はなぜ女のものになったか』)において、人類学的アプローチから興味深い検討を行っている。本稿では、社会学における社会階層・社会移動調査や社会生活基本調査などの全国規模の計量調査にもとづくマクロな視点から分析を試みている)。
(略)
 茶道に対する一般の「落ち着いた、おしとやかで上品」というイメージは、このような長い修練を経て獲得した身体化された文化である一部が切り取られて流布したものであろう。よって逆に、一般的に普及している「経済的ゆとりがあり、教養がある」女性であることを示すためには、その時代におけるステレオタイプ的イメージを具現化・身体化することが戦略として有効であるという場合もある。戦後の高学歴・サラリーマン夫の妻としてふさわしい「私」を確立する手段としてお茶は、女性にとって重要な機能を果たしているのである。
(略)
 また、すでにふれたが、「茶道」中心的な担い手である女性の活動期は、一〇歳代の中・高校生の時期と五〇歳代の後半以降という二つのピークをもつ。女性の場合、余暇・趣味活動においても、就労状況と同様に子育てに大きく影響され、幅の広い「M字曲線」を描くことが明かになっている。また、中高年における文化的活動や生涯学習の動向を見ると、若いころに経験した習い事を再開するパターンと、新規に活動を始めるパターンの二つに大きく分かれる。よって、茶道人口の減少を食い止める方途として、学校教育における体験学習を積極的に実施することに加え、子育て世代の行動者率を上昇させる方法、たとえば、子供と一緒に参加しやすい機会・環境作り、さらに、中高年の潜在的行動者・支持者を増やす取り組みを行うことも必要であろう。

講座 日本茶の湯全史 第三巻 近代 「女性の社会進出とお茶」(大屋幸恵)(抜粋)




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