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電子書籍の発達が加速度を増しているという話題をよく聞くが、日本の出版業界は閉鎖的だから、まだまだだろうと思っていた。
携帯電話でよくニュースを読むことがあり、朝日新聞のサイトを覗くことが多い。
そこには「朝日オトナの本棚」というコーナーがあり、雑誌や書籍の色々な情報を知ることができて、とても便利なのでよく利用している。
やはり、こちらにも電子書籍を入手できるコーナーがあるが、まだ、駆け出しなので、ほんの少ししか掲載されていない。
「立ち読み」というコーナーである。
本屋さんで立ち読みする感覚で、読みたい本を、いつでもどこでも携帯電話で読むことができるようになっている。
費用は420円程度で文庫本くらいの設定になっていて、CDカードにダウンロードされるようになっているので、何度でも読み返しができる。
時には「無料立ち読み」となっている書籍もあり、今は、先日他界された井上ひさしの『青葉繁れる』が掲載されているから、皆さんにもチャレンジしてみることをお進めする。
検索サイトで「朝日新聞」と入力するだけで、上記に掲げたコーナーを探して辿り着くことができるから、なれない人でも簡単に無料書籍を入手できる筈。
このようにして、本を持ち歩く代わりに携帯電話を持ち歩く時代になってしまっている。
掲載リストの書籍はなにも新刊本とは限らない。隠れた過去の評判本も多く見られる。
岩手の作家高橋克彦の本もいくつか掲載されている。
どのような目安で選定されるのか分からないが、ここに載せるからには、お勧め書籍ということになるので、読者が増えることに繋がる。
評判が高まれば、ますます注目されてブームを巻き起こすことになる。
井上ひさし代表作の無料立ち読みはなどは、ブームを起こすための布石ともとれるが、無料に釣られた私も、遂飛びついてダウンロードしてしまった。
今のところ、このコーナーには三浦哲郎の作品が見当たらないのが残念でならない。
この例ひとつを見ても、間違いなく電子書籍の世界は急加速度で進んでいる。
朝日や文芸春秋、講談社などの担当社員の皆さんに頑張って頂いて、三浦哲郎の書籍を電子版に復刻してもらいたい。
そのためにも、愛読者、ファンを増やさなければならないのである。
ゆかりの地の地元が燃え上がれば、いつかは中央からも注目される筈なのだから…。
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