散策思索語録質種

絵本もどきの落書きと、エッセイもどきのひとりごと・・・

散歩道ダイジェスト

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どこもかしこも2010

土曜日といっても、こんなに朝早くから花見に来る酔狂な輩はいない。ときどき年配の散歩者や若いジョガーとすれ違うのはいつものこと。高速道路も週末にしては空いている。 一昨日の強風をもたらした低気圧が去った後なら、からりと晴れても良さそうだが、春特有のどんより雲の多い空だ。シジュウカラやヒヨの囀りが目立つほど静かである。いつもの散歩道をちょっとずらして、桜の多い道を選んで歩いてみた。 
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まず、高速道路沿いの大きな桜の木。かなり低い場所に枝が垂れ下がって花をつけていた。見上げたら、大きな枝が無残に折れていた。一昨日の風の仕業に違いない。この分だと、あちこちで同じような光景を目にするかも。
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緑地公園の桜。少し離れた株の周りには、大きなブルーシートを広げる人がウロウロしていた。
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中学校の正門前の桜並木。入学式は来週辺りか。花吹雪に祝福される新入生たちの笑顔が目に浮かぶ。
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ソメイヨシノは元々1本の株なので、どの木も全く同じDNAを持っている。にもかかわらず、それぞれ個性が出来てばらつくのが自然界。この歩道橋の左側はもう葉桜になりかかっているのに、右側はまだつぼみが目立つ五分咲きである。
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台風並みの強風にもかかわらず散り落ちた花弁はところどころに目にする程度。それとも、風に吹きとばされて消えてしまったのか。
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大きな児童公園の桜。ここにも場所取りをする人がちらほら。今晩は酒盛りでにぎやかになることだろう。
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公園の先に続く桜のトンネル。ジョギングの若い女性が足を止めて携帯を構えていた。
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昨年も紹介したが、鷺沼とたまプラーザを結ぶ道は人気のビューポイント。朝はこんなに静かだけれど、日が高くなるとカメラを携えた通行人がそこいら中にあふれかえる。この坂を下った先がたまプラの駅。今日は桜祭りなどの催しがあるらしい。
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満開とはいえ、花弁が舞い散るほどではないので、全体に落ち着いた感じの今年の桜散歩である。今朝もまだ少し空気が冷たく感じるので、花見ができる期間は長引きそうだ。


のどが渇いたので帰る。

(2010/04/03)

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※[桜]関連記事
08/03/28 桜満開 08/04/05 風 09/03/18 もうすぐ 09/04/05 どこもかしこも 09/04/13 祭りの終わり 10/03/08 初花 10/04/01 七分咲き 


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雪の朝

新聞配達のバイクの音で目が覚めた。昨夜は大雪警報だと騒いでいたが、大して積もらなかったんだなと呟きながら布団から抜け出す。確かにそれほど寒くはない。この辺りの大雪なんて、雪国の人に言わせれば淡雪みたいなもんだ。 雪の朝はいつも静かだけれど、普通の日でもこんな早朝に街の音は聞こえない。そんな風に期待もせずに窓の外を眺めると、これが真っ白々。ここから見ると轍が1本2本薄く付いている程度だ。おお、これは急いで散歩に出なければ。

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長靴で踏む雪の音は水分を含んで重い。まるで夏のかき氷のようだ。家の前は坂になっているのだが、今どきのバイクはこの程度の雪ならスリップもせずに上れるんだなと感心してしまう。


まだ暗い道を子供のように、わざと轍のないところを選んで足跡を付ける。なぜだかわからないけれど、それが愉しい。その一方で、降り積もったままのヴァージンスノーは触らずにおきたいという気持ちもあるから勝手なものだ。

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犬は喜び庭駆け回る。犬の散歩は朝早い。老人も早起きで、あちらこちらで雪かきを始める姿。というわけで私も早めに帰宅して、朝飯前のひと仕事をすることにした。

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汗びっしょりで着替えを済ませると、ちょうど朝日が昇る。雪の色が青から黄色に変わり、西の空に沈みゆく月が見えた。 雪をかき汗かき月は丸を欠き

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今日は雪月花がそろった♪


(2010/02/02)

2010年元旦

寒くて目が覚めた。時計は5時を回ったところ。寝不足気味だけれど、頭は冴えている。窓から高い位置に見える明るい星はレグルスだろうか。暦に日の出は6時50分とあったから、まだ余裕がある。そんな言い訳をして再び寝床の温もりにくるまった。新年早々の根性無しだ。 元旦は1年最初の日の出のこと。旦の字は地平線から太陽が昇る様を示したものだ。なんだかんだと時間をつぶしていたら、外はもうすっかり明るくなってしまった。あと5分で日が昇る。大急ぎで上着を羽織り、高台の公園に向かった。なあに、予定の時刻になっても雲に隠れていて、御来光を拝めるのはそれから数分かかる。まだ大丈夫。

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その道の途中で大きな満月が目に飛び込んできた。そうだ。今日は部分月食があったんだ。奥多摩の峰の向こうは雲が掛かっているようだ。下の部分が少し欠けて見える。


去年は厚着の人だかりが道路沿いにずらりと並んでいたのに、今年は妙に閑散としている。寒いせいなのか、それともみんな夜更かしが過ぎたのか。まさか、不景気が関係しているはずもあるまい。 
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お天道様がくっきり雲の上に現れたのは、予定から15分も過ぎていた。周りの人はみんな目を閉じて手を合わせている。そう、去年は真にひどい年だった。祈りたくなる気持ちはみんな同じ。 私も・・・
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帰路は丹沢連峰に初富士が出迎える。2010年、すべてが好転する年の始まりだ。


(2010/01/01)

