年末にかけて、この織部上用を使う機会が多いですね。 理由は分かりませんが、お菓子屋さんでも、この時期、見かけるような気がします。 織部って、何か季節感があったっけ? などと首を捻ります。 もっと深くて、納得できる理由があるのでしょうか? この御菓子は派手ではありませんが、お席に凛とした雰囲気を伝えてくれる良い御菓子だと思います。 そのあたりが、お茶の正月といわれるこの時期から使われる理由なのでしょうか。 松江の、風流堂さんの御菓子です。 織部上用です。 |
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こんにちは、ゲストさん
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年末にかけて、この織部上用を使う機会が多いですね。 理由は分かりませんが、お菓子屋さんでも、この時期、見かけるような気がします。 織部って、何か季節感があったっけ? などと首を捻ります。 もっと深くて、納得できる理由があるのでしょうか? この御菓子は派手ではありませんが、お席に凛とした雰囲気を伝えてくれる良い御菓子だと思います。 そのあたりが、お茶の正月といわれるこの時期から使われる理由なのでしょうか。 松江の、風流堂さんの御菓子です。 織部上用です。 |
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そう言われたらそうだな〜と思って、ちょっとネットをさすらってみました。
口切りや開炉の時は、古来より三部→新瓢のふくべ、焼きものは織部、伊部(備前)と『べ』のつくものが好まれ、道具組に取り入れる…と書いてます。茶人には、正月と同じくらい大切な行事ですものね。
お菓子もそういう理由で織部上用が多いのでしょうか。
あまり考えたことがなかったので、反省ですね。
ちゃんと書物で調べてみたいです。茶道雑誌あたりで何か書いてあったような気もするのですが…あいにく記憶が…
どなたかヘルプ〜ですね(^_^;)q
お菓子そのものは、本当にシンプルで、やはり抹茶の味を引き立てるによいお菓子だと思います。
[ junajuna ]
2010/11/17(水) 午前 1:28
返信する織部風の柄と色がいいですねー。
2010/11/17(水) 午前 10:34
返信する織部焼きの織部ですか?
色あいからそう思いましたが、
お茶には不調法なので、こんな質問をしてしまいました。
[ ショココマミー ]
2010/11/17(水) 午後 4:01
返信する上用の意味、ネットで調べました。なるほど、勉強になりました。
[ いたずら房厨 ]
2010/11/17(水) 午後 5:14
返信するふっくらとして美味しそうですね〜。
縁高の蓋を開けたらほかほかの湯気のたったお饅頭、なんて本当にご馳走かも。
十月頃までは紅葉がメイン、一月からは梅とかおめでたい華やかなお菓子が出てくるからそれまでの地味(?)な時期にピッタリなのかもしれませんね。
[ cox-orange ]
2010/11/17(水) 午後 7:10
返信するブログの記事もコメも大変、勉強になります。
自分でも疑問に思ったことは調べて見たいと思います。
2010/11/17(水) 午後 8:00
返信するjunajuna 様
三部という言葉を初めて聞きました。
なるほど、三つの『べ』ですか。しかし、なぜ『べ』なのでしょうか?
謎が深まります。
そういえば、先日京都の茶人が松江で席を持った時、伊部手の水指を使ってました。素晴らしい水指でしたが、台子だったので、妙に違和感を感じました。もしかしたら、三つの『べ』の一つだったのかもしれませんね。分からないことが、多すぎますね。
茶道雑誌をもう少し、丹念に見れば良いのですが、なかなか読みにくい文章が多く、まじめに見ていないのが現実。
知るべきことは多いですね。
変わった形、季節を現す御菓子も良いですが、このようにシンプルな御菓子が、本当の意味で、濃茶向きですね。
2010/11/17(水) 午後 10:40
返信する雀政五郎 様
織部の柄というのは、不思議と飽きがきません。
また、この御菓子は凛とした雰囲気があり、身が引き締まる感じです。
2010/11/17(水) 午後 10:51
返信するお饅頭が真のお菓子で、7種のお菓子の時は必ず入っていますね
寒くなると温めていただくので、一段と美味しく感じますが
利休さんの時代では超高級だったでしょうね
こんなに甘いあんこが入っているんですもの
[ miya ]
2010/11/17(水) 午後 10:54
返信するショココマミー 様
焼き物の織部と同じです。
桃山から江戸初期の焼き物は美濃で焼かれたものですが、現代では、全国いたるところで織部の模様の器が作られています。
それほど、日本人に愛されている焼きものなのでしょうね。
2010/11/17(水) 午後 10:56
返信するいたずら房厨 様
上用といったり、薯蕷といったりしますね。
お店の、表示にしたっがってます。
自分で手書きのときは、絶対「上用」と書きます。
2010/11/17(水) 午後 10:59
返信するcox-orange 様
縁高の蓋を開けたらほかほかの湯気というのはいいですね。そういえば、本来は饅頭は蒸したものなので、湯気があると聞いたことがあります。実際に茶席で、そのような饅頭をいただいたのは、何度かありますが、寒い時期はご馳走です。
そういえば、12月に、華やかな御菓子というのは、記憶にありませんね。
来年まで、華やかなものは、おあずけですね。
2010/11/17(水) 午後 11:04
返信するvaca 様
ありがとうございます。
私も、いただくコメントで初めて知ることが多く、ブログを始めて良かったと思います。私も思ったことを調べる癖わ付けたいです。
2010/11/17(水) 午後 11:07
返信するmiya 様
御菓子の歴史を見ていると、昔は砂糖は超贅沢品であったとされますね。
利休の時代は、当然、超高級スイーツだったのでしょうね。
かつて、今さっきまで蒸していた陶器の蒸し器が茶席で出たことがあり、美味しかったのですが、熱すぎました。しかし、亭主の気持ちは、伝わってきて良い席でした。
2010/11/17(水) 午後 11:12
返信する↑のなぜ開炉の時は『べ』のつく三部ものが、、、、に興味がわき、図書館・本屋を調べました、「いつの頃からか分かりませんが、開炉の時、三つのべの付く道具組云々、、」とあるくらいで、なぜ”べ”でなぜ三つなのか、いつの時代誰の道具組から始まったか等どの書物でも詳しく説明がされていませんでした。
”三部”の謎は深まるばかりです?(=_=)?
ご存知の方があれば教えてほしいですね。
[ sir**ayama*sub*ki ]
2010/11/19(金) 午後 9:45
返信するsiragayamatsubaki 様
すごい!
図書館で調べられたのですね。
いつの間にか、習慣化したものの理由というのは、見つけにくいのでしょうか。
これは、一つの研究材料になりそうですね。
私も、茶友の聞いてみます。
もし、知っている人がおられたら、教えて欲しいです。
2010/11/19(金) 午後 10:25
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