散策思索語録質種

絵本もどきの落書きと、エッセイもどきのひとりごと・・・

庭先の博物誌

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お天気花 毎朝、小1時間のブラブラ歩きを続けています。庭先や野っ原、街角で出合った草木、虫、鳥たちに寄せて二言三言。このブログのメイン書庫です。                                                                     
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マルバルコウ

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 この花はもう終わりだなと思っていると 次は自分の番とばかりに新しい花が咲いて 散歩人の目を楽しませてくれる   川辺を歩いていたら 所々で目に入る朱に近い赤 最初はオシロイバナかなと思った   小さなアサガオが 道端にひっそりと咲く風情だ と思っていたら大間違い ひょいと網のフェンスに目をやれば ここはわれらが領分とばかりの繁茂だよ
◇マルバルコウ(ヒルガオ科)メキシコ産の一年草。江戸末期に観賞用として渡来し、野性化した帰化植物。これより先に渡来したルコウソウ(縷紅草・留紅草)は葉が細長い。解熱や痔の治療に効く薬効成分を含む。(2011/09/07) 《庭先の博物誌*書庫》

イヌホオズキ

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 ブロック垣の合わせ目から 小さな黒い実の草が生えていた 花の形からナス科とすぐわかる   野草の生命力に感心しながら さっそく図鑑を開いて説明を読めば 街中に普通によく見られるとある   自分もそういう草に気付かない ごく普通の通行人のひとりだったと 改めて思った次第
◇イヌホオズキ(ナス科)世界中に分布する一年草。ナス科は概ね毒があり、この草も全体にソラニンという毒がある。漢方では茎や葉を煎じたものが解熱剤や利尿剤になり、タムシの治療にも利用されるようだ。イヌという冠名は役に立たない意味。とはいえ、犬に食べさせるのは可哀想だし、決して役立たずでもなさそうだ。(2011/09/04) 《庭先の博物誌*書庫》

時計草の実 2

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 熟したらこっそり 味見してやろうと思っていた   パッションフルーツらしくなったので ひとつ摘まんでみた フカフカして 気の抜けたゴムまりみたいだ   むいてみたら食べるところが全然ない 果実として育てたものでないと だめなんだな   あ〜あ甘かったなあ   って、味じゃなくて
◇トケイソウ(トケイソウ科)その名の通り、時計盤を思い起こさせるような形の花を咲かせる。原産地の南米では花よりむしろ甘い実の方が有名。日本には江戸時代に持ち込まれた。(2011/09/02) 《庭先の博物誌*書庫》

イチモンジセセリ

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 蛾と思って嫌がる人が多いけれど れっきとした蝶だ   とても素早く飛びまわるが 止まっているときは意外にじっとしていて しっかり観察できる   目がクリクリっとして 子犬のような感じが可愛い
◇イチモンジセセリ(セセリチョウ科)セセリはストローの口で盛んに蜜をせせる(あさる)ことから。食草はイネ科だが、稲の害虫という話は聞いたことがなく、もっぱら竹や雑草にいるようだ。もっとも、害虫かどうかなんて人間の勝手で、悪名高いヨトウムシだって雑草を食べているときは人間の役に立っているわけだし、あるウンカに汁を吸われたイネはイモチ病にかかりにくいという記述を見たこともある。教科書を鵜呑みにして先入観に惑わされてはいけない。そう言えば、西洋では蛾も蝶も同じなので、セセリチョウを毛嫌いするのも先入観のなせる業か。(2011/08/29) 《庭先の博物誌*書庫》

ドクツルタケ

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 緑地公園の雑木林の中で見つけた   誤って食べると10人中7人が命を落とす 毒キノコの横綱   よく覚えておくとよい   白いキノコは要注意 根元に袋状の壺があり 茎は10センチほどでささくれ立ち 傘はもっと白いのが普通   絶対に手をださないこと
◇ドクツルタケ(テングタケ科)食べると7〜8時間ほどで下痢、嘔吐、脱水症状、けいれん、昏睡し、死に至る。理科の教科書に出てくるベニテングタケと同じ仲間。根元の壺はテングタケの特徴で、毒があると思った方がよい。同じ仲間の真っ赤なタマゴタケは、めちゃくちゃ美味で有名だけれど、素人が知ったかぶりして怪我をしてもつまらないので、必ず詳しい人に確認してから採集すること。(2011/08/25)

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