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一戸には、三浦哲郎文学に関して知りたいことがまだ沢山ある。
以前にもこのブログで取上げた九戸城落城を描いた歴史小説『贋まさざね記』という作品に描かれている「郷里の居酒屋」と、そこの常連客たちのことも、まだ解明されていない。
喋れば、忽ち議論になり、まるで、議論するのでなければ話に身が入らないとでも思っているような常連客。つまらないことでものんびり議論に耽っていられるという。そんな居酒屋「魚籠屋」に作者は通っていたという。
「五郎」という主人が大の釣好きで、店の中を釣り道具で飾り付け、軒先には赤提灯のかわりに魚籠(びく)を吊るしてあり、川端にあるから、町の人たちは『岸の魚籠屋』といっていたそうだ。
「郷土史家の志木先生」、「洗濯屋の小田さん」、「遊び人の七やん」。
九戸政実と九戸合戦のことを、橋の袂の銭湯(実在の「松乃湯」)で湯に浸かりながら教えてくれた志木先生とは果たして誰のことだろう。
三浦さんは、実体験を元に書く人だから、昭和34年4月11日から翌年3月までの一年間一戸で過した頃の、モデルになった居酒屋や、実在の人物を探し当てることができるはずだ。
一戸の人達に協力してもらって、探してみることにしよう。
■『贋まさざね記』九戸城落城 2007/4/28(土)
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/10216478.html
■『贋まさざね記』判明 2008/12/12(金)
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/26977323.html
■『贋まさざね記』発表の頃 2008/12/15(月)
http://blogs.yahoo.co.jp/onikosato/27024938.html
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