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茶の湯日記
一日は短い…。

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不老門 和菓子

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 不老門と聞くと、能の基本の謡の鶴亀を思い出します。謡の中で、「それ青陽の春になれば 四季の節会の事始め 不老門にて日月の…」と不老門という言葉が出てきます。
 やはり目出度い言葉なのでしょう。
 辞書では、洛陽の城門のひとつ、または、平安京大内裏の豊楽院の北門という説明ですが、ここでは天子が、目出度い舞を舞う謡ですので、平安京の門の意味でしょう。

 和漢朗詠集の祝の部に、「長生殿の裏には春秋富めり 不老門の前には日月遅し」という詩もあります。これも、長寿を祝う詩ですね。
 能は和漢朗詠集の影響を強く受けていますので、鶴亀の文句と非常に関係があるのでしょうね。

 お菓子も目出度い雰囲気がにじみ出てますね。
 不老門とこのお菓子の関連は…。
 ただ、雰囲気は、目出度いときにいただく饅頭の蓬莱山に似てますね。
 この和菓子屋さんで、蓬莱山を見つけたのですが、予約限定でした。
 そのため来年までのお楽しみです。

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 松江市の向月庵のお菓子です。
 銘は不老門。
 外側はカルカン、中は餡、中心には栗がある豪華なお菓子でした。
 金粉も付いてますね、


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    まあ、蓬莱山とよく似ていますね。
    不老ということは、
    蓬莱山の不老不死の薬に通ずるのでしょうか?
    この色合いが春秋を重ねる=長寿を表わしているのでしょうか。

    [ ショココマミー ]

    2011/1/10(月) 午前 6:32

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    ショココマミー 様
    不老門という名前が、不老長寿という言葉で、蓬莱山と繋がっているのでしょうね。
    ご指摘のように、お菓子の外側からの、白、赤、緑、黄は季節の移ろいを現しているようですね。
    仙境は、時間の過ぎるのが遅くなるというのは中国の詩に良くある表現ですので、そのあたりとも関係アリそうですね。仙境に迷い込んで、数時間過ごしたと家に帰ると、数世代後の子孫に会ったという話があったような…。
    その場合も、長寿の一つでしょうね。
    現実世界の私達は、季節を一つ一つを積み重ねて、長寿を願うしかなさそうですね。

    ensyuu

    2011/1/10(月) 午前 7:57

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    私も一瞬、蓬莱山を切ったところの写真かと見間違いました。
    こちら(実家の)和菓子屋さんで作っていましたので良く頂きました。
    いずれも、目出たいお菓子ですね!
    写真の不老門の和菓子は、金ぱくを目立たさせるために他を淡い色調にしているのでしょうか?

    宗水 

    2011/1/10(月) 午後 6:41

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    vaca 様
    中の模様が、本当に蓬莱山の切ったものにそっくりです。
    私は、京菓子資料館ではじめてみました。色彩の鮮やかさと大きさに驚きました。
    松江では、向月庵さんにあるのを見つけました。
    お目出度いお菓子ですね。
    そう言えば、色彩が淡いですね。
    金箔と協調させるためでしょうかね。

    ensyuu

    2011/1/10(月) 午後 8:20

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    外が「かるかん」ですか、美味しそー。
    栗も入って豪華ではないですか。

    雀 政五郎

    2011/1/11(火) 午後 5:02

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    雀 政五郎 様
    一番外はかるかんです。
    美味しかったですよ。
    彩りも綺麗で、栗もアリ、言うこと無しですね。

    ensyuu

    2011/1/11(火) 午後 8:01

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  • きれいなお菓子ですね。

    [ - ]

    2011/1/11(火) 午後 9:56

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    りんぷーどる 様
    いろいろな、色があって、鮮やかですね。

    ensyuu

    2011/1/12(水) 午前 7:23

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