ヨガ三昧♪幸せ日記。

いらっしゃいませ♪チーズ饅頭と申します。リラックスしていかれませんか?

トランスフォーメーショナル・ヨガ

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全1ページ

[1]

皆様、ご無沙汰しております。お元気ですか?

先日、ある生徒さんがふと仰ったことで、考え込んでしまったことがありました。私は週に2回、その方の
お宅でプライベートレッスンを行っています。その方は体が柔らかい方ではなく、床に楽にあぐらをかくように
座っても、両膝がぺタリと床に着かない方です。この3週間程で、目に見えて股関節が柔らかくなったようで、
大分開くようになってはきているのですが、両足のスネと膝の辺りを床につけることはまだできません。

伝統的に床に座る習慣のあるアジア人や、中近東の人々に比べて、欧米人が最初からそのように床に座る
ことができないのは、よくある事ですので、私は最初の頃から「気になさらないで下さい。これは文化の
影響でもありますから。ご自分で楽だと思われる体勢でお座りになって結構ですよ。ヨガブロックや
クッションを使用されても結構です。努力されることで、股関節は少しずつ必ず開いてきます」と言って
きました。

昨日のレッスンで「○○さん、股関節が開いてきたのがお分かりですか?3週間前よりも随分床に近づいて
きていますよね!素晴らしい進歩ですね!」と私が言うと、その方は嬉しそうに「そうなんです!クリスマス
には、自分へのプレゼントとして、貴女みたいに床に両膝がぺタッとつくようにしたい。絶対そうなるように
頑張らなきゃ!」と仰いました。

それを聞いた時、私は「あまり頑張り過ぎないようにして下さいね(笑)。努力していれば、いつかは必ず
できるようになる!くらいの意気込みで宜しいと思いますよ」とお答えしたのですが、そう言ってすぐ、
果たしてどちらの考え方が望ましいのか、良く分からなくなってしまったのです。

私の最初の考えは、「未来に目を向けて、△△ができるようになる!」と思い描くのはとても良いこと
だけれども、「絶対そうでないとダメだ」と思うのは、かえってマイナスになるのではないか、というものでした。
加えて、体の柔軟性やアサナの上達は、計画通りに進歩してくれる可能性がそれ程高くありませんので、
「クリスマスまでに」という短い計画よりも、「来年の今頃には」という長期プランの方が、いいのではないか、
とも思ったのです。

ですが、たったの3週間で、この生徒さんの股関節は既に柔らかくなり始めていますし、実際にとても具体的な
短期プランを立てた方が、彼女にとって励みになるのかもしれない、とも後から思いました。人によっては、
自分を追い込むような状況を作った方が上手く行く、という方もいらっしゃいますし、「頑張る自分」が大好きで、
そこから活動力を得る方もいらっしゃいますよね。

ここは個人の意見が分かれるところだと思いますが、私は、「どれだけ完璧なアサナの形ができるか」よりも、
「昨日や先週の自分のアサナと比べて、今日はどうか。肉体的にはどこに変化があり、精神的に感じる事の
違いはあるか。そして違いの原因はどこにあるか。」というようなことを考えたいと思っていますので、
アサナの完成度を心配するよりも、生徒さん達にヨガの時間に自分の心身のことを考え、観察して頂きたい、
と思っています。レッスンの途中で、そういう姿勢を取って頂く様に語りかけてもいます。とは申しましても、
難解なアサナを美しくとる楽しみや満足感は、何物にも代えがたいですが(笑)。

私が修行をしたトランスフォーメーショナル・ヨガでは、「完璧な、美しい『正解』であるアサナの形」というものは
存在せず、各個人が「ああ〜伸びてる伸びてる。効いてる効いてる・・・」と思う形が「自分にとっての正解」である、
という個人の感覚を重要視します。そこが、完璧なアラインメントを重視するアイアンガーヨガや、実際に
「万国共通正しいアサナの形」が存在するアシュタンガヨガなどと少し違うような気が、個人的にはします。

インドでトランスフォーメーショナル・ヨガの修行をしたとき、実にびっくりした出来事がありました。あるアサナ
をしている時、私が「このアサナは、これまでの経験では私はこういう風に取り組み、こことここのアラインメント
に気をつけるのが正しいやり方、という風に習ってきたのですが、先生はあまりそういうことを仰いませんね。
どうしてですか?」と、ある先生に質問したのです。

すると、彼女は「じゃそうやってみて?そして貴女の体のどこにプレッシャーを感じるか、私に教えて頂戴」と
言われ、私が「ええと、あまりプレッシャーは感じないのですが」とお答えすると、「そうでしょ、だって貴女は
柔らかいもの。じゃぁ足をもっともっと開いて、上半身を垂直じゃなくて斜め前に伸ばして御覧なさい?
今の時点はどう?」と言われたので、私が「うわ〜きついです。でも凄く効いてる感じがする」と言うと、
先生は「それが、今の貴女にとっての正しいアサナの取り方なのよ。貴女が習った取り方は、間違っては
いないの。でも、初心者がそのアサナをとる場合と、ヨガに慣れている人がとる場合は、両方が同じやり方で
すると一方の効果がでにくいのよ。プレッシャーを感じることで体内の毒素やストレスを溶かして外に
出すんだから、慣れれば慣れる程、基本的なアサナでも、もっともっと体を曲げたり伸ばしたりしないと
効果がないの。まあ、そういう人は難易度の高いアサナに進むのが普通だけど、本当は基礎的なアサナでも
充分効果がでるようなやり方をするべきなのよ。」という風に説明して下さったのです。

これがトランスフォーメーショナル・ヨガにおけるアサナの取り方の基本なのでした。このヨガでは、どんな
アサナでも、どんなに柔らかい人でも、どこかにプレッシャーを感じるまで曲げ続けたり、そらし続けたりする
のが普通です(プレッシャーというのは、痛みを感じるであろう状態の2−3歩手前ということです)。
この流派は、終わりの無いヨガ、そして「万国共通完璧なアサナの姿」のないヨガであり、それが醍醐味だ、
と私は思っています♪

全1ページ

[1]


.
チーズ饅頭
チーズ饅頭
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事