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三浦作品の『水の中の神話』に描かれている十和田湖底の旧陸軍練習機と思われる機体が発見されて、引き揚げることになるとの新聞記事が、松本会員から送られてきたので、新聞社のサイトでその記事を確認した。
十和田湖底の旧陸軍練習機引き揚げへ協力(2010/09/08)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2010/09/08/new1009081101.htm
戦時中に十和田湖に墜落した旧陸軍の練習機とみられる機体が湖底の地形調査で発見されたことを受け、青森県立三沢航空科学館(三沢市)の大柳繁造館長は7日、同科学館が窓口となり、機体引き揚げを進める方針を明らかにした。
機体撮影に成功した海洋探査会社ウインディーネットワーク(静岡県)の杉本憲一社長と同日会談し、同社から情報提供などの協力を得ることで双方が合意。今後、国や県に資金面の支援を働き掛けていく。
会談は、機体引き揚げに意欲を示す大柳館長や航空科学館の存在を知った杉本社長が持ち掛け、同館で非公開で行われた。
会談後の記者会見で大柳館長は「航空遺産をそのままにしておくわけにはいかない。機体はこの航空科学館に展示したい」と明言した。
杉本社長は「発見された青森の地に機体が展示できればいいのではないかと考えた。引き揚げを積極的に応援したい」と述べた。
大柳館長によると、これまで全国各地の航空機引き揚げでは、資金面で国、県が支援した事例があるという。同科学館としてもまずは、国や県に打診する姿勢を見せた。困難な場合は航空科学館が窓口となり、「引き揚げ資金を集める方法もある」との考えも示した。
『水の中の神話』(1972.S47.1.20角川書店発行)は、昭和38年(1963)7月に集英社より出版されて後絶版になっていた『湖影』という小説に加筆、改題されたものである。
大分以前に出版された作品なので、中々触れる機会に恵まれないと思うが、是非、この機会に、三浦さんの小説『水の中の神話』が注目を浴びることを期待している。
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