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ゆかりの場面

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メドツ(河童)の話

メドツについて、早速、三戸町の栗山会員から情報のメールが届いたので、掲載します。
やはりメドツは河童のことだったようです。


河童(メドチ)の話

町の中央を流れる熊原川にまつわる伝説がある。
昔、熊原川の川原で放し飼いの馬がのんびり若草を食べていた。この川には、いたずら好きのメドチが住んでいた。川の中から馬の様子を見ていたメドチは、この馬を川の中へ引きずり込んでやろうと手綱を身にまきつけて川へ飛び込もうとした。馬は驚いて、馬小屋へいっさんにかけだした。さらに驚いたのはメドチである。メドチは頭のてっぺんが皿のようになっていて、この皿に水気があれば怪力がでるが、水気がなくなれば、さっぱり駄目である。
メドチは引きずられて怪力の出る条件は全く失われ、馬小屋に引き込まれたメドチは、ようやくのことでトナ舟をかぶって身をかくした。馬小屋の妖しい物音や馬のただならぬ様子に家の人が飛び出して来た。
トナ舟にかくれたメドチを見つけ、こいつとばかり棒でめちゃめちゃに打ちのめした。
メドチは苦しまぎれに、ありったけの力をふるしぼって暴れ出した。
あわてた家人は、かねて紫の麻布は魔除けだ、と聞いていたので、それを持ち出して叩いた。メドチは急におとなしくなって、手を合わせ「もう二度といたずらはいたしません」と涙を流して詫びた。
主人もかわいそうになって「もう二度といたずらしなければ許してやる」t、きつく言って放してやった。
それから熊原川ではメドチのいたずらがなくなったということです。(三戸町通史)

メドチ(メドツ)の話しは、青森県南、岩手県北の地域では、どこにもこのような内容が少し違うがある話です。


座敷わらしや河童は、遠野で有名になっているが、本来はこの南部地方一体に言い伝えられている伝説だったのだ。
それが同じ南部藩だった遠野にも伝わり、宣伝力のあるあちらの方が、全国的に知られるようになってしまったのだ。

そうなると、金田一にもメドツの話がある筈だから捜し出してみたいと思う。
これは「よりゃんせ金田一」の得意分野なので、相談に乗ってもらうことにしよう。

どうやら小説『駱駝の』もこの地にゆかりが出て来そうだぞ!


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