ぶあいそう

先週の日曜、町田にある旧白洲邸を見に行った。そのときの写真を整理したので、まとめておく。 旧白洲邸のある町田は武蔵国と相模国の境に位置し、昔から武相と呼ばれている。その地にある「武相荘」と書いて「ぶあいそう」と洒落て読む。 8年ほど前に公開され、いつか行ってみようと思っていたのが、最近NHKで白洲次郎のドラマが放映されたのがきっかけとなり、にわかにブームになっている。混雑を覚悟で来てみたが、花見の時季でそちらの方に客足が流れたせいだろう、存外空いていたのは有難かった。 白洲次郎といえば、戦後の日本史を語る上で忘れてはならない人物の一人。この人がいなかったら、日本国憲法は成立しえなかったと言われる。妻の正子は元伯爵令嬢で、日本文化の保護に力を尽くした、というとお堅い感じだが、能楽師の追っかけをしていた跳んでるお婆ちゃんだった。 考察は後にして、ひとまず中に入ってみよう。 
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鶴川街道平和台バス停のそばにユニクロがある。その脇に大きく武相荘入口の印があるので、そこから奥に入ればよい。 坂を上って門をくぐれば建物はすぐそこにある。
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すぐ右手に母屋があるが、先に散策路を歩くことにした。 母屋の正面の竹藪と石塔。シャガの花が一杯咲いている。
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散策路の入り口に置かれてある鈴鹿峠の道標。
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無造作に置かれてある狛犬。瓢軽な感じが愉しい。
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ひと回り歩いて戻ってきた先に見える母屋。ごく普通の農家である。
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母屋の入り口。ここで履物を脱ぐ。 内部は撮影禁止となっていて、白洲次郎の家族ゆかりの品々や近衛文麿の書など歴史的な価値のある資料も陳列されている。 多くの本に囲まれた書斎の窓に春の柔らかな光がとても印象的だった。
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母屋から出て目に入った石甕。
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見上げる茅葺き屋根には壽の文字が彫られている。
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どこか懐かしさの残る庭。 ごく普通の農家と言っても、都会の雑踏に慣れてしまった人にとって、ありきたりな風景と言い切れるだろうか。
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喫茶室があり、抹茶やコーヒーが飲める。予約をすれば食事もできる。
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門のところにあった水場。 椿がおあつらえのように鮮やかな赤を放っている。
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ざっと見て1時間ぐらい。 昭和史に興味がある人にはたまらない時間だろう。そうでない人でも、静かな里の自然が残る庭は存分に愉しめると思う。大人の休憩所という感じだ。


白洲次郎・正子について、ここでくどくど紹介する気はない。今は簡単に資料が手に入るし、専門のサイトも開かれているので、それらで知見を得てほしい。 気になるのは、昭和史に対する今の人たちの関心の程度である。学校で学ぶ歴史の中に、現在に通じる最も近い出来事が抜けている。アメリカと戦争したことも知らない若者がいるという現実に、どういう言葉を返すべきかわからない。 私自身は運良く親から話を聞くことができたけれども、忌まわしい記憶を甦らせるのを嫌い、黙して語らぬ人は少なくない。そして、その世代の人たちがどんどんいなくなっている。あるいは、テレビや文学でその一部に触れる機会もあるだろう。しかし、興味のない人にはまるで別世界の話だ。 今の日本は自由の国だ。色々な思想、考えがあって良い。しかし、歴史を学ばずして、安易に今という時代を、未来を語るべきではない。 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(ビスマルク)と言う。白洲次郎を学んでみると良い。教科書で読む杓子定規の昭和史ではなく、彼の人間臭さと共に、よりグローバルな視点で国が動いていった様を眺めることができるだろう。それは、きっと未来を考える力を養ってくれるはずだ。

武相荘の公式サイト
  http://www.buaiso.com/

(2009/04/12)

どこもかしこも

天気が良いので、桜をたどって、いつもの散歩より長い距離を歩いた。 
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うちの近くのグラウンドの入り口にある桜。 日当たりが良いせいかいつも早咲きで、例年だとすでに葉桜になっているのだが、今年はようやく満開になったところ。
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鷺沼の駅に出た。駅前の桜も今が満開だ。 ここから次のたまプラーザ駅までの線路沿いの道が、花のトンネル道になっていて、花見の人気スポットになっている。
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まだ交通量は少ないが、どの車もいつもより心持ち低速運転。
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こんな花のトンネルがずっと続くのである。
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あちこちカメラや携帯を構えて立ち止まる人が目立つ。 午後になると人も車ももっと増えてくる。
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たまプラーザの駅が近くなってきた。
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駅前の桜。 この通りから離れて、少し住宅地の方に入ってみよう。
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静かな住宅地にある児童公園の桜。 お年寄りとそれをサポートする女性の2人連れがゆっくり桜見物をしている。
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国学院大学のグラウンド脇に並ぶ桜。 この辺りの人がブルーシートを広げて、花見の準備をしている。 それをよそに、左の網の向こうでは野球部やサッカー部、陸上部の学生たちが練習に汗を流していた。
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通りを進み、高速道路をくぐってもこんなチェリーロードが続いている。
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ここは、いつも通るお馴染みの児童公園。ここでもお弁当を広げているグループが沢山いた。
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きりがないのでこれでおしまい。坂の多いコースを、3時間近くテレンコ歩いたので、脚が張って痛い。 


桜にはかなわない。こんなに沢山一斉に咲き乱れれば、他の花がかすんでしまうのは当たり前。どこもかしこも白い花模様に包まれて、日本人ならずとも気分が高揚して抑えられなくなるだろう。桜についてくどくど語る必要もあるまい。

(2009/04/04)

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