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一戸の家の行方

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三浦哲郎さん家族が暮らしていた一戸の家は借家であった。
住んでいたお姉さんが亡くなって、空き家になってしまうこの建物が今後どうなるのかが、実は今、とても気になっている。

『忍ぶ川』を始め、色々な作品に描かれているこの家は、今まで三浦哲郎さんの実家として存在し、それがために郷里として一戸町が存在していたのである。

『忍ぶ川』に描かれている有名な場面の初夜の夜に、馬橇の鈴の音に誘われて、窓の下の道を家路を急ぐ馬橇が通るのを覗いてる2階のあの場所の家。
次の日、列車に乗って新婚旅行のまね事でK温泉に向う途中に、妻が車窓から「あっ、見える、私の家が見える」と感嘆の声を上げたその家が、もう誰も住まない家になる。

出来ることなら、一度でいいから、多くの作品に描かれているこの家を訪ねて、描写されている家の場面を一つ一つ確認して見たい思いがする。
三浦哲郎文学の愛読者なら、だれしも、同じような思いに駆られることだろう。

この一戸の家の今後の行方がとても気に掛かる。

閉じる コメント(2)

お姉さまがお亡くなりになられたのですね。。
兄姉が次々といなくなるなか、このお姉さまだけがいらっしゃったのに。。
とても残念で、悲しく思います。
この家・・・見学に行きたいな。。喜びも悲しみもこの家から
描かれていたのですね。。
ずっと残していただきたいですね。

2010/3/27(土) 午後 9:10 ゆうゆ♪

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〈喜びも悲しみもこの家から〉の思いを込めて、存続を祈りましょう。
もう、誰も住まなくなるので、所有者の方にご理解を頂けるように、何らかの働き掛けが必要と思われます。果たして……どうなることやら。

2010/3/30(火) 午後 7:03 [ oki*_ ]


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