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アイガー北壁 新潮文庫 著者:新田次郎 アイガー北壁の映画を観た後に 新田次郎が同名の小説を書いていることを知ったので 読んでみることにしました アイガー北壁のストーリーはいくつもあったのだ 映画ではドイツ人が国益のために利用される姿が描かれているが 当事者の登山家たちは国のことなど全く関係なく ただ、目の前にある岩壁を制覇したいという 思いだけで、命をかけて登っている。 この小説においても、日本人の登山家が ただただ、この岩壁を制覇しようと登り始めるのだ。 そして、映画も小説もどちらも不幸な結果が待っている… しかも、どちらも真実の話なのだから悲しいことだ… この小説は1965年にアイガー北壁で起きた 真実の物語です。 |
最近読んだ本
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定年退職応援団 〜セカンドライフのテキストブック〜 またまた共著ではありますが、本が出ました。 退職前に知っておきたいこと、退職後のライフプラン、起業や国内・国外への移住など 社労士・税理士・公認会計士・FPなどの専門家がわかりやすくアドバイス。 というコンセプトで作られた本になります。 私のパートの「起業」は、心構えだけを書かせていただいたので、 実際に起業されようと思う方には物足りないかもしれません。 老後に向けての貯蓄や、年金がどれくらいもらえるの? なんてことを悩まれている方には、とても良い本だと思います。 定年が見えてきたら、お手元に1冊。
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一人終戦記念日シリーズが勝手に始まっております。 潜水艦の次は、零戦です。 永遠の0 講談社文庫 著者:百田 尚樹 司法試験を目指していたが、何度か不合格になっただけで、 すっかり冷めてしまっている現代の若者が主人公。 ある日、自分の祖父が本当は血のつながりがなく、 本当の祖父は特攻隊として死んでいたことを知る。 祖父はどうして特攻隊を志願して死んでいったのか。 姉に誘われるがまま、祖父を知る人たちの話を聞いていくうちに、 戦争とは何か、特攻隊とは何かを知っていく。 それは祖父が守ろうとしたものを知る旅だったのだ。 読み始めてすぐに、読むのをやめようと思うくらい頭にきた。 姉の恋人の新聞記者が、「特攻はテロの一つだと思う。」と言い出すのだ。 なぜなら、特攻隊は皆、自分で志願してなっているわけだし、 出撃のときの遺書を読んでも、喜んで死にいく姿が見てとれると言うのだ。 文字として読んでいるだけで、ムカムカしてくる。 はじめはそれに同調している弟も、戦争で生き残った人たちの話を聞いているうちに それは間違った考えだと気がついてくるのだった。 いろんな人の証言を通して、当時のことを断片的に知ることができます。 まるでおじいちゃんの話を聞いているような、そんな感じでした。 こんな人にお勧め 1.戦争のことを知ってみたいけど、何から読めばいいの?と思っている人 2.おじいちゃんから戦争の話を聞けなかった人
時の軍用機は採用年次の皇紀下2桁を名称に冠する規定になっていた。零戦が制式採用された1940年(昭和15年)は皇紀2600年にあたり、下2桁が「00」であるため「零式」という名称になった。
アメリカ軍に「零戦とは戦うな」と言わせるほど高性能な戦闘機だったようだが、零戦を超える戦闘機を日本は作ることができず、アメリカに追い越されていく形となっていったようである。すべて日本製の機体も、そのエンジンを作る機械がアメリカ製というのは皮肉なことだ。 |
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現在公開されている真夏のオリオンの原作です。 読み終わって、いや、読み始めてすぐに思ったことだが・・・ なぜ、この原作に忠実に映画を作らなかったのだろうか??? 十分エンターテイメント性はあり、脚本を別に作る必要はなかったのでは・・・ それぐらいに面白く、一気に引き込まれてしまう。 しかも、まったくの作り物の話というわけではない。 本のあとがきにも書いてあったが、内容の半分は史実に基づいているらしい。 しかも、アメリカ軍側の名前は実名で記述がされている。 「伊58」は第二次世界大戦を生き残り呉で終戦を迎え、1946年4月1日に米軍の手によって五島列島沖に沈められた。 小説の中では、インディアナポリスの艦長と伊58の艦長は因縁の戦いのように描かれているが、実際のところは、そういうことはなかったようである。撃沈した船がインディアナポリスだと知ったのも後になってからのことらしい。 第二次世界大戦前は最新鋭の巡洋艦だったインディアナポリスも、世界大戦が終わる頃には古い船となっていたようである。小説の中でも切り捨てられた船として扱われている。その最後の大仕事が原爆を運ぶことであった。 艦長であったマクベイは戦後に軍法会議にかけられ有罪となり、自殺してしまう。アメリカ軍の艦長の中で裁判にかけられたのは、唯一マクベイだけだった・・・ インディアナポリスを撃沈させた魚雷がこれである。 全長:715 cm 直径:53.3 cm 重量:1,665 kg この魚雷が3発ぶつかったことになっています。 約800人の命が奪われることになった・・・ こんな人にお勧め 1.真夏のオリオンを観て、興味を持った人 2.真夏のオリオンを観て、物足りないと思った人 (注)閉所恐怖症の人は読むのをやめましょう 読んでいるだけで、潜水艦の中の閉塞された恐怖が伝わってきます。 |
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運命は、愛する人を二度奪っていく だいぶ前に出された本なのでしょうが、 この言葉が書いてある帯に魅かれてしまいました。 二度奪っていくって、どういうことだ??? 確かこの本は映画にもなっていて、 事故か何かで「奥さん」と「娘」の意識が入れ替わってしまい、 「娘」の中に宿る「奥さん」と暮らしていく話なはず・・・ 二度奪われるということは、きっとその意識さえも、 消えてなくなってしまうのだろうなぁ・・・ 実際には、当たっているようで、全然当たっていないのですが、 まだ読んでいない人が、万が一この記事を読んでしまうといけないので これ以上はやめておきます。 で、読んでみた感想なのですが・・・ 読み終わったあと、しばらく立ち上がれませんでした。 涙するとか、そういうレベルじゃなくて、嗚咽をしながら頭をかかえる感じ。 何度も何度も最後の数ページを読み返し、 旦那の気持で考えてみたり、娘の気持で考えてみたりと、 自分の気持もいったりきたり・・・ 何が正しい答えだったのか・・・ これは、ハッピーエンドとよんでいいのだろうか・・・ などなど、今でも心が揺れ動いています。 愛する者のために、一番良い選択・・・ それはとても残酷なことなのかもしれません・・・ 私は、それでもこの物語は、ハッピーエンドだと思いたい。 旦那さんの気持に応えようとした妻、 妻の思いに応えようとしている旦那 の物語であると思うからだ・・・ こんな人にお勧め 1.東野圭吾が好きな人 2.ともかく涙を流したい人 3.妻との関係がうまくいっていると思っている人 4.最近、娘に違う人格が入ってきているのでは・・・と心配な人 |



