散策思索語録質種

絵本もどきの落書きと、エッセイもどきのひとりごと・・・

庭先の博物誌

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お天気花 毎朝、小1時間のブラブラ歩きを続けています。庭先や野っ原、街角で出合った草木、虫、鳥たちに寄せて二言三言。このブログのメイン書庫です。                                                                     
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瑠璃茉莉

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 街角のブロック塀を覆っていた 夏に寒色系の花は目に涼しさを届けてくれる 散歩の足を止めて汗を拭きながら しばし瑠璃の色を楽しむのである
◇ルリマツリ(イソマツ科)南アフリカ原産の園芸種。プランバーゴとも言う。茉莉(マツリ)とはジャスミン(モクセイ科)のことで、花の形が似ていることからルリマツリという和名になったが、香りはない。花は6〜11月と長く楽しめる。(2011/08/03) 《庭先の博物誌*書庫》

オオマツヨイグサ

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 暗い背景で見ると花が光っているように見えるから 月見草という名前が一番似合っているなあと いつもそう呼んでいたら別の花なんだってさ それなら歌にもなっている宵待草が良いと思ったら これも作者が間違って付けたんだって   どの図鑑を見てもオオマツヨイグサ なんとなく面白くない
◇オオマツヨイグサ(アカバナ科)1メートルほどの高さになる越年草。北米原産の帰化植物で街中の空き地や路地で普通に見られる。夏の季語だけれど花期は5〜10月と長い。ツキミソウも同じアカバナ科だが、花が白く茎の高さも50センチ程度である。(2011/08/02) 《庭先の博物誌*書庫》

アノマテカ

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 いつも振られちゃうんだ   光の乏しい梅雨空の下 庭の隅に咲く愛らしい少女を見つけて笑みがこぼれる   気が付くのはいつも早朝雨戸を開けたときで もっと明るい自然光で撮ってあげようと思うのに 陽が高くなると忘れてしまう   雨が続き機会を失している内に消えてしまい 告白できないまま恋人に去られたような悲しい気分になる   そりゃ忘れてしまう方がいけない   でね ストロボで撮ったのだけれどやっぱり違うんだよ   何でもそうだよ その場にいて目の当たりにするのと 情報だけというのは雲泥の違いなのさ
◇アノマテカはアフリカ産のアヤメ科の草。和名はヒメヒオウギと言う。気が付いたらいつのまにか消えてしまうけれど、意外に強く、球根で冬の低温にも耐え、手もかからない。白花が入るのが愛らしい。(2011/06/13) 《庭先の博物誌*書庫》

卯の花

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 卯の花の 匂う垣根に 不如帰 早も来鳴きて 忍び音もらす 夏は来ぬ   万葉歌人の佐々木信綱が小山作之助の曲につけた歌 歌の意は   卯の花が咲く垣根に不如帰の若鳥がやってきて まだ慣れぬ声でさえずっている 夏が始まった   都心近郊の住宅地では不如帰を聞くこともないが 千三百年ほど前の人々も この白い花を見て夏の到来を感じたのか   そうか その頃にも地面が揺れて 大きな大きな波が来たんだなあ
◇国学院キャンパスの万葉の小径は万葉集に歌われた草木が植えられて、散歩人の目を楽しませてくれる。今年も雪のような卯の花が枝を飾っていた。正しくは空木(ウツギ)。これは八重なので更紗空木(サラサウツギ)という種類のようだ。(2011/06/11) 《庭先の博物誌*書庫》

山萩

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 おや まだ梅雨のさ中なのに秋の花が咲いている   開花期が杓子定規でないことは百も承知でも この花はやっぱり秋でないと気分が出ないねえ   秋によく見るのは宮城野萩 もっと薄いピンクの花   これは? これは山萩 今の時季から夏の暑い頃に咲く   萩の名の仙台銘菓を思い出した あのふっくらしたカスタードを味わったのはいつだっけ   宮城の萩が咲く頃 少しはみんな心からの笑顔を取り戻しているだろうか
(2011/06/10) 《庭先の博物誌*書庫》

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