散策思索語録質種

絵本もどきの落書きと、エッセイもどきのひとりごと・・・

庭先の博物誌

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お天気花 毎朝、小1時間のブラブラ歩きを続けています。庭先や野っ原、街角で出合った草木、虫、鳥たちに寄せて二言三言。このブログのメイン書庫です。                                                                     
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猩猩草

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 歩道沿いの植え込み ポピュラーなのはツツジやウツギの類い でもときどき見慣れない花に出合う それが散歩の愉しみのひとつ   お役所が自ら公道に植えるほど 自由で融通が利くとも思えないので おそらく園芸好きな近くの住民が 植えたのだろう   この花も最初は何かなと思った 花のすぐ下の葉が赤い千代紙のようで どことなく愛嬌があるのが微笑ましい
◇ショウジョウソウ(トウダイグサ科)中南米原産の一年草。猩猩とは中国の伝説の動物で、オランウータンという説もある。ハツユキソウ(ユーフォルビア)に近い仲間。ポインセチア(猩猩木ショウジョウボク)とも近い。茎を折ると白い液が出る。繁殖力旺盛で一部野性化しているというので、もしかしたらこれもそうかもしれない。(2011/09/17) 《庭先の博物誌*書庫》

甘蕉

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 いつも通る118の石段 そのそばの高速道路脇に どういう訳かバナナが生えている   吹きっさらしに枯れることもなく ちゃんと花が咲いて その首元に組合せ歯車のような 小さな実が付いている   この厳しい残暑が当分続けば モンキーバナナくらいの大きさに なるかもしれない   甘いのかな ちょっと味見したいな
◇バナナ(バショウ科)木ではなく草。熱帯アジア原産の多年草で、雌雄異花だが単為結果して種を作らない。もちろん栄養満点の美味しい果実が生る。(2011/09/16) 《庭先の博物誌*書庫》

風船唐綿

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 可愛いピンクの花の下に 紙風船みたいなのが くっついていて なんだこれ?って ついつい目を奪われてしまう   面白い草だねえ
◇フウセントウワタ(ガガイモ科)南アフリカ原産の園芸種。風船のようなのは実で、やがてはじけて中から綿毛の付いた種が出て来る。名前の通りの草である。茎を折ったときに出る汁を目に入れると、失明の恐れがあるので注意すること。(2011/09/14) 《庭先の博物誌*書庫》

露草

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 近ごろ見なくなったと 心配する人も少なくないが この辺りの道端には いたるところに咲いている   秋の澄んだ空を写したような 明るい青の花を 空から降りてきた露の草とは うまく名付けたものだ   この青が放射能に反応して 赤く変色するという話を聞いた 検知に応用する研究も 進められているという   昔からある懐かしい花だが そんじょそこらの雑草と一緒にして 軽んじては申し訳ない
◇ツユクサ(ツユクサ科)梅雨時から秋の初めにかけて、早朝に咲いて午後にはしぼむ。よく枝分かれして、節の所から根を生やして群生する。(2011/09/10) 《庭先の博物誌*書庫》

ムラサキシキブ

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 早稲田の近くにある新江戸川公園で 子供のころ初めて見たときは 緑の洪水の中の鮮やかな紫に息を呑んだ   最近は庭先にもよく植えられている なぜかこぢんまりして見えて あの時のような感動を覚えることがない   小粒の実は今でも愛らしいが 紫式部という名前がちと重たくて 可哀そうな気がする   同じ平安の才女清少納言の名は 花菖蒲の品種にあるが それは愛称のようなものだ   正式な草木の名としては軽すぎるのか 機知に富んだ彼女の印象に見合う 草木があっても良さそうなものだけれど
◇ムラサキシキブ(クマツヅラ科)もともとは山野に生えていたもので、園芸種ではない。幹が道具の柄や杖などに利用され、昔から親しまれてきた。ミムラサキ、コメゴメなどの別名があり、地方によっても様々な名がある。(2011/09/09) 《庭先の博物誌*書庫》

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