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『おふくろの妙薬』の中に『琴の思い出』と言う随筆があった。
生田流の琴を教えているお姉さんのことなどが書かれている。
三浦さんは、大変お世話になったお姉さんへお誂えの琴を進呈したことがあるそうだ。
その琴で三浦さんの好きな曲を弾いてテープに吹き込んで、時々送ってくれるようになったそうで、ある時、一番懐かしい曲だろうと言って「黒髪」の合奏が送られてきたなどと、琴にまつわる思い出を綴っている。
以前に、このブログでも紹介した、10月7日の日経新聞に掲載された随筆『地唄「黒髪」の思い出』の元になる廣全寺での三曲研究会のことも書かれているので、両方合わせて読まれることをお薦めする。
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/17669660.html
又、早稲田の学生の時に、大隈講堂で宮城道雄が演奏する「六段の調べ」を生で聞いた思い出も書かれている。
《おなじ思い出にも、懐かしい思い出もあれば、にがいばかりの思い出もある。けれども、「六段の調べ」も「黒髪」も、共に私の思い出の名曲であることには変わりはない。》
新聞掲載の随筆で、お姉さんが他所に上げたと言う琴の行き先は、私の母校の中学校に届けられていた。
3面あると言うが、まさか三浦さんがお姉さんに贈ったという琴ではないだろう。
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