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茶の湯日記
一日は短い…。

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 孤篷庵蔵点茶無尽蔵に
  数寄屋囲トモニ明リノ取ヤウ専用也明リ過タルハ不好暗過タルハ道具ノ艶不見分
と書き数寄屋の計画で一番遠州が苦心を払ったのは窓であると思う。室内の明暗を決定すると同時に壁面の意匠関係あるものだけにその数と位置とをどうするか、大きさと形状をどうするかに細心の注意が払われていた。遠州の茶道が「キッパ」と見えるとか、「きれいさび」と称される所以も室内の明るさ故であり、遠州好数寄屋といえば”八窓席”の異名があるのもまたここに曰くがありそうに思われる。


「小堀遠州の作事」森蘊著 1966年 「奈良国立文化財研究所学報第十八冊」P137

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