|
■2010/3/13(土) [ sxd*s37* ]
《『鳥寄せ」の主人公、「おら」は、わたしも女の子だと思います。裏山で見つかった、父っちやの遺品に、「おらと弟のために、赤と青のがまぐちが、ひとつずつ」これが、決定的証拠ではないでしょうか?》
昨日、[ sxd*s37* ] さんからこのようなコメントを頂いた。
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/28098228.html#31547905
これは、以前に掲載された短篇連作集『木馬の騎手』(単行本:1979.S54.10、文庫本:1984.S59.1.新潮社発行) への [ ふなしゅー ] さんの次のコメント
■2009/12/15(火) [ ふなしゅー ]
《はじめまして、現在都内の大学に通う者です。この「鳥寄せ」との出会いが、僕を国文学へ進学させたきっかけであり、そして卒論もこの小説について書きました。ほんと大好きなんです。
ちなみに主人公「おら」は、女の子だと思いますよ。そう読むと最後の縁側に腰かけて鳥寄せの笛を吹く場面は、きっと違う印象を抱くはずですが、どうでしょうか?》
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/28098228.html#31547905
への共感のコメントになっている。
私も誘われて『鳥寄せ」を暫く振りで再読してみた。
なるほど、「おら」と言っている主人公を、先入観で男と思いこんで読んでしまう。
でも、確かに《裏山で見つかった、父っちやの遺品に、「おらと弟のために、赤と青のがまぐちが、ひとつずつ」》の、「赤のがまぐち」は、どう見ても女の子向けのお土産だろう。
鋭い洞察力である。
主人公が女の子であることが証されてみると、また違った印象で読むことができる。
これこそ愛読者たる所以である。
三浦文学の奥深さが、こんなところにも隠されていたのか。
又の情報提供を心待ちにしたい。
この短篇集のそれぞれの作品には、三浦さん拘りの南部弁が、何とも心憎いほど上手く文章化されていて、読みながら懐かしさが込み上げてくる。
今、日常の会話に失われつつある昔の南部弁で綴られているこれらの物語を、上原康樹アナウンサーのような心のこもった南部訛りの朗読でも、是非聴いてみたいものである。
三浦さんは八戸訛りの南部弁で、舞台となっている金田一や一戸とはそれぞれ多少の違いがあるので、それぞれが舞台となっている作品は、金田一訛、一戸訛に拘った朗読にできたら良いと思う。
他のサークルの人達の協力を得て、語り部の発掘をしながら実現してみたいものである。
因みに、[ sxd*s37* ] さんからは、これまでにも私たちの励みになる内容のコメントを頂いているので、振返って掲載してみることにしよう。
■2009/12/29(火) [ sxd*s37* ]
《今年2月、「共通一次で、鳥寄せが出た」と、ここで騒いでしまった者です。理学部へ無事入学しました。その後、三浦先生の作品の素晴らしさに胸打たれ、理科の教員免許の他に、なんと、「学校図書館司書教諭」の資格まで、取得してしまいました。
偉大なる三浦先生に、感謝!》
■2009/2/18(水) [ sxd*s37* ]
《共通一次の2回生です。1980年1月受験生です。国語・現代文に「鳥寄せ」の第4節が出ました。悲しい内容で、そのあとの古文・漢文の試験問題がボロボロ出来なくなったことが思い出されます。》
『鳥寄せ』が収録されている短篇連作集『木馬の騎手』(単行本:1979.S54.10、文庫本:1984.S59.1.新潮社発行)の過去の投稿記事。
■『木馬の騎手』2007/8/4(土)
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/14856249.html#28080836
■『木馬の騎手』2009/2/19(木)
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/MYBLOG/write.html?fid=526377&pid=28098228&.done=http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/28098228.html
これから読む会の3月例会に出席してくるが、最近、出席率が低下しているので、何人集まるか心配だ。
|
4回目の投稿、失礼します。神戸大学理学部地球科学科で、地球物理学を専攻。いわばカリカリの理系です。そんな私たちも、ふと同窓会の席などで、「鳥寄せ」が話題になることがあり、もう青春の1ページでもあります!
2010/3/16(火) 午前 1:17 [ sxd*s37* ]
毎度の投稿、ありがとうございます。
皆さんの青春の1ページに三浦作品が刻まれていることは、感激させられる話で、私どもも大変嬉しく思います。
先日の例会でも話題に取上げさせて頂きました。
これからもコメントをお待ちしています。
2010/3/17(水) 午前 8:04 [ oki*_ ]
それなら、コメントしますね。お次は、どこかの私大あたり、「メリー・ゴー・ラウンド」が入試問題になっているかも・・・。「木馬の騎手」の、華やかな最終作品として、たいへん美しいものですね。ちなみに、「チサ」ちゃんは、何歳でしょう?皆で考えましょう!
2010/3/17(水) 午後 8:46 [ sxd*s37* ]
晩春の情景として描かれているから、「チサ」ちゃんはきっと幼稚園の年長組さんでしょう。仕草や考えなどからもそのように推察できると思います。
出来事に余計な説明がなくても、察しがつくように描かれているところが、短篇なのに奥が深い物語りだと感じさせてくれるのですね。
中々面白い視点で読んでくれているのには、刺激を受けます。
2010/3/18(木) 午後 0:51 [ oki*_ ]