ここから本文です
寅二の小部屋
すんませんが、答えられない・答えたくない質問を含むコメントはスル−させていただきますのでご了承ください

書庫いらっしゃいませ

記事検索
検索

全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]

雪原散歩。

イメージ 1

狐の足跡

おととい、まっさらな新雪の上を少し歩いた。(埋まりながら。)今日、おととい自分のつけた足跡ををたどって、その途中から別のコースを歩いた。自分の足跡をなぞるのはそれほどの運動量でもない。問題は、おととい歩かなかった、雪の上を行く時だ。汗みどろになる。しかも、自宅から1・5キロメートル圏内とはいえ、除雪が全くされていない農道は、どんなところに危険があるかわからない。カメラ用途で持ち歩くガラケーが唯一の命綱だ。とはいえ、万が一、雪の吹きだまりになったところに出来る穴なんかに落ち込んでしまったら、そこは地を這うケータイの電波、多分、圏外になってしまい、何も役に立たないんだろうな、などとも想像する。なるべく、道路の中心から外れないように気を配る。「行きはよいよい帰りは怖い」とは童謡の一節だが、この散歩の場合、真逆。一度行った道、つまり足跡のついている道には、十中八九、危険な雪穴はなく、安全だ。更雪を、一歩、一歩と踏みしめ行く道は、夏場、何度も行き来した道でも、緊張感がみなぎる


自宅を出たとき、地上にそれほど風はなく、雲の上でゴォォォ…という強風とおぼしき遠鳴りだけしていたが、歩くうちに、猛烈な横風が吹いてきた。生ぬるい為苦痛はない、だがこの風のお陰で、時々バランスを崩し、転びそうになることしばしだった。

面白いものを何度か見た、数匹分とみられる狐の足跡と、その排泄物、活動の跡だ。一番興が湧いたのは巣穴とおぼしき横穴を遠くから発見したことだが、彼らの生活の為、近寄らず迂回して歩く。また、おとといの私の散歩の足跡を、彼らが利用している部分を発見したことには、思わずにんまりした。様子から見て、おそらく昨日かおとといのものだ。まっさらな雪原を行くのは骨の折れる作業だ、スキーもかんじきもない、しかも背丈が私ほど高くもない彼らにしてみたら、なおさらだろう。彼らは、賢くも、私がえっちらおっちら、深い雪をこぎながら、歩いてゆくのを、じっと観察していたにちがいない。そうして、私が自宅にたどり着き、顎を出しながら散歩の疲れをコーヒーで落ち着かせているとき、雪原を元気に駆け回ったのだろう…そんな想像をしながら、家にたどり着いた。家を出てから2時間程たった感覚だったが、実際は1時間しか経っていなかった。狐に化かされた…?な、わけない。

自宅について間もなく、激しい暴風雨になった。化かされたというよりは、助けられた…?

どっちも、考えすぎか。

今日の酒のアテ。

イメージ 1

手づくりの、ゴマ入り堅豆腐の味噌漬けに、粒マスタードを塗った奴(^_^)うまい。
PCなしの私生活なんて考えられない!と思っていたのですが、意外と

大丈夫です。と、姉のPCで書いている(笑)

新聞で、羽田圭介さんの新作についてのインタビューを読んだんですが

流行作家と呼ばれるようになる人というのは、時代の一歩先を読む

感覚が並外れてすごいんだなと、改めて思いました。

10年前に書いていた作品が、今、新刊として刊行されて、それが

今に通じるって。まぁ、そこが普遍性を描く、純文学という

ものなんでしょうけども。


全6ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6]

[ 前のページ | 次のページ ]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事