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「岩手県の農業産出額で、鶏が逆転1位」
米を抜いたとか。
「チキンと言えば岩手」
その中でも、この二戸地域のブロイラーの生産量は群を抜いている。
今年届いた友人の十文字さんからの年賀状に、「三浦さんの『出刃』という小説を探して」というコメントを頂いた。
それで、早速返答をさせて貰った。
年賀状で依頼されていた、三浦哲郎の短篇小説『出刃』は『木馬の騎手』という本に載っています。
〈村はずれの通称十文字という養鶏場まで…〉と書かれているところがあるので、
内容からすると、十文字君は、既に読んで知っているのでしょうか?
ある村(金田一?)に住む出稼ぎ家庭の少年の物語で、この地域の養鶏業(鶏卵・ブロイラー)事情が詳しく書かれている小説です。
母親がパートで働きに行っている隣町のブロイラー工場を見学する場面が出てくるので、これは三浦哲郎さんが実際に工場見学をして書いたものと思われます。
察するに、十文字君の会社と関連のある物語ではないのかと思われます。
心当りが有ったら教えて下さい。
この作品は、新潮社発行の月刊誌『波』に昭和53年5月号から翌54年4月号まで一年間連載された12篇の作品を収めた中の一つです。
これら12篇は、何れも幼い者を主人公にした原稿用紙ほぼ20枚の短篇になっています。
『木馬の騎手』は、それぞれ新潮社から
単行本 :1979年(昭和54年)10月
限定本 :1981年(昭和56年)9月 限定350部
文庫本 :1984年(昭和59年)1月
が発行されています。
しかし、残念ながら現在は廃刊になっているので、古本を入手するしか有りません。
以前に、ブログに三浦作品の『野』が好きだと書いていましたね
十文字君は読書家のようですから、また、情報が有ったら教えて下さい。
当方のブログに貴方のブログを紹介させて貰いますが、悪しからず。
『きまじめキッチン日記』
http://www.kimajime.com/
この小説の最後は、純朴な子供の持っている本能の空恐ろしさが漂っていて、三浦作品らしい不思議な余韻を感じさせる場面となっている。
『ゆかりの作品』がまた一つ増えた。
全国に養鶏、ブロイラーの関係者が沢山いるので、三浦さんが取上げているこの『ゆかりの作品』を宣伝して、多くの人に知って貰いたいものだ。
波及効果抜群だと思う。
先ずは、地元の関係者が先かな?
